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金蘭会中学校7つの習慣J®チャレンジカップ2012校内発表会

 2012年3月9日、金蘭会中学校で「チャレンジカップ2012」の校内発表会が開催された。
「チャレンジカップ」とは、一般社団法人日本チャレンジ教育協会が主催する、小学生~大学・専門学校生を対象とした「自分で決めた目標に挑戦する」大会であり、金蘭会中学校は2年前から授業の一環として参加している。今回、金蘭会中学が独自に開催する「チャレンジカップ校内発表会」の様子を取り上げるべく取材に伺った。
金蘭会中学校7つの習慣J®チャレンジカップ2012グランプリ
 「チャレンジカップを通して、日常的に目標達成の意識を持つように」
校内発表会はチャレンジカップ本大会とは別に、金蘭会中学校が独自に開催している大会だ。生徒たちに発表の機会を与えるとともに、先輩の発表を1年生が聞くことで今後の参考にするという狙いもあり、2年前より実施されている。
 校内発表会ではエントリー者の中から選抜された8名が壇上に上がり、パワーポイントなどのアプリケーションソフトを用いて自らまとめた資料をプロジェクターに投影しながら発表を行う。
 「パワーポイントなどの操作方法を、特にみっちり教えた訳ではないのですが、生徒たちは1週間程度で大勢の前で発表する資料を作り込みます。その習得能力には私たちも毎回驚かされます」と上松隆司先生。
 そもそも金蘭会中学校がチャレンジカップに取り組みはじめたのは、週に1回道徳の時間に実施している「7つの習慣J®」という授業と関わりがある。
 「『7つの習慣J®』では目標を実現するための方法を、ゲームや話し合いをしながら学習していきます。そこで習った習慣を応用する形で、授業の後半から『チャレンジカップ』へと取り組みます」とのこと。金蘭会中学校7つの習慣J®チャレンジカップ2012グランプリ今回の発表の中にも、授業内で教わった「終わりを考えてからはじめる」や「WinWinを考える」などを手段として取り入れている生徒が多くみられた。「『7つの習慣J®』の授業は週に1回ですが、「習慣」を根付かせるためには週に1回の授業では足りないという懸念が以前よりありました。しかし『チャレンジカップ』に取り組み始めてからは、授業以外の時間を用いてチャレンジを達成しようとする生徒達が多く見られ、日常的に目標達成の意識を持てるようになったと思います」とのこと。その言葉を証明するかのように、今回の学内発表では授業時間外の時間を用いたチャレンジが多く発表された。先輩の様子に中学1年生は時折驚きながら、静かに聞き入れていた。
★「7つの習慣J®」の授業とは?
アメリカのスティーブン・R・コヴィー博士が歴史的な偉人やスポーツ界、ビジネス界など様々な分野で活躍した人たちの「共通する習慣」を体系的にまとめたもので、全世界で1500万部もの販売を記録するベストセラー。これを小・中・高校生向けにアレンジ・開発したものが「7つの習慣J®」。金蘭会中学校では専門の資格を持った「ファシリテーター」と呼ばれる本校教員が担当し、ゲームやクイズ、話し合いなどを多く取り入れ「生徒参加型」の授業を道徳の時間に行なっている。
  → 関連記事:田中好浩先生「先生に聞こう!」
金蘭会中学校7つの習慣J®「チャレンジカップ2012~校内コンテスト~」審査結果 (審査方法:選抜発表者8名の中から、参加生徒1人1票の投票において優勝者を決定)
金蘭会中学校7つの習慣J®チャレンジカップ2012グランプリ 中道らん さん 金蘭会中学校7つの習慣J®チャレンジカップ2012グランプリ
中道らん
さん
「自分に合ったテスト対策勉強法を見つけ、期末テストの勉強をし、全教科で90点台を取る。」
(※発表内容を要約して掲載しております)
課題 テスト前に勉強の優先順位がつけられない、計画を立ててテストに取り組みたい。
解決策 テスト前の計画を作り、自分に合った勉強法を見つける
手段1 生活リズムの中に勉強を入れ、1日の中で勉強時間を確保する
方法 1日の時間を円グラフ化。1日の中にスキマ時間が多くあることが判明
電車の中などの移動時間に宿題や勉強を
手段2 教科に合った勉強方を考える
