TOP » イベントレポート »  帝塚山中学校 文化発表会・芸術祭「第58回コーラスコンクール」

帝塚山中学校の全学年全クラスが参加して行われる「コーラスコンクール」が、奈良県文化会館国際ホールにて2月13日に行われた。大阪音楽大学や関西二期会の先生方を招き厳正な審査が行われる歴史あるコンクールは、今年で58回目になる。熱気あふれる歌声が響き渡ったコンクールの様子と、演奏後の興奮した生徒たちの声をレポートする。

熱気あふれる歌声が響き渡った歴史あるコーラスコンクール

ホールに入ると、温かな木造りの広いステージが見え、観客席は生徒たちで埋め尽くされていた。人数が多く保護者は同ホールに入れない状況で、小ホールで中継観賞しているらしい。コーラスコンクールは、帝塚山中学でも伝統と人気を誇る学校行事なのだ。
コンクールは3学年の各クラスが1曲ずつ披露。それぞれの学年に金賞・銀賞・銅賞、そして優秀指揮者賞や優秀伴奏者賞が贈られ、さらに全クラスの中から最優秀賞も決まる。生徒たちは早朝や放課後に練習を重ねてきたが、歌声にはクラスの個性や団結力が正直に表れるため、ハーモニーを作るだけでは入賞できない。1曲に様々な魅力を集約して伝えられるように、本番に向けて曲を磨き上げてきた。

ステージ上では1年生11クラス、2年生11クラス、3年生10クラスと間を開けずに次々と曲が披露される。中でもこれまでの経験を踏まえ、「今回こそ入賞したい」「今回も入賞したい」という緊迫した気持ちがせめぎ合う3年生の歌声には、学年差だけではない思い入れの強さが感じられた。
気恥ずかしさをのぞかせて登場しながらも、指揮者が始まりの合図を告げた瞬間、一気に表情が変わる生徒たち。そして感情豊かに全身で伸び伸びと歌い始めると、一体となったクラスから響く心地よい歌声に一気に引き込まれる。帝塚山中学は男女併学という独自の制度を取り入れているため、男子クラスと女子クラスが入れ替わりで登場。声変わりの最中で照れがちな男子クラス、手拍子や配置構成などを工夫した積極的な女子クラスなど、男女の違いがステージから伝わってくることも興味深かった。

3年生は、『WITH YOU』や『3月9日』といった耳馴染みのある曲から、『海と星とお地蔵さんと<夏>』『四国ばやし』『チコタン<なんでかな?><だれや!?>』といった合唱人気曲など多彩な選曲。各クラスともに緊張の発表を終えると、ほっとした顔で早々にステージから去っていくが、しばらくすると裏手から拍手や歓声が漏れ聞こえてきて微笑ましい。
全クラス終了後は、コーラス部、弦楽部、ギターマンドリン部、吹奏楽部がそれぞれ発表。その後にコーラスコンクールの審査結果が発表され、全学年最優秀賞が3年5組『四国ばやし』に贈られた。

スポーツ大会とは異なった結束力や連帯感が求められるコーラスコンクール。楽しみながらも期待に応えた帝塚山中学生たちには、やり遂げたことに対する自信や喜びが貴重な経験として刻み込まれたに違いない。それは1、2年生にとっては来年へ続く力となり、3年生にとっては新たな挑戦をする力となるだろう。
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