学生シンポジウム 2019 第1回

学生シンポジウム
『学生シンポジウム「これからの時代を考える」』は、大阪府下のグローバルリーダーズハイスクールや私立高校、大学から自主参加した学生が、テーマに基づいた講義を受け、議論や発表を行うプログラム。今年度は、テーマ「食」に沿った3回の講義を受け、学生たちが5つの論点から選択して意見発表に臨みます。講義や学生たちの様子など、各日のレポートをお届けします。
第1回
大阪・近畿再起動(ルネッセ)
大阪・近畿の食-昨日・今日・明日
大阪ガス株式会社 エネルギー・文化研究所 顧問
池永寛明講師

学生たちの気づきや発見が未来へつながる
第1回目の講演は、『大阪・近畿再起動(ルネッセ) 大阪・近畿の食-昨日・今日・明日』。大阪ガス株式会社 エネルギー・文化研究所の池永寛明講師が、大阪・近畿の「これまでと今」、そして「これから」を、社会・産業・経済・暮らし・まち・食に関連付けた興味深い話を語ってくださいました。
平成30年間の食の変化、かわりゆく家族形態の理由や課題、人や社会との関係性の変遷などを、学生たちにも身近な事項を取り入れながら、何を考えるべきか、何に気づくべきかを提案しつつ、楽しく話される池永講師。幅広かった話が、徐々に大阪・近畿に絞り込まれて行き、最終的には海外から見た大阪や、江戸時代の大坂、さらには大坂料理にまで話が及びました。学生たちにとって「そうなんだ?」「知らなかった!」が盛りだくさんの時間だったよう。1時間半の講演は終了しました。
その後は各校を混合させた4~5人のグループに分かれてディスカッション。それぞれの気づきや発見をまとめて、代表者が発表します。
「すべてを変える必要がない。変えなければいけないものもあれば変えてはいけないものもあるという池永講師の言葉が残りました。95%を受け継いで5%は新しくしていくというのも文化の継承の一つとおっしゃっていて驚きました」
「味噌汁のレシピが4人分から2人分のレシピに変わり、インスタントも増えたのは家族の形態の変化が理由。それはいろんな食につながっているのではないか?という話になりました」
「お話を聞いて、そういえば考えたことがなかった、そういえば初めて知ったということがたくさんありました。変わるべき、変わらないべきも考えことがなかったし、ブームが次々に変わる理由も意識したことがありませんでした。いろんなことには理由や本質があると知りました」
どのグループもさまざまな意見が飛び出したようですが、いずれも驚きや発見が多くあったようです。
講義解散後は、交流タイム。ここでも学校の枠を超えて情報交換をしたり、池永講師に直接質問したりするなど、学生たちはコミュニケーション力を発揮。学校の授業ではなかなか聞くことができない話に耳を傾け、感心するだけでなく自分の意見を積極的に打ち出していく姿はとてもたくましく、回を重ねることでどのような意見発表へとたどり着くのかに期待が膨らみました。

 

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