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学校力レポート 報徳学園中学校・高等学校

「リーダーを育てる男子校」として、温かい心をはぐくみ、地域や国際社会に貢献できる“報徳人”の育成を目指す報徳学園中学校・高等学校。現在、6年制中高一貫コースには、東京大学大、京都大学などの難関国立大への現役合格者を輩出している「Ⅱ進コース」と、国公立大や難関私立大への合格を目指す「I進コース」が設置されている。 今回は、豊富な授業数と先取りしたハイレベルな授業内容、そして進路の実現を見据えた徹底したサポートで着実な成果を挙げている「Ⅱ進コース」について、同コースから東大と京大に現役合格した生徒2名と、彼らをサポートしてきた担任の先生に、その魅力や成果を語ってもらった。「Ⅱ進コース」の独自の教育方針や進路指導は、段階を追って生徒たちを突き動かし、志望校合格という結果へ結びついていることがわかる。

入試まで全面的にサポートする国公立受験に特化したコース

Ⅱ進コースの特徴から教えてください。
【上田先生】 Ⅱ進コースは、6年間クラス替えをせずに同じメンバーで持ち上がっていくことが大きな特色です。私は担任で3年生(中3)から6年生(高3)まで4年間持ち上がりました。先取り学習で中学課程と高校課程を5年生(高2)までに終え、同時に5年生からは大学受験を見据えた入試対策演習を授業内で始め、受験までの最後の1年間に徹底した受験対策を行うなど、学校が入試まで全面的にサポートする国公立受験に特化したコースとなっています。また学習面だけではなく、生徒が将来について考えられる進路行事や進路学習が多いことも特徴です。国公立大学への「大学見学会」やOBの協力体制が整った「学習合宿」など、様々な形で進路指導を行うことで、生徒たちは自身の進路を見据え、こだわりを持って自己実現に励んでいくのです。担任や教科担当が親身になって少人数クラスをサポートしていきますので、生徒と教師が一丸となって志望大学合格を目指すコースとも言えますね。
そのⅡ進コースで学んできた良さは何ですか。
【相川さん】 Ⅱ進コースは、仲間と共に目標に向かって勉強ができる環境と、進路学習で志望校の動機付けができる環境が整っているんです。僕が第一志望を目指し始めたのは3年の終わり頃だったのですが、学校での進路学習を通して、その時期から目指そうと思えたからこそ結果につながったんだと思っています。

【小泉さん】 僕も進路学習で、化学がむいていると思っていましたが、実はそれ以上に物理が適していることを発見させてくれ、そこから勉強に対するモチベーションが生まれました。受験勉強をするだけではなく、学校での様々な進路学習によって早くに将来を考えるきっかけを与えてもらったことは、自分にとって大きかったです。

自分で志望校を選択して自分で実行に移す力を指導

学校での進路学習の効果が大きかったようですね。
【上田先生】 本校では、学習だけではなく進路学習も積極的に先取りしています。例えば小泉くんは、5年生のときに体験学習で京都大学の理学部に1年間行って、実際に大学で学ぶ物理を経験して、納得したうえで受験勉強をしています。相川くんも4年生のときに「大学見学」という学校行事で東大の雰囲気を肌で感じ、「学習合宿」という行事でOBとコミュニケーションをとる機会を得て、進路を固めていきました。他の生徒も同様ですが、担任の私から「この大学を受けなさい」と偏差値だけで決めつけることはありません。それまでの学校行事や進路学習を通して自分で志望校を選択できるように配慮して、自分で実行に移していく力を身に付けてくれるように指導しています。
Ⅱ進コースならではの先取りした進路学習や体験は役立ちましたか。
【小泉さん】 そうですね。実際に京大で体験させてもらったことで、「自分に合っている大学だ。行きたいな」と強く思いました。目標がはっきりしたから、受験までに必要だと思った勉強を順番にやっていったんです。

【相川さん】 僕も先輩が参加してくれる「学習合宿」で、東大に行かれているOBの話を聞けたことが、最終的な志望校の動機付けになりました。

個性を生かせる進路への到達まであらゆる面から学校で支援

Ⅱ進コースの後輩たちにアドバイスがあれば教えてください。
【相川さん】 僕が受験を意識したのは、中学3年生になってからですが、公立の場合はそこで高校受験に意識が行くと思うんです。でも、6年一貫であるⅡ進コースは、その段階から自分の将来を真剣に考えさせてくれる進路指導をしてもらえて、大学受験に向き合えますから、そこで方向性を決めることを薦めたいです。

【小泉さん】 進路学習を活用して、先生に相談しながら、自分の目標を見つけることが大切だと思います。そうすると自分がやらなくてはいけないことが見えてきて、安心感が生まれます。

【上田先生】 本校では、中学段階で生活リズム、勉強に対する姿勢などを一度厳しく強制して、そこから学習や行事を通して自分の個性を探究するよう指導していきます。最初から自由にやるのではなく、まずはⅡ進コースという徹底したシステムに敷かれたレールに乗ってもらい、最終的に自分の個性を生かすことができる進路を見つけられるように、あらゆる面から学校が支援していくのです。彼らを見ていると、Ⅱ進コースという期待を背負いながら、本当に成長してくれたなと思いますね。
最後に大学入学後の意気込みを聞かせてください。
【相川さん】 せっかく東大に入ることができたので、頑張って勉強をしたいです。あとは報徳の6年間で深いつながりがある友達ができて、交友関係を広げていく楽しさを覚えたので、新しい環境に行っても仲間をどんどん増やしたいと思います。

【小泉さん】 Ⅱ進コースは、制約がある中で自由を見つけ、自分の個性を生かす姿勢を生み出せる手助けになってくれました。僕が進む京都大学は個性が大事な学校だから、報徳で見つけて固められた自分の個性を開花させ、自分の物理の研究に役立てられたらいいなと思います。
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