TOP » 学校力レポート » ノートルダム女学院中学校 卒業生インタビュー 「立派なレディになりなさいの意味が清楚で上品に感じる後輩を見てわかります。」

学校力レポート 神戸国際中学校・高等学校

キリスト教精神に基づく「徳」と「知」を理念として、生徒一人ひとりの可能性の開花を目指すノートルダム女学院中学校高等学校の教育。同校では、日々の学習のフォローアップ体制の一つとして、卒業生である先輩が在校生の学習をサポートしてくれる「チューター制度」を取り入れています。在校生にとって、憧れの先輩に相談や質問ができるうれしいこの制度。実は卒業生にとっても、母校と触れ合える楽しみな機会だといいます。そんな学校や先生、先輩・後輩の関係を育むノートルダム女学院の学校生活における魅力を、卒業生と広報担当の先生に取材しました。

チューターとして母校にはよく来られているそうですね。
【石川さん】監督兼質問を聞く先輩として自習室に来ています。私は1回生の秋からなので今年で3年目ですが、大好きな母校に来るチャンスがあるのは嬉しいですね。人が温かい場所なんです。社会人ではないけれど、卒業した一人の女性として先生方が接してくださるのも嬉しいですね。中高時代はしなかった相談を聞いていただいたり、大人の先輩としていろいろアドバイスをしていただいたりすることもあります。

【西村さん】私も中学生がすごく可愛くて、毎回楽しんでいます。でも、人に教えることは難しいとも感じています。
在校生のときは、卒業生と関わりがありましたか。
【西村さん】ロングホームルームの時間に志望校に通っていた卒業生の話を聞く機会がありました。石川さんがチューターの時にお話しを聞いたこともあります。

【石川さん】
「去年、質問に来ていた子や!」とさっき思い出しました(笑)。

【瑞原先生】もともと自習環境を充実させたいという思いが我々にあって、そこに先生よりも在校生に一歩近い卒業生に入ってもらえたら、質問だけではなく、いろいろな話を交わすことができて、別のメリットがあるんじゃないかということでこの制度が始まりました。まだまだ試行錯誤ですが、こういう出会いも生まれたことは嬉しいですね。
2人にとってノートルダム女学院での学校生活はどのような毎日でしたか。
【石川さん】良い友人に出会いました。卒業して4年ですが今もよく会いますし、この出会いは私にとってとても大きいですね。いろんな人が「この学校に来て友だちが良かった」と言いますから、気の合う人に出会えるんだと思います。私たちが中学3年生の時に特進クラス(※1)ができたのですが、そこからは特にクラスの団結が強くなりました。特進だからというわけではないと思いますが、面白い人が多かったんです。

【西村さん】
私も友人を作れたことが大きいです。クラスの結束も強く、先生と生徒が仲良くなれたことも良かったですね。それに、高校のときは自分をすべてさらけ出せていました。本当の自分でいられたというか。そういう学校なんです。先生には勉強だけではなく、いろいろなことが質問できる環境でした。
女子校という意味では、どんな環境でしたか。
【石川さん】男の子がいないので取り合うものもなく、みんなそれぞれが好きなことをしている感じでしたね。

【西村さん】
そうですね。いい意味であっさりしています。

【石川さん】いろんな子がいたんだと思うのですが、人間関係でややこしくなることはなかったですね。のんびりした学校だから成績で競り合うこともなく、本当にのびのびと過ごしていました。お互いがお互いを認めていて、必要以上にベタベタしない。クラス全体も仲が良かったですね。

【瑞原先生】グループになったときの強制のようなものがないということでしょうね。こうしないとグループにいられないとか、そのストレスがない。

【西村さん】なかったです。別のグループに行ってしゃべってもいいし。

【石川さん】クラス全体の風通しが良かったよね。

他にノートルダム女学院ならではと思えることは?
【瑞原先生】「起立・黙祷・礼」の「黙祷」は、他の学校にはないと思います。普通は起立・礼なのですが、本校ではその間に黙祷を行うんです。落ち着いてから授業を受けるんですね。黙祷しても落ち着いていなかったら、もう1回黙祷をやります。

