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真の英語力をつけ、国際人へに成長を後押しする小林聖心女子学院の英語教育

世界各地に聖心の姉妹校を持つ小林聖心女子学院では、1988年から体験学習や短期交換留学など、国際理解のための多彩な交流プログラムが実施されています。異文化を知り、異なる人種や民族と触れ合う中で、学内で身につけてきた英語力は国際社会でどう生きるのか、自分に何が必要なのかを考え、将来へとつなげていくプログラム。特長は、海外の姉妹校へ訪問し、同じ教育方針や教えを受けている聖心の学校の生徒たちと交流をするということ。そして、単に訪問するだけでなく英語漬けの日々を送りながら真の英語力や国際社会で必要な力を養う明確な目的を持って行われているということです。
今回は、同校が行う国際理解教育のプログラムに参加した生徒たちの声と、それらを後押しする小林聖心女子学院ならではの英語教育について取材しました。
英語力のスキルアップと英検取得が目標校内で完結する放課後英会話教室
オーストラリア体験学習
中学3年生と高校1年生が参加。夏休みに約3週間かけて行われ、ホームステイをしながら、現地の学校で授業を体験する。
現地校 Stuartholme School(オーストラリア/ブリスベン)※聖心姉妹校
Loreto College(オーストラリア/バララット)※提携校
Genazzano FJC College(オーストラリア/メルボルン)※提携校
Oさん(中学3年生)Tさん(高校1年生)
オーストラリア体験学習にについて

【Oさん】『現地の生徒は皆、授業に積極的に参加し、発言が多く、生徒同士、あるいは生徒と先生とのディスカッションも活発に行われていました。また、休憩時間と授業の切り替えがきちんとできているところも素晴らしく、私自身の授業を受ける姿勢や考え方が大きく変わったように思います。生活面では、家族との時間をとても大切にしていて、それぞれ見聞きしたことに関して互いに意見を言い合うなどのコミュニケーションもしっかり取れているところが、素晴らしいと思いました』

【Tさん】『授業に参加する生徒の積極性が印象的でした。疑問に感じたことはすぐに先生に投げかけて、解決・理解を深めようと努力していました。また自分の意見などもしっかりと伝えているのです。ホストファミリーに関しては、他人はもちろん家族に対しても、常日頃からお礼の言葉をきちんと伝える姿がとても印象的でした。例えば、家族にも感謝の気持ちを言葉や態度ではっきり示していて、そういう姿にとても心打たれました。また、家事の分担がしっかりと決まっていて、自分と同い年や年下の子供も皆、家のことを手伝っていることに感心させられました』

現地の授業について

【Oさん】『普段のオーラルの授業で、ネイティブの先生のリスニングが苦手だったのですが、現地の授業を通してリスニングの重要性、そして話すスピードは人によってさまざまだということを実感することができました。自分のリスニングがどの程度のレベルかに気づくことができたことは、今の励みにもなっています』

【Tさん】『現地の人同士が話している英語はスピードが速く、最初は正直、聞き取りにくいと感じたのですが、少しゆっくり話してもらうだけで理解できる部分が広がりました。もっと理解したいという気持ちが、今後もっと勉強したいという気持ちにつながりました。変に物怖じしないで、落ち着いてコミュニケーションを取るように心がければ良いのだと気づきました』

聖心姉妹校短期交換留学
高校2・3年生が参加。3~4月、または夏休みに約3週間~5週間をかけて行われ、ホームステイをしながら現地の学校の授業や行事にも参加する。
現地校 Stuartholme School(オーストラリア/ブリスベン)
Kincoppal Rosebay(オーストラリア/シドニー)
Sacre Coeur School(オーストラリア/メルボルン)
Forest Ridge School(アメリカ/シアトル)
Kさん(高校2年生)Hさん(高校2年生)
短期交換留学について