方法 教科ごとの勉強法を分析、教科ごとにオリジナルの勉強ノートの作成。
結果 ゴールを達成。全教科90点台を獲得
感想 今回のチャレンジを通して、優先順位をつけて行動することを考えるようになりました。また、無理すると続かないことがわかり、1日の中に息抜きをする時間を計画的に設けることで、継続的な勉強ができることもわかりました。「継続は力なり」という言葉のように、勉強は普段の積み重ねが基礎になってできているものだと思います。今回のチャレンジを通して「ケアレスミスが多い」という課題も見つかったので、今後も予習・復習のサイクルは崩さず続けていきたいです。
金蘭会中学校7つの習慣J®チャレンジカップ2012グランプリ
円グラフにして分析した1日の時間
金蘭会中学校7つの習慣J®チャレンジカップ2012グランプリ
重点箇所を書き込むため、プリントをコピーして使用
金蘭会中学校7つの習慣J®チャレンジカップ2012グランプリ
電車の中で学習できるオリジナルの勉強ノート
【追記】今回の中道らんさんの発表が後日の全国審査の結果、優秀賞8チームの1つに選ばれ、4/22(日)に東京日経ホールで行われる全国大会「チャレンジカップ2012グランプリ決定戦」に出場が決定いたしました。
★準グランプリ 孫総美月
さん
「1/31までに小説を50冊読み、読書レポートを書く」
金蘭会中学校7つの習慣J®チャレンジカップ2012グランプリ
★準グランプリ 広瀬楓夏
さん
「震災があった今、私たちにできること、家族で節水・節電にチャレンジ」
★特別賞 西野未理佳
さん
「気象予報士学科試験に合格する」
金蘭会中学校7つの習慣J®授業を振り返っての感想(一部抜粋で掲載しております)
中学1年:今井
さん
「相手に対する、正しい反応を考えるようになりました」
今まで私は自分の感情のまま発言したり、行動してしまうことが多かったです。周囲からの刺激に対してコントロールが上手くできずにいました。でも授業の中で「刺激を受けてから反応するまでの間にスペースを開けてどう反応をすればいいか考える」という習慣を教わり、考えを変えることできました。正しい判断、行動できるようになったことで、失敗や後悔が前より少なくなったと実感しています。
中学2年:北川
さん
「WinWinを意識することで、相手の気持ちを考えるようになりました」
中学2年生になり、1年生の時よりもより多くのことを授業で学ぶことができました。その中でも一番よかったのは「WinWinを考える」という授業です。私は今まで思ったことを口に出してしまう方でしたが、この授業を通して「相手の気持ちを考える」ということを考えるようになりました。「こんなことを言われたら嫌かなぁ?」など、相手の気持ちに立って考えることが体に染み付いたように思います。中学3年生になったら「7つの習慣J®」の授業がないので、今まで身に付けたことを活かして生活していきたいと思います。
金蘭会中学校7つの習慣J®参加されたご父兄の感想(一部抜粋で掲載しております)
中学2年生のお母様
「金蘭会の生徒には、皆きちんとした考えや行動力があるように思います。」
「7つの習慣J®」の授業の効果でしょうか?金蘭会に通う生徒は、今の子どもたちがなんとなく学校に行っているのと違うように感じます。発表を聞いて、どの子もきちんとした考えや行動力があるように思いました。
中学1年生のお母様
「娘の口から「ゴメンネ」という言葉が出るようになりました。」
入学当初と今とでは、娘が大きく成長したように思います。“我”ばかりにならず、人の意見を聞くようになり、「ゴメンネ」という言葉が出るようになりました。素晴らしい授業を受けられることに感謝しております。
中学2年生のお母様
「少しずつプラスにしていける方法を教えてもらっている」
自分がどうすれば進歩していくのか、相手と上手くやっていけるのか。それが自然と身について行動に移していけるのは、中学生のこの時期に少しずつプラスの考え方していける方法を教えてもらっているからだと思います。
<a href=http://cocorocom.com/labo/school/50.php>金蘭会中学校</a>
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