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日々の積み重ね、習慣を重視
実践的な女子教育が育む「美しい人」

UPDATE:2015年9月18日
武庫川女子大学附属中学校・高等学校 学校力レポート 日々の積み重ね、習慣を重視 実践的な女子教育が育む「美しい人」
武庫川女子大学附属中学校・高等学校では、コースに関係なく、総合的な学習の時間に「伝統文化」の授業が行われています。中学1年生は茶華道、3年生は書道を年間35時間履修。これは、創立当初より同校の教育の根幹にある「女子教育」の一環です。認められる一人の女性として社会へ送り出すことを目標にした、同校の質の高い「女子教育」を取材しました。

伝統文化
茶道の授業

茶道教室には中学1年生の1クラス29名全員が正座。大川先生の授業を受けていました。
茶道教室には中学1年生の1クラス29名全員が正座。大川先生の授業を受けていました。
茶道教室には中学1年生の1クラス29名全員が正座。
大川先生の授業を受けていました。
生徒が4人ずつふすまの前へ。正式なふすまの開閉、ふすまの前での座り方・立ち方、部屋の出入りまで様々な基本作法を一人ひとりが実習していきます。
生徒が4人ずつふすまの前へ。正式なふすまの開閉、ふすまの前での座り方・立ち方、部屋の出入りまで様々な基本作法を一人ひとりが実習していきます。
生徒が4人ずつふすまの前へ。正式なふすまの開閉、ふすまの前での座り方・立ち方、部屋の出入りまで様々な基本作法を一人ひとりが実習していきます。
生徒が4人ずつふすまの前へ。正式なふすまの開閉、ふすまの前での座り方・立ち方、部屋の出入りまで様々な基本作法を一人ひとりが実習していきます。
茶道のお手前で必要となるふくささばき(ふくさのたたみ方や取扱い方)も習います。生徒は各自がふくさを所有し、先生のふくささばきを真似して何度も繰り返すことで修得していきます。
茶道のお手前で必要となるふくささばき(ふくさのたたみ方や取扱い方)も習います。生徒は各自がふくさを所有し、先生のふくささばきを真似して何度も繰り返すことで修得していきます。
茶道のお手前で必要となるふくささばき(ふくさのたたみ方や取扱い方)も習います。生徒は各自がふくさを所有し、先生のふくささばきを真似して何度も繰り返すことで修得していきます。
裏千家 大川宗成先生
裏千家 大川宗成先生

日本の伝統文化の
何が正しいかを知り、身につける学び

中学1年生から2週間に一度、伝統文化の茶道の授業があるとのことですが、1年間の授業の流れはどのようになっているのですか。
【大川先生】
1学期は、お辞儀の仕方・立ち方・歩き方と、ふすまの開け方・閉め方、そしてふくささばきですね。2学期から初めて、お菓子とお茶が出てきて、そこでおはしの取り扱い、お茶のいただき方を教えます。
以前は中3で伝統文化の授業があったとのことですが、中1との違いはありますか。
【大川先生】
本校では、茶道と華道の授業をやっていることも大きな特長ですから、その意味では入学後すぐに授業が始まるのは良いことだと思いますが、やはり大変でございます(笑)。お茶の場合、「柱」とは言わず「建て付け」と言うように、その場所その場所にあった言い方や作法を、まずは知って、覚えてもらおうという考えなんですね。今の時代、ふすまを開けて入る部屋というのはほとんどありませんからそれを覚えても仕方ないと言われるかもしれませんが、畳の生活、畳の文化が日本の伝統文化ですから、ふすまの開け方と閉め方を知っているのと知らないのとでは違うと思うんです。あくまで何が正しいかを知っておいてほしいというのが、茶道の授業の主旨ですね。
日本人として、知っておくと恥ずかしくないことを学ぶ授業なんですね。
【大川先生】
他にも3月3日は桃の節句、5月5日は端午の節句など、日本の昔からの五節句を全部説明して覚えてもらい、3学期の終わりのペーパーテストに出題します。日本人である以上、五節句をちゃんと覚えておいてくださいと指導しています。
そうして体験したこと、知ったこと、覚えたことを将来どのように活かしてほしいですか。
【大川先生】
よく言うのは、女性に「おしとやかさ」は必要だと思うのですが、肝心なのはそのときの態度です。お辞儀も、おはしの取り扱い方も、きちんと学んで正しいものを知り、身につけているかで社会に出たら大きく違いますから、それは覚えておいてほしいと思っています。
卒業してから、大切さがわかるのかもしれませんね。
【大川先生】
時々、卒業生がいらっしゃるんですが、例えばキャビンアテンダントになられた方は、研修期間にお辞儀の頭の下げ方を褒められたとか、小学校の先生になられた方は他の先生方から子供たちにお箸の持ち方を教えてくださいと頼まれたというような話はよく聞きますね。
時代は変わりますが、これからも大切な部分は変わらず、生徒たちにも伝えていきたいと思われますか。
【大川先生】
本校のように、華道と茶道の伝統文化の授業があることはとてもいいことだと思います。なかなか取り入れる学校が少なくなって、体験学習だけで終わってしまう学校が多くなっています。それでは学べることは多くないと思いますね。家庭でも 習いにくい環境ですし、習い事でもしなくなりましたから、どうしても特別視されますが、伝統文化であり、総合文化で、日本人の心ですから身につけてほしいと思います。
<a href=http://cocorocom.com/labo/school/124.php>武庫川女子大学附属中学校</a>
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