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開明中学校・高等学校 卒業生インタビュー 「行事・学習量が豊富な開明の教育」

右)高橋 緑さん(大阪大学経済学部2回生/スーパー理数コース・阪大クラス卒業)
左)今村祐里さん(京都大学農学部2回生/スーパー理数コース・京大クラス卒業)
2014年に100周年を迎えた開明中学校・高等学校。豊富な授業時間数で確かな学力をつけ、「43km夜間歩行」や「理科実習」といった行事で知識と経験を重ねる生徒たちは、進路においても確かな実績を上げ、それぞれが次のステップへと進んでいます。
今回は、同校で6年間を過ごした二人の先輩に、開明での学校生活の魅力や受験までの学びについて話を聞きました。

楽しい大学生活は開明での学びから

高橋さんは大阪大学、今村さんは京都大学に進学していますが、今の大学を志望した時期や動機を教えてください。
【高橋さん】高1のときにいろんな大学のオープンキャンパスに行ったのですが、阪大は学祭がすごく楽しかったんです。学部までは絞りませんでしたが、そのとき阪大にしようと決めました。私は高2、高3と阪大合格を目指して頑張りました。学部は文系ということだけ決めていて、就職率が良さそうなことと、部活で広報を担当していて、そういう仕事に就きたいなと思っていたので経済学部を選びました。

【今村さん】私はずっと獣医学部志望で、最初は京大に行こうとは思っていなかったんです。でも、京大クラスになって、自分が目指せるだけのところを目指したいと思うようになり、高3の夏に京大を目指すことを決めました。京大は模試でもD判定で自信がなかったのですが、D判定でも合格した人の体験談を読んで自分も頑張ってみようと思えたことや、先生の後押しが大きかったと思います。
実際に自分で選んだ大学に入ってみてどうですか。
【高橋さん】楽しいです。経済学部はもと理系の人や浪人生といったいろんな人がいる学部なんです。中高と開明にいたので、出会いが新鮮です。

【今村さん】サークルに入り、クラスでも仲良くできて、楽しく過ごしています。大学に入学したばかりなのでまだ厳しい環境ではありませんが、勉強面は高校と全然違ってかなり専門的なことをやっているので、頑張りたいなと思っているところです。
大学でも開明の仲間とは仲が良いのですか。
【高橋さん】大学は広いから(笑)。なかなか会えないですが、会えばあいさつします。

【今村さん】仲良くしている友達は何人かいます。

学校の勉強が志望大学対策

では、開明中学校・高等学校の授業の良さや力になったところを教えてもらえますか。
【高橋さん】クラスを分けて、志望大学対策をしっかりやってくれるところがいいと思います。高3の最後のほうになると、志望校別に少人数での授業になっていったのですが、それでも先生は対応してくれるんです。英語と数学は学校を中心に受験対策をしました。阪大の英語は英作文の配点が高かったのですが、その対策を先生に個人的に見てもらいすごく助かりました。数学も阪大の過去問対策をずっと見てもらいましたね。担当の先生はもちろん、担当ではない先生も力になってくれるところが開明の良さだと思います。

【今村さん】私は各教科の先生が、その教科のことを生徒に熱く語ってくれた印象があります。受験勉強だけでなく、その教科のおもしろさを、生徒のことを思って伝えてくれるんです。だから授業が楽しかったですね。私は、理系の生物の授業数が少なかったのですが、生物の先生が放課後に補講みたいな感じで教えてくれたこともとても印象に残っています。
学校には、高3になると休日でも自習できる環境があるそうですね。
【高橋さん】はい。自習室を解放してくれて、そこに先生がいてくれるのですが、多くの人が利用していました。自習にはなっていますが、普段の授業と同じように1時間目とか休み時間とかが決まっていて、みんながいるから最後まで頑張れるという雰囲気がありました。
塾の自習スペースとの違いは?
【高橋さん】やっぱり学校は、友だちに会えて一緒にやれるところが大きいです。それに自習ですが、監督に来てくれている先生の教科は質問もできるんです。
クラスが志望大学別にわかれていることも、やる気に影響しましたか。
【今村さん】 みんなで同じところを目指しているので質問もできるし、自分も頑張ろうと思えて、刺激になりました。

【高橋さん】阪大クラスは阪大志望ではない人もいるのですが、早朝テストで「打倒!京大クラス」とクラスが団結するところはありました(笑)。
受験について友達同士で相談することも?
【高橋さん】はい。学部のこととか入試問題についてとかいろいろ相談するので、志望大学が同じ友達がクラスにたくさんいることは心強かったです。