【Kさん】『留学というと英語を学びに行くという意識で赴いたのですが、実際には英語を学ぶというより英語でさまざまなことを学ぶことができた3週間になりました。以前から文化の違う人達との共生に興味がありましたが、最初に学校へ行ったときは私自身が日本人というマイノリティのカテゴリーに分類されるのだということを身をもって実感しました。その後、クラス全員と学年全員の人に声をかけようと自分で決めて実行したのですが、ある一定の人にはなかなか受け入れてもらえず、うれしくない出来事もありました。でも、あきらめずに声を掛け続けていると、少しずつ変化が見られるようになったことは嬉しかったです。留学前は文化が違うから共生していかないといけないんだという考え方でしたが、実際に多くの人と関わってみて、文化の違いはあって当然だけれども、その違いの間にあるべきものは自動扉のように簡単に開くべきだという思いを強く抱きました』

【Hさん】『私は高1でオーストラリアの体験学習に行ったのですが、自分の語彙力のなさが不安で、ほとんど話ができませんでした。でも今回の短期留学では、勇気を出して話してみたら意外と伝わることがわかり、英語力があるかないかではなく、自分が勇気を持って話すことが大事だと思いました。発音を気にし過ぎて積極的に英語が話せなくなってしまうのは、意味のないことだと知りました』

現地の授業について

【Kさん】『授業では日本にあるような教科を学ぶこともできるのですが、それ以外に心理学やマネージメントなど大学で受けるような授業を受けました。ただ、それらはとても難しい内容でした。難しい単語を知っていてもいざという時には使えないことが多く、使える単語量の少なさが問題なのではなく、自分が持ち合わせている単語力や英語力をうまく組み合わせて思いを伝えていくことが課題だなと感じました』

【Hさん】『私が参加させてもらった日本語の授業のクラスでは、生徒さんたちが知っている日本語を上手く織り交ぜながら、アメリカのいじめ問題などについても話し合うなど、充実したコミュニケーションをしていたと思います。みんな日本のことが好きで、日本名のニックネームを持っていました。他にも、留学生が来たらその国の食事を作って生徒に出す日があり、私達留学生とシェフで一緒に日本食を作って、皆に振る舞ったことが印象に残っています。日本食というと私達はお寿司が好まれるイメージを持っていましたが、焼きそばや照り焼きチキン、抹茶クッキーを作ることになり、これが思いのほか喜ばれたので日本食に対するイメージの違いも感じました』

米国夏期集中英語講座@USD
高校2・3年生が参加。夏休み中の17日間で行われ、14日間はサンディエゴ大学での寮生活、3日間はホームステイをしながら、大学でさまざまな授業を体験する。
現地校 University of San Diego(アメリカ/カリフォルニア州)
Iさん(高校2年生)
米国夏期集中英語講座について

【Iさん】『大学の授業は、リーディング、ライティング、TOEFLの講座、プレゼンテーションの仕方・作り方、教育学など、とてもレベルが高く盛りだくさんの内容で、英語の勉強というよりは、英語を使って勉強をしているという感覚でした。教育学の授業では、これからは自分の意見をしっかりと持ち、世の中に出ていくことの大切さを、英語を通して改めて教えていただきました。大学では、同世代の人たちと気さくに話ができたのは楽しかったのですが、政治をはじめ、国同士の問題や環境などについての話も掘り下げることができたら、より有意義だったのではないかと感じました。そのためには、より難しい英単語も習得していく必要がありますし、それが自分にとっての今後の課題の一つになりました』

現地の授業について

【Iさん】『授業は午前中に3時間、午後に2、3時間。日本と違って、生徒が輪になってディスカッションを行います。自ら積極的に参加しなくてはならず、普段の自分はなかなか積極的になれないので苦労しました。授業では、英語がある程度できること、話せることは前提であって、学ぶべきはそこから先の深いことです。そういう状況の中に身を置くことができたことは、緊張感はありましたがとても充実した学びの時間となりました。リーディングでは差別問題について論じるなど、とても意味のある内容でした。先生方は、さまざまな問題やテーマについて私たちと一緒になって考え、解決しようと歩み寄ってくださるので、物怖じせずに疑問を投げかけ、どんどんコミュニケーションを取ること、伝えようとする気持ちが大事だと学びました』

