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仁川学院生の代表として
海外で成長する1年間

UPDATE:2015年11月12日
仁川学院中学校「仁川学院生の代表として海外で成長する1年間」

Interview to Teacher

ジェイ・スカーリー先生
ジェイ・スカーリー先生 profile
オーストラリア出身。1993年、大学生のときに来日。企業や大学での勤務を経て、2001年より仁川学院に勤務。主に高校と中学の英会話の授業を受け持つほか、国際理解教育担当として、留学に関わる生徒の相談役に、企画にと奔走している。
仁川学院の留学プログラムにオーストラリアも加わりましたね。
【スカーリー先生】
イタリアにある修道会を経営母体とするカトリック校として、2009年からイタリア研修旅行を始めるなど、近年、学院全体で国際理解教育に力を入れているのですが、本校の生徒やオープンキャンパスでの保護者や受験生とのやり取りから、留学に対する関心の高まりを感じていました。そこで、アメリカだけではなく、他の地域にも留学制度を広げようと、カトリック校のつながりも生かしてオーストラリア留学制度のスタートにこぎつけました。オーストラリアの学校には日本語の授業があり、日本に対する関心も高いので、留学生だけでなく学校全体として交流できるのではないか、と考えたのもねらいの一つです。
アメリカとオーストラリアの教育制度の特色はどんなものがありますか。
【スカーリー先生】
先ほど中辻さんさんも言っていましたが、提携している学校だけではなく、オーストラリア全体でIT教育が進んでいると思います。アメリカは、オーストラリアよりも学校生活が大学に近い感じになります。日本の先生ほどケアが手厚いわけではありませんし、提出物が出ていなければ、自己責任として成績がつかないなど厳しい面があります。留学する生徒には説明しているのですが、やはり現地に行かないと実感できないので、最初は驚くと思います。
留学プログラムはいつごろから募集が始まるのでしょうか。
【スカーリー先生】
出発時期の約8か月前から募集を始めます。まずは書類審査で志望動機と全教科の成績を見ます。英語の成績が良くても、他の教科の成績があまりにも低いと帰国してからが大変なので、穴がないことが大切です。その後の面接で、留学の志望動機や英語のスキルをさらに深く探っていきます。オーストラリアは出発が少し早いので、英検3級が最低基準、アメリカは英検準2級が英会話スキルの目安となります。
留学する生徒は毎年何名くらいになりますか。
【スカーリー先生】
アメリカもオーストラリアも、ホームステイ先の調査がかなり厳しく、受け入れ先の事情で人数は毎年左右されますが、例年合わせて1~4名が留学しています。
学校側のサポートについて教えてください。
留学生の募集や最新の留学レポートが掲示される留学掲示板
留学生の募集や最新の留学レポートが掲示される留学掲示板
【スカーリー先生】
アメリカは最初の1週間、私が同行し、現地でのスタートがうまくいくようにサポートをします。オーストラリアの提携校の留学担当者は日本語が話せるので安心です。留学した生徒本人には、少なくとも月に1回は、学内の留学掲示板用にレポートを書いてもらって、情報を共有しています。オープンスクールなどで保護者からの質問で最も多いのが「現地で勉強についていけなくなったらどうするのですか?」ということですね。しかし、現地の教科担当とは定期的に連絡を取っており、出席状況や成績もほとんどタイムラグなしにパソコンで共有しているので、問題があったら担当者に連絡をしてフォローをしています。また、勉強面以外でも、ホストファミリーと連絡を取り、それを日本のご家族にフィードバックする体制が整っています。そういうサポート体制はどこにも負けていないと思います。
留学を経験した生徒を見て、変わったなと思うのはどういうところですか。
【スカーリー先生】
英語の上達はもちろんですが、それだけでなく、自立性や協調性など、精神面での成長を感じます。次の年の留学オリエンテーションで後輩のサポートを頼んだのですが、自発的に手伝ってくれています。現地でどんな服を着たらいいとか、何を持っていったらいいとか、これから留学する生徒にとっても、帰ってきたばかりの先輩から話を聞くのと、私から聞くのとでは納得感が違いますよね。
翌年のオリエンテーション以外に、全校生徒の前で話をする機会はあるのでしょうか。
【スカーリー先生】
始業式や学年朝礼などで、帰国後の挨拶をしてもらったり、留学中にも英会話の授業でスカイプを通じて現地と会話をしたりすることもあります。中学校の英会話の授業でも「今、高校の先輩がアメリカで頑張っているから、ちょっと繋いでみようか」とスカイプなどで会話をすると、そこから留学してみたいという気持ちが芽生える生徒もいるみたいですね。海外でいろいろなことを経験して成長した姿は他の生徒にも刺激を与えていると思います。
高校時代の1年間の本格留学は、かけがえのない経験となることは想像に難くありませんが、一方で日本での学習に後れをとるのでは、と進学面の影響を不安視する保護者も多いと思います。仁川学院だから留学しようと思えた、と周囲への感謝を口にする彼女たちに、本人のモチベーションと学校側のサポート環境が噛み合っていれば、これほど人間的に成長する留学時期はないのではないかと感じた取材でした。
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