勉強と部活の両立は決めたことを実行すること

開明での学校生活にはどんな思い出がありますか。
【高橋さん】特に中学は行事が多くて楽しかった思い出があります。

【今村さん】勉強もしますが、めりはりをつけられるところが良かったです。
二人は部活動も頑張っていたんですよね。
【高橋さん】 私はクラシック音楽部でした。吹奏楽と弦楽器の人がいるのですが、クラシック音楽だけをやっているわけではないんです。私はトランペットとホルンの担当でした。私が中学に入学した頃にクラブとして動き始めたクラブで、私のパートはずっと先輩がいなかったため大変な部分もありましたが、7人いた同期の部員に意識の高い子が多くて、やめようと思ったときも助けられました。
今村さんはソフトテニス部だったんですね。
【今村さん】はい。でも、運動部といっても練習漬けという感じではないんです。学業を優先してくれるので、両立できたんだと思います。
両立するために工夫したことはありますか。
【今村さん】工夫というほどではないのですが、クラブも勉強もやらないといけないことは全部やろうと思っていて、特に宿題はちゃんとやっていました。予習や復習はきちんとできていたわけではありませんでした。例えば英語は宿題が予習になっていたりするんです。だから宿題をきっちりやることが大切でした。
後輩たちに勉強法でアドバイスはありますか。
【高橋さん】志望する大学が決まっているなら、漠然と勉強するのではなく、その大学対策をしっかりやったほうがいいと思います。相談しやすい先生が多いので、先生に個人的に頼みに行くとか、課題を出してもらうとか。私も周りもみんなやっていました。

【今村さん】目標をあきらめないで目指し続けることが大切だと思います。先生に質問しに行けば教えてもらえる学校ですから、わからないところはすぐに聞きに行くといいです。

卒業して実感 開明の学習量の豊富さ

6年間開明にいた2人ですが、卒業した今だからわかる開明の魅力を教えてください。
【高橋さん】さっきの話とかぶりますが、クラブの同期の子がまじめで、意識が高くて、勉強もするし遊ぶ時は遊ぶという子だったんです。開明にはそういう子が多かったので、友だちに恵まれたなと思います。学校は友だちとクラブがあって、楽しかったですね。中高一貫の友だちの結束力はやっぱり高くて、今でもつながっています。あと、行事で一番印象的だったのが夜間歩行ですが、絶対に一人だったらできません。みんながいるからできることを実感しました。

【今村さん】文化祭とか体育祭とか、クラスで盛り上がる行事が多いのですが、そこですごく団結するんです。クラスの雰囲気が良くて、みんなで力を合わせて頑張れたことが良かったです。私も学校で楽しかったのは部活です。運動部だから厳しい部分もあって、問題があったらコートに入れずミーティングをしたりといろいろありました。そういう困難を乗り越えて、人間的にも成長できたし、みんなとの絆も深まりました。私自身、精神的に強くなったと思います。
他の中学校や高校との違いを感じるところもありましたか。

【高橋さん】 開明の勉強量はかなり多かったなと思いました。クラブはありますが日数が限られているところも他と違いました。

【今村さん】 私も勉強量が多かったんだなと思いました。開明も遊ぶことはできましたが、やっぱり宿題が多かったんです。でもクラスのみんなが仲良くて一緒に頑張れたので、良かったなと思います。

先ほどからたびたび勉強量、宿題量の話題が出てきますね。
【高橋さん】 開明は宿題だけでもかなりの量があるんです。でも、中1から多いので、宿題が多いという感覚がないまま高校へ進むんです。だから、受験勉強をしなければならなくなったときも、できるようになっているんです。それが普通だと思っていたので、勉強がしんどいと思ったことはなかったですね。

【今村さん】
それはありますね。中1のときは多くてびっくりしましたが、いつのまにか習慣になっていました。勉強合宿もあって、1日9時間やりましたが、頑張れることに意味があったんだなと思います。でも私は、夏休みの最終日に宿題が終わらなくて、泣きそうになったこともあります(笑)。
では最後に、開明を受験しようと思っているココロコミュ読者にメッセージをお願いします。
【高橋さん】 開明はクラス分けとかもいろいろあって、先生も個別にフォローしてくれるので、自分が行きたいと思う大学があるならそれに向かって後押ししてくれる学校だと思います。最初はしんどいと思うんですが、たくさんの勉強を頑張っていれば成果はきっと出ます。

【今村さん】
宿題が多くてしんどい部分もあると思いますが、それをやらないと進めないし、将来につながりますから、目標に向かって頑張ってほしいです。

学習定着率を重視した授業を展開

本校では「理数コース」「スーパー理数コース」というコースを設けていますが、内容が理数系に偏っているわけではありません。ただ、それを重視した教育を行っているせいか、例年受験している「学力推移テスト」などを見ても、数学が得意な生徒は多いですね。
本校では、授業時間数が週37時間と多いのですが、1回の授業における進度はゆっくりで、学力を定着させることを大切にしています。中学2年までに3年間分を学び、中3から高校の学習を行いますが、理科も数学もあまり急がずにじっくり教えるのは2つのコースに共通しています。その結果、「理数コース」から「スーパー理数コース」へのコース変更が可能で、このシステムがあるからこそ生徒の勉強に対するモチベーションを高めることができるようにも思います。中学2年間でしっかり結果を残した生徒は中3進級時にコース変更しています。
またコース変更は高1進級時にもあります。継続して努力を続けていると必ず結果がついてきて高1でコース変更する生徒もいます。数学でつまずく生徒は非常に少ない状況ですが、つまずいた場合も早期に質問を受けたりしてフォローