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2013年度、近畿大学附属高等学校に導入されたICT教育の新たなシステム。生徒全員に1台iPadを配布し、各授業や連絡事項、学校行事などにICTを活用する先進的な取り組みは、学校・教育業界だけでなく、TVや雑誌・各種メディアへも多数取り上げられるなど、全国的な反響を呼んでいます。



そして2014年には満を持して、中学校にもICT教育が導入されました。中学生全員にiPadを配付し、各教室に設置されたWi-Fi環境と電子黒板機能を備えたプロジェクターを活用した、双方向の授業を展開しています。
今回は近畿大学附属中学校で実施されている、最先端のICT教育の様子をレポートします。

まずは電子黒板で講義。
使用したスライドデータは生徒全員に
その場で配信、ダウンロードされます。
星の砂について説明していると、偶然、星の砂を持っている生徒が。すぐにiPadのカメラを通して、電子黒板に映します。
次はグループ学習に。
数種類ある「堆積岩」について、各自が分担し、
調べてレポートを作成します。
慣れた手つきでiPadを操作する生徒たち。まずはインターネットを使って、担当する「堆積岩」の画像や特徴について調べます。
インターネットで調べた画像・説明を、ロイロノートというアプリに落とし込み、スライドを作成していきます。
各自が作ったスライドを、生徒間通信で共有してグループのレポートが完成。完成したレポートはデータで先生に提出します。
ICTというと利便性や効率性が注目されがちですが、電子黒板やiPadを介して、自分たちで調べ、相談し、レポートを作成し、共有するというプロセスを通して、生徒たちが積極的に授業に参加している様子が印象的でした。従来の講義中心の授業に比べると、生徒たちの学習内容への興味・関心がより深まっていることは間違いありません。

まずは2014年に入学した中1生へのインタビューです。
:入学する前からデジタルデバイスを使用していましたか?
楠瀬くん:はい。家にiPadがありました。
平川さん:私も旧型のiPadがあったので、触ったりはしていましたが、入学前はどのように勉強に使用するのか、イメージできませんでした。
:では入学後、実際に使ってみていかがでしたか?
平川さん:勉強に使うアプリの操作に初めはとまどった面もありましたが、すぐに使い方にも慣れました。
:どのような場面でiPadを使う良さを感じましたか?
楠瀬くん:課題が与えらえれた時など、自分の考えや答えをiPadから先生に送信して、その場で電子黒板に映して、それを皆で見れるのがすごいと思いました。
平川さん:私も、自分の答えだけでなくクラスの皆の答えが一斉に見れることに驚きました。
楠瀬くん:ほかにも、電子黒板はカラーの画像なので見やすいです。
平川さん:社会の授業で、地図の説明を電子ペンで指しながら説明してくれるのも、とてもわかりやすいです。
:インターネットを使った調べ学習はどうですか?
平川さん:WEBサイトがとてもたくさんあるので、自分の知りたい事や情報がどこにあるのかを探すことが、まだ難しいです。
楠瀬くん:僕は、学校の勉強以外にも、気になった事や疑問があったりすると、休み時間なんかに調べたりするようになりました。
:ありがとうございました。
続いては2013年に入学した、中学2年生へのインタビュー。
:中1の時は通常の授業・勉強をされて、中2からiPad等が導入されましたが、もうiPadには慣れましたか?
宮川さん:はい。最初はとまどったけれど、すぐに使いこなせるようになりました。iPadをはじめて貰った時はとても嬉しかったことを覚えています。
徳野くん:僕も、iPadをどういう風に授業や勉強で使うんだろうと思っていましたが、今ではだいぶ慣れました。
:iPadが導入されてどういうところが変わりましたか?

英語のデジタル教科書

徳野くん:いろいろありますが、例えば僕のiPadには英語のデジタル教科書が入っていますが、去年までなら単語の読み方等は教科書に書き込んだりしていました。iPadであれば画面上の単語の部分をタッチするだけで、ネイティブの発音が流れてくるので、そういったところはとても変わったと思います。
宮川さん:私も英語の発音がきちんと聞けるようになってとても助かっています。中1のときは、普通の教科書で先生が読んでくれた発音を、帰ってから自分で発音記号を調べたりして復習してもわかりにくかったのですが、デジタル教科書ならいつでもすぐに聴くことが出来ます。
:家庭ではどのように活用していますか?
宮川さん:宿題の一部はインターネットを通じて配信されるので、それを学習したりします。わからないところがあれば無料で使える辞書サイト等を活用しています。
徳野くん:プリントの宿題を万が一なくした場合でも、iPadにデータがあるので家で印刷できますし、試験範囲もデータで管理できるので、とても便利になりました。
宮川さん:学校や担任の先生からの連絡事項も、「サイバーキャンパス」というシステムを通して配信されるので、とても便利です。
徳野くん:この前、大学の医学部を見学する機会があったのですが、そのレポートもiPadを使って作成しました。その時も、わからないことがあればすぐにiPadで調べることができてとても便利でした。
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