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先生に聞こう 神戸国際中学校・高等学校
地球規模の視野で語学力と国際感覚を磨き、世界で活躍するグローバルな人材を育成する神戸国際中学校・高等学校。その一貫として中学1年生から、英語のみならずフランス語の授業も必修科目に。 開校以来、そのフランス語をチームティーチングで24年間も教えられている2人の先生にスポットを当てました。
<大島先生>日本の文化に魅了されてフランスから来日
大島先生

大島先生はどちらのご出身ですか。

大島先生 フランス南部のマルセイユという街です。海と自然に囲まれたのどかな港町で、本校のある神戸のような雰囲気です。
教師を志したきっかけを教えてください。
大島先生 学校の教師をしていた祖母の影響が大きいですね。休みになると祖母の家に行っては、いろいろと教わりました。祖母は特に歴史や古い文学が大好きで、とても興味深い話をたくさん、私たち兄弟にしてくれたんです。その影響もあって、小学校のときは先生役を演じて、弟によく勉強を教えていましたね(笑)
日本に興味を持ったのはいつ頃からですか。
大島先生 それも小学校のときに祖母の影響を受けてからです。祖父や父がアジアにいた時期があったこともあり、家には日本の家具などのアジアン雑貨があったんです。装飾の美しさに惹かれましたね。そこから着物やお花、お茶など、日本の文化を勉強するようになり、いつかは日本に行ってみたいという気持ちになったんです。
大学時代には、選択授業で日本語を学ばれたそうですね。
大島先生 私が大学に入学した年に、日本語の授業が選択できるようになったんです。そのリヨンの大学で日本人の主人と出会い、婚約した後に来日しました。
日本に来られたときの感想は?
大島先生 来日する前は江戸時代や明治時代のように、男性も女性も着物を着ているものだと思っていましたがまったく違っていましたね(笑)。でも日本の文化に慣れないとか、カルチャーショックを受けたりはありませんでした。義毋も私に優しく接してくれ、日本料理もたくさん教えてくれたんです。
来日されてすぐに学校の先生になれたのですか。
大島先生 来日当初はカルチャーセンターなどでフランス語を教えていました。本校が開校するタイミングで、フランス語の教師に就任することになったんです。
<大島先生>フランス語の授業を通じて生徒の想像力も引き伸ばす
大島先生
授業を行なううえで大切にされていることを教えて下さい。
大島先生 私が教えている内容をしっかりと理解できているかを、授業をしながら同時進行でチェックすることですね。特に復習や聞き取りには重点を置いています。
今年から新しい取り組みをされているそうですね。
西岡先生 これまで発音記号をローマ字で表記していたのですが、今年から具体的にフランス語で明記することにしたんです。高校までの6年間もフランス語を勉強しますし、先々のことを考えると思い切って発音記号を変更するのが良いだろうと考えたんです。最初は理解できないかもしれませんが、繰り返すうちに身に付くようになります。テストで出すことはしないのですが、目標としてはフランス語をしっかりと読んでもらうことです。
授業の中では語学だけでなく、想像力も引き伸ばすとお聞きしました。
大島先生 例えばあるとき、テキストに<la tour Eiffel>(エッフェル塔)という新しい言葉が出てきた際、私は生徒たちに「La tour Eiffel est le symbole de Paris」(エッフェル塔はパリのシンボルです)と言いました。Symboleは英語のシンボルとほとんど同じ発音であるので、それに気づき「パリのシンボル=エッフェル塔」と連想してもらい読み取ってほしいと考えたからです。そのように想像力を働かせて学んでほしいと思っています。
<西岡先生>初代校長である父の影響でフランス語の教師に
西岡先生
西岡先生が先生になられたきっかけを教えてください。
西岡先生 両親を含めて祖父母の代から教員の家系で育ったこともあり、自然と教師を志すようになりました。
フランス語に興味を持ち始めたのはいつ頃ですか。
西岡先生 国際的な視野を持つことに強い信念を持った父が、私が学生時代にフランスへ何度も足を運んでいました。父からのその話を聞き、「フランス語もグローバルな知識を得る入口の一つなんだ」と少しずつ興味が湧くようになり、フランス語が好きになったいったんです。当初は英語を勉強していたのですが、現在フランス語を教えているのは本当にご縁だったと思っています。