国際交流プログラムを終えて小林聖心の授業について思うこと
写真左からOさん(中学3年生)、Tさん(高校1年生)、Kさん(高校2年生)、Hさん(高校2年生)、Iさん(高校2年生)

【Oさん】『中1・中2のときは毎日単語テストがあって、それを覚えることで自分のものにしていったのですが、体験学習に行って学校での普段の勉強が大切だったことがよくわかりました。今後も、英語を母国語としている人と、もっと積極的に会話を楽しめるように、より多くの単語を覚えていきたいですし、リスニング能力も鍛えていきたいと思います』

【Tさん】『より多くの単語や言い回しなどを覚えて、リスニング能力を高めていきたいと同時に、授業で習う文法についても内容をその都度、自分の中にしっかり定着させて、今後しっかりと使えるようになりたいと思います』

【Kさん】『3週間の留学体験で、正直もどかしく悔しい思いを何度もしたので、現地で英語に触れるうちに見つかった課題を一つひとつクリアしていき、次のステップへとつなげていきたいと思います。高2の英語の授業では気になる新聞記事をスクラップして、それについて感じたことなどを英語で発表し、ディスカッションを行ってきましたが、そういう普段の授業にもつながっていくと思います。また、少しずつですが、自分が将来どんな道に進みたいかも見えてきたような気がしています。英語を活かした職業に就いて、広く活躍できる人になれるよう努力したいです』

【Hさん】『学校での"Comprehensive English"という選択授業では、トピックが与えられ、10分間でそのトピックについてできるだけ多くの英単語を書きます。また、"Global Issues"という授業では、世界のさまざまな問題に取り組んできましたが、そういった経験がすべて留学に結びついていたと思います。現地で生きた英語に触れるだけでなく、英語で考え、交流できるとても満ち足りた経験となりました。今後は好きな英語以外の教科も大切にしていくことで、もっと知識を深め、視野を広げていきたいと思っています』

【Iさん】『私も学校で"Comprehensive English"という選択授業をとっているのですが、そこではカナダ人の先生が英語で、ジェンダー教育や差別問題などに触れ、ディスカッションをします。そのような文法を学ぶ英語の授業ではなく、積極性が求められる授業は、すごく役に立ちました。講座に参加して、やはり英語で他の国の人と会話をするときには、日本人としての豊富な知識や自分の意見をしっかりと持つことが大切だと感じたからです。今後はさまざまなことに関心を持って、自分の引き出しを増やしていきたいですし、自分自身が日本のことをもっと勉強したいとも思っています。そして大学生になっても再び留学し、英語に囲まれる暮らしをしたいです』

その他の国際交流プログラム一覧
<留学生 受け入れプログラム>
Stuartholme School(オーストラリア)
Loreto College(オーストラリア)
Genazzano FJC College(オーストラリア)
Sacre Coeur School(オーストラリア)※ Kincoppal Rosebay(オーストラリア)※
Stuartholme School(オーストラリア)※
Forest Ridge School(アメリカ)※
マルムティエ学園(フランス)※ 台湾聖心(台湾)※
韓国聖心(韓国)※
AFS留学生年間受け入れ
<小林聖心生 派遣プログラム>
フィリピン体験学習
韓国体験学習
タイ体験学習
カンボジア体験学習
オーストラリア体験学習※
Cultural Exchange Camp in Taiwan
Sacre Coeur School(オーストラリア)※ Kincoppal Rosebay(オーストラリア)※
Stuartholme School(オーストラリア)※
Forest Ridge School(アメリカ)※
米国夏期集中英語講座@USDサンディエゴ大学
※聖心女子学院姉妹校
<a href=http://cocorocom.com/labo/school/96.php>小林聖心女子学院中学校</a>
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