TOP » イベントレポート » 大阪学芸中等教育学校 "ユネスコスクール"が取り組む身近な環境問題への正しい理解

ユネスコスクールに加盟する大阪学芸中等教育学校では、中学1年時に「総合的な学習の時間」を利用して環境教育を行っています。2014年度は、4月から7月にかけて「私が未来に遺したいもの」をテーマに各自で調べまとめ、各クラスで発表を行いました。また、9月から12月にかけては、地球温暖化のメカニズムとそれに伴う自然災害の理解を促す事前授業を受けて、「地球温暖化防止啓発ポスター」を制作。そして、2015年1月から3月にかけては、これまで取り組んできた東日本大震災について考える活動の一環として、「放射線について科学的に正しい理解を得るための授業」が中2生も含めて実施されました。今回は、その授業やその後行われた講演会の模様、また、生徒会による環境活動をレポート。ユネスコスクールの一員として、身近な環境問題と向き合う大阪学芸中等教育学校生の様子を取材しました。

放射線について科学的に正しい理解を得るための出張授業

2015年1月15日、環境教育の一環として、製薬会社や大学の有志の先生で構成された「製薬放射線コンファレンス」による出張授業「身の回りの放射線」が行われました。理科実験室にて、「放射能」と「放射線」の違いなどの解説を受け、その後「風船で理科室の放射性物質を集めて測定」「サーベイメーターでいろいろな物の放射線を測定」「霧箱で放射線を観察」などを班に分かれて実習。生徒たちは、身近な放射線に対する関心や興味を膨らませながら、正しい知識を身につけていきました。
反保浩一氏ほか、製薬放射線コンファレンスの方たちによる出張授業。机上には実験で使用する機材が並び、今から始まる実験に生徒たちは興味津々。
反保浩一氏ほか、製薬放射線コンファレンスの方たちによる出張授業。机上には実験で使用する機材が並び、今から始まる実験に生徒たちは興味津々。
反保浩一氏ほか、製薬放射線コンファレンスの方たちによる出張授業。机上には実験で使用する機材が並び、今から始まる実験に生徒たちは興味津々。
反保浩一氏ほか、製薬放射線コンファレンスの方たちによる出張授業。机上には実験で使用する機材が並び、今から始まる実験に生徒たちは興味津々。
反保浩一氏ほか、製薬放射線コンファレンスの方たちによる出張授業。
机上には実験で使用する機材が並び、今から始まる実験に生徒たちは興味津々。
初めての自然放射線測定に生徒たちも真剣に取り組みます。
初めての自然放射線測定に生徒たちも真剣に取り組みます。
初めての自然放射線測定に生徒たちも真剣に取り組みます。
初めての自然放射線測定に生徒たちも真剣に取り組みます。
初めての自然放射線測定に生徒たちも真剣に取り組みます。
身近な自然放射線がどれくらいあるかを「手」や「髪の毛」でも測定。風船で空気中の放射性物質を集めて、その線量に驚く生徒も。
身近な自然放射線がどれくらいあるかを「手」や「髪の毛」でも測定。風船で空気中の放射性物質を集めて、その線量に驚く生徒も。
身近な自然放射線がどれくらいあるかを「手」や「髪の毛」でも測定。風船で空気中の放射性物質を集めて、その線量に驚く生徒も。
身近な自然放射線がどれくらいあるかを「手」や「髪の毛」でも測定。風船で空気中の放射性物質を集めて、その線量に驚く生徒も。
身近な自然放射線がどれくらいあるかを「手」や「髪の毛」でも測定。
風船で空気中の放射性物質を集めて、その線量に驚く生徒も。
霧箱を使った実験。初めて目で見る放射線に驚きの表情。
霧箱を使った実験。初めて目で見る放射線に驚きの表情。
霧箱を使った実験。初めて目で見る放射線に驚きの表情。
霧箱を使った実験。初めて目で見る放射線に驚きの表情。
霧箱を使った実験。初めて目で見る放射線に驚きの表情。

「ほうしゃせん」って何やろか?知ることからはじめよう講演会

『「ほうしゃせん」って何やろか?知ることからはじめよう』と題された中1生対象の講演会。全国の製薬会社で放射線を使い、新しい薬を生み出している集団「製薬放射線コンファレンス」の一員、佐瀬卓也氏(自然科学研究機構:除染情報プラザ登録専門家)がお話してくださいます。講演は、“放射線の役割”からスタート。東日本大震災やその後の福島での放射線、医療で用いられる放射線まで、「放射線とは何か」がとてもわかりやすく、生徒たちも幅広い視野を培ったようです。この講演会は、除染情報プラザ<環境省と福島県による震災情報提供機関>の協力で行われました。
製薬放射線コンファレンスの佐瀬氏による講義
製薬放射線コンファレンスの佐瀬氏による講義
製薬放射線コンファレンスの佐瀬氏による講義
製薬放射線コンファレンスの佐瀬氏による講義
製薬放射線コンファレンスの佐瀬氏による講義
東日本大震災から4年。福島県の原発災害や現在の復興の様子を聞き、感じた思いをアンケートに記入。

製薬放射線コンファレンス様から生徒へのメッセージ

反保浩一氏
我々が社内で教育する時も、放射線の危険なラインと危険ではないラインを見極める事、理解して正しく怖がる事が一番重要だと思っています。杓子定規に怖いというのではなく、内容を理解して正しい知識に基づいて学ぶことが一番大事だと思うのです。生徒の皆さんには、いろんな事に興味を持ち、その中から世の中にはこんなものもあるんだなということをまず知ってもらいたいですね。
川村義博氏
生徒さんたちは、「放射線」という言葉自体は聞いた事があると思うのですが、身の周りにあるというイメージはなかったと思うんです。出張授業によって、こんな所にも放射線があるんだと意識したり、興味を持ってもらえたりしたらいいなと思っています。例えば、放射線を利用した最も身近なものはレントゲン撮影ですが、その他にもガン治療といった医療分野、タイヤのゴム性能強化といった工業分野等にも使われているんです。「原爆など怖いイメージもありますが、正しく使えば有効利用できる」ことも知ってもらえればと思います。
<a href=http://cocorocom.com/labo/school/32.php>大阪学芸中等教育学校</a>
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