<西岡先生>フランス語に対するモチベーションを上げるのも大切
西岡先生
お二人がチームティーチングを行なううえで困難なことはありましたか。
西岡先生 最初はもちろん試行錯誤があり、慣れるまで少し時間がかかりましたが、特筆するような困難な出来事はありませんでした。家族といるよりも長い時間を大島先生と共有しているので、今では先生の動きを見ただけで生徒に何を伝えようとしているのかがわかるくらいです。
お二人の中でルールはありますか。
西岡先生 大島先生は日本語が流暢なのですが、授業中は何か伝えたいことがあってもフランス語のみで話すようにしてもらっています。生徒には分かってもわからなくても、たくさんの生きたフランス語を聞いてもらうことが狙いです。もちろん授業が終われば、大島先生は優しい関西弁で楽しく生徒とお話してくれますよ。
生徒にはどんな人に育ってほしいですか。
西岡先生 大島先生もおっしゃったように、生徒にはクリエイティブな発想が持てる人間になってほしいですね。与えられた問題を解くだけでなく、能動的な人物に育ってもらうのが目的です。その手段の一つとして、本校はフランス語を強化しています。さらにグローバルな人間になるためには、思いやりを持つことも重要。世界に出れば文化の異なる人ばかりに出会うので、一人ひとりに対してシンパシーを持つことはとても大切なんです。実際に大島先生も来日して異文化に溶け込んだ1人です。その先生の背中を見て、我々が考える世界で活躍する人間に育ってほしいですね。
今後の取り組みについて教えてください。
西岡先生 これまでは高校生だけだったのですが、今年から中学生もフランス語による演劇を行なうことになりました。オーディションを実施して配役を決めるなど、生徒も真剣そのものです。暗誦による発表も確かに良いのですが、何か変化を持たせられないかと大島先生と相談した結果、フランス語に対するモチベーションの向上も期待して演劇になりました。当日は新入生も見に来るので、彼女たちも「私もやってみたいな」と思ってくれると嬉しいですね。
<大島先生&西岡先生> グローバルな視点が持てるよう2カ国語を同時に勉強
大島先生
お二人にお聞きしたいのですが、教師になって良かったなと思った出来事はありますか。
大島先生 「中学・高校の6年間が楽しかった」や「大学でもフランス語の勉強をしています」など、卒業した生徒たちから感謝の言葉をもらったときですね。いつも生徒に厳しく接しているのに、とても慕われていたんだなと感じています。
西岡先生 先ほども言ったように、授業中はフランス語だけで大島先生と会話をするのですが、それを見て生徒から「いつかは先生のようにフランス語をマスターしたい」と言ってもらったことですね。ちなみに中にはフランス語をもう一度勉強したくて、勤めていた会社を辞めて大学に通い直した生徒もいます。今年、教育実習生としてその生徒が本校に戻ってくるのですが、早く顔が見たいですね。
生徒を本当の子供のように可愛がられていますよね。
大島先生 フランス語を教えるだけでなく、自分の子供のように思うからこそ必要があればしっかりと注意し、逆に問題が解ければ「トレビアン!」ます。
西岡先生 本当にその通りだと思います。頭ごなしではなく、ちゃんと説明したうえで注意することも大切だと思います。関わる中で生徒から学ぶことも多いですね。
大島先生
最後に神戸国際中学校・高等学校の魅力をお願いします。
大島先生 関西の学校では珍しく、第2外国語が学べるのが大きな魅力だと思います。フランス語が6年間も学べるうえ、チームティーチングですから日本人の教師も常駐しているので、不明点があってもその場で解決できるんです。12歳の子供が2カ国語を勉強することに対して不安を抱かず、チャンスだと思って本校の門を叩いてください。
西岡先生 2カ国語を同時に学ぶことで文系・理系に関係なく、これからの社会に大切なグローバルな視点が養えると考えています。「大変そう」「難しそう」と思わず、これを誇りと感じてほしいんです。また授業を通じてクリエイティブな考えを伸ばしたり、時間を区切るチャイムがなかったりと、本校では自主性を重んじた取り組みをしています。その6年間の生活が、今後の人生で絶対に役立つものだと確信しています。とてもアットホームな校風で、さらに少人数のクラス編制できめ細やかな指導をしているのも強みです。本校の扉を開いて頂ければ有り難いですね。
2015年2月24日 更新
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