TOP » 学校力レポート » 神戸龍谷中学校・高等学校 「アットホームで温かく、素をさらけだせて、自然体でいられる場所」

神戸龍谷中学校・高等学校 卒業生インタビュー 「アットホームで温かく、素をさらけだせて、自然体でいられる場所」

神戸龍谷中学校・高等学校は、90年の歴史を受け継ぎながらも2002年に神戸龍谷高等学校と改称して男女共学化になり、2005年に神戸龍谷中学校を開学して、意欲的に進化・発展を遂げてきました。少人数体制だからこその生徒と深く関わる親身になった手厚いサポートで、確かな学力と将来につながる人間性を育む同校。中学校からの6年間、神戸龍谷ならではの環境で一貫教育を受けた現在20歳の二期生4人と彼らの学年主任だった竹内先生に、同校の魅力について話をうかがいました。 
※「成人を祝おう会」に2期生が集まった際に取材しました。

自分の長所を伸ばしてくれて、自由に伸び伸びと楽しめる学校

卒業して2年ということですが、振り返ると神戸龍谷中学校・高等学校はどんな学校でしたか。
【榎本さん】中学のときは「生活ノート」というものがあって、その日の出来事や感じたことを書くと先生もそれを読んでアドバイスしてくれるんです。そういう生徒との細かな関わりを重視している学校でした。学校が小さく、少人数ということもあるのですが、アットホームで、温かく、自分にとっては、素をさらけだせて、自然体でいられる場所でした。

【荒尾さん】アットホームというのは、確かにそうですね。先生と生徒の距離も近いし、僕はやんちゃだったと思いますが、そんな僕にもめげずに指導していただいて、今になったら感謝しています。僕は特に服装など生活面の細かなところまで指導していただきましたが、今その大切さがわかります。


緑豊かで明るい青谷学舎の教室
【谷口(祐)さん】僕も先生との距離が近いことが良かったですね。自分自身が自己主張のできる性格ではなく、生徒が多いと埋もれていたかもしれませんが、人数が少ないぶん先生からよく声をかけてもらったり、気にかけてもらったりしながら6年間過ごせたことは、とてもありがたかったです。

【谷口(和)さん】人数が少ないぶん、クラスも男女関係なく仲良くできました。あと、いろいろなことがありましたが、よく思い出すのは毎朝電車に乗って通学して、学校でみんなとしゃべっていたことなので、毎日が楽しかったんだなと思います。
神戸龍谷で取材させてもらうと、先生からも生徒との距離が近いという話が出てきます。どういうところで先生との距離が近かったと感じられたのですか。
【榎本さん】自分が何かを始めたいなと思ったときに、先生はその気持ちを汲み取ろうとしてくれるんです。例えば、私たちはこの学校ができたばかりのときに入学したので部活が少なかったのですが、こういう部活をしたいと言ったら、先生が協力をしたりアドバイスをしてくれたりしました。私は卓球部を作りました。

【荒尾さん】僕はサッカー部を作らせてもらいました。小学校のときにサッカーをしていて、学校でもどうしてもサッカーがしたかったんです。グラウンドが小さく、コーチもいなくて、サッカーができる環境ではなかったのですが、僕たちがなるべく活動できるように先生方も協力してくれましたし、サッカーに詳しくない女の先生が土日も練習や試合に付き合ってくれて、いろんな問題が起こる中で親身になって支えてくださいました。他にも中学3年生のときに個人的にチベット問題に取り組んだのですが、そのときも「二楽艸堂」(小講堂)で時間をもらって、みんなの前で発表をさせてもらいました。
【谷口(和)さん】谷口(祐)くんと僕は中学生のときに漫才コンビを組んだのですが、中学を卒業しても中学の文化発表会に先生が呼んでくださって披露をするなど、ことあるごとに機会を作ってもらいました。


文化発表会
【榎本さん】私はバイオリンをやっていて、チェロをやっていらっしゃる竹内先生と一緒にアンサンブルをしようということで同じように発表する場を設けてもらったこともあります。学校が柔軟で、他の学校の子と話をしていてもうちの学校は違うなと思っていました。自分の長所を伸ばしてくれて、自由に伸び伸びと楽しめる学校でした。

【竹内先生】もちろん難しいこともときにはあるのですが、100%でなくても何とか実現できればという思いで教員たちは臨んでいます。

始めることに躊躇せずに動けるのはこの学校での体験から

神戸龍谷の環境やそこで育まれたことが、今の自分に生きているなと思うことはありますか。
【荒尾くん】僕の場合はサッカー同好会を作らせてもらったことで、普通の部活とは違いマネージメント的なことも経験できたし、学年を超えて先輩後輩と仲良くできるようになりました。卒業して2年経ちますが、今でも後輩から相談を受けたり、一緒に食事に行ったりしています。2年前に部に昇格したのですが、キャプテンとして1からチームを作らせていただいたことは貴重な経験です。

【谷口(和)さん】僕はこの学校に入ったことで明るくなりました。それは、この環境で作られたところが大きいかなと思います。


カナダ語学研修
【谷口(祐)さん】入学当時は周りの目を気にして、閉鎖的になってしまうところもありましたが、6年間を過ごした中で先生や友達に支えてもらって、自分自身を前に出すことができるようになったところが成長ですね。