【石川さん】あれはいい習慣でしたね。黙とうをすると切り替わるんです。
キリスト教の教えを6年間受けてきたことも、何か影響があると思いますか。
【西村さん】少なくとも知らず知らずのうちにキリスト教の知識は身についていたと思います。今ではキリスト教についての話が出てきたら、大抵意味がわかります。それに「黙想会」(※2)での神父さんの話などは、キリスト教の話ばかりではなく現実的なアドバイスもあっておもしろかったです。

【石川さん】生き方のヒントをくれる感じでした。それにキリスト教の教えのおかげで、学校中に愛の教えが行き届いていた気がします。先生方も温かく見守ってくださいました。中学生の頃はみんなで騒いで先生を困らせようといろいろしていましたけど、先生方は大抵うまくいなしてくれまして(笑)。そこには愛がありましたね。

【瑞原先生】全員、机に突っ伏していたりとかね(笑)。特に机を全部後ろに下げるというのは伝統的なものらしいんです。

【石川さん】そういうくだらないことばかりしていました。今思い出すと、幼かったなと思います(笑)。
学校の行事で印象に残っていることはありますか。
【石川さん】それは卒業のときにもメッセージに書いたのですが、行事としてではなくて。とにかく毎日が楽しくて、日曜日が苦痛でした。早く学校に行きたいのにと思っていたのですが、その話をこの前同窓生にしていたら「私もそうやった」と言っていました(笑)。学校に行く前日は、夜寝る前もウキウキしながら寝る感じでしたね。学校に行って、座っているだけで楽しかったんです。

【西村さん】日常が楽しかったっていうのはよくわかります。毎日楽しんで学校に行っていました。特に高3のときですね。
高3は、受験で大変そうな時期ですが。
【石川さん】それがのどかなんですよね。学年全体では系列の大学に行く子もいますし、そんなにガリガリと勉強をやっている感じではなくて。

【西村さん】私のクラスは個人個人頑張っていて、お互い干渉もなかったですね。担任の先生が自分が思うように好きにやったらいいという先生だったのですが、そのぶん自分でやらないといけないという気にさせられるというか。

【石川さん】どの先生も質問に行けば高度なことまで教えてくれましたし、聞きたければ聞ける環境なんです。私の担任は今の教頭先生で、とっても温かい先生でした。最初のHRで先生の携帯電話の番号を教えられて、「高3だからいろんなことがあると思うから、曜日に関係なく何時でも、困ったらかけてきて」と言われて、みんなが一気にその先生を好きになりました。英語の先生なので放課後に全員のために英語の小テストを作ってきてくれて、それをみんなで熱心にやったりしていましたね。
先生がそれだけやってくれると、生徒側も応えたくなりますね。
【石川さん】そうですね。大学では中高のように先生と関われないので、その意味では距離が近かった中高が懐かしいですね。私が先生との関わりで印象に残っているのは、中高でお世話になった数学の先生から、浪人したときにハガキを頂いたんです。「できると信じているから頑張って」というような内容でしたけど、とても嬉しくて未だに手帳に挟んでいます。

【西村さん】私の先生は自分たちで自由にやりなさいという先生でしたが、自分たちではわからない大学の情報なんかは通信にして毎日配ってくれました。相談に行ったら絶対に長い時間話を聞いて答えてくれる先生で、先生のサポートは大きかったと思います。

【石川さん】先生によってそれぞれやり方はありますけど、支えてくれていましたね。

【西村さん】あとになって、実はすごく見られていた、わかってもらっていたというのはありますね。

【石川さん】小さい学校なので、校長先生や教頭先生が生徒の名前を覚えられていることも多いです。廊下で生徒が先生に声を掛けることが多いし、放課後に職員室の前に人がいないことはないですね。先生に質問に行った後、そこで話を聞いてもらったりしていました。
<a href=http://cocorocom.com/labo/school/19.php>ノートルダム女学院中学校</a>
スペシャルコンテンツ
お問い合わせ
Copyright(C) cocorocom. All Rights Reserved

PAGE TOP