【榎本さん】私は他の人よりフットワークが軽いのかなと思うことがよくあります。例えば建築学部なので、本などで興味を持つ建物を見つけることがあるのですが、そのときもすぐに見に行くための行動に移せるんです。今、みんなの話を聞いていて、何かを始めることに躊躇せずに動けるのは、この学校での体験から来ているのかなと思いました。
行事が多いことも神戸龍谷ならではですが、印象に残っている行事はありますか。また、行事が多いことで良かったことは?
【荒尾くん】「カナダ語学研修」ですね。僕は家族が住んでいるので海外に行くことが多いのですが、家族がいると海外の文化を学ぶという意識を持つことはないんです。だから、初めて自分1人でホームステイをして、なかなかコミュニケーションがとれず苦労した中で、海外に出ていきたいという気持ちを持つ良いきっかけを与えてもらいました。行事は、普段そんなに話さない人とも話したり、一緒に行動したりするので、協調性も生まれる良い機会でした。


スキー合宿
【谷口(和)さん】学校とは違う面が見られて、先生ともより仲良くなります。

【谷口(祐)さん】それに行事が多いと、いろんなことが体験できるんです。「耐寒登山」とか、「北海道スキー実習」とか、「カナダ語学研修」とか、それぞれは他の学校でもやっているかもしれませんが、すべて体験できる学校はなかなかないと思うんです。その体験が、卒業しても抵抗なく「またやってみよう」と思えることにつながっています。

【谷口(和)さん】新しいことにも、物怖じしなくなるんですよ。


桜が美しい青谷学舎の校門
【榎本さん】もともとこの場所は学校ではなかったそうなのですが、庭が整備されていて、校内はとても風情があるんですね。春は門の前に桜が咲いてきれいだし、秋にはハロウィンを楽しみます。お正月には百人一首大会や耐寒登山があって、季節を楽しむ行事も多彩です。行事は別にやらなくてもいいことかもしれませんが、勉強だけでは学べないきっかけを与えてもらうことで、私たちが何かしら経験したり発見したりしていたんだなと今になって思います。

【竹内先生】勉強が大切というのは中学生・高校生には当たり前のことです。それに加えて、どんな体験や経験、成長をしてもらえるかを本校では大切にしています。もちろん勉強を通してでも成長はしますし、勉強をしなくていいから行事をするのではなく、机の上の勉強ではないところから学びとってほしいと思ってやっているのですが、話を聞いているとみんながそれを受け止めてくれていたんだなと感激しています。

意欲的にのぞめばできるところがこの学校の魅力

クラスはどんな雰囲気でしたか。

6年間で大切な友達を作る
【谷口(和)さん】良い友だちができるのは間違いないです。すぐ仲良くなります。少人数というのもありますが、先生方が良い方向にコントロールしてくださるんです。

【谷口(祐)さん】少人数だからって全員と仲良くしないとわけでもなく、普段は気の合う友達と気の合うことをして、行事で一気に団結するんです。

【榎本さん】6年も一緒にいるとお互いのことを知り尽くして言いたいことを言える関係ができました。喧嘩もするのですが、そのときにお互いが向きあえて、その人の深い部分を知れる機会になって、もっと仲が良くなることも多かったです。大学に行っても遊んでいるし、この学校で作った関係はずっと続いていきそうな気がします。

【荒尾さん】先輩後輩もすごく仲がいいので、その関係も続いていくと思います。
では最後に読者に神戸龍谷中学校の魅力をメッセージしてください。
【谷口(祐)さん】やっぱり先生とも友達とも距離が近い、温かいというのがこの学校の一番の特徴かなと思います。何かあったときも先生に相談に行きやすいし、何もなくても職員室によく行っていました。自分が何かやりたいと思ったら応援してくれますし、ダメな場合も先生が一緒に考えてくれてアドバイスをくれますから、気負う必要がないんです。いい意味で個性的な先生が多いのも特徴です(笑)。

【榎本さん】授業は結構厳しいです。

【谷口(祐)さん】そうですね。先生と距離は近いと感じますが、授業などきっちりするところはしていました。でも厳しいだけではない。そのメリハリが良さですね。

【荒尾さん】アットホームな雰囲気の中で、友達関係や友達に近い先輩後輩関係ができます。

【榎本さん】意欲的にのぞめば、それができるところがこの学校の魅力ですね。相談しながらですが、やりたいことがやれる。それに尽きると思います。

【谷口(和)さん】大変なこともあるかもしれないけど、卒業したらいい思い出をいっぱい作らせてもらったなと思える学校です。


「成人を祝おう会」に集まった2期生たち
【竹内先生】今日は20歳のお祝いをしようと彼らが企画して2期生が集まるのですが、卒業してからも学校に元気な姿を見せに来てくれる卒業生が多く、2期生も今日が卒業後初めて学校に来たという子は少ないと思います。そういう子が育つ学校ですね。
学校法人成徳学園 神戸龍谷中学校高等学校 ホームページ
学校法人成徳学園 神戸龍谷中学校高等学校 ホームページ
http://www.koberyukoku.ed.jp/
<a href=http://cocorocom.com/labo/school/108.php>神戸龍谷中学校</a>
スペシャルコンテンツ
お問い合わせ
Copyright(C) cocorocom. All Rights Reserved

PAGE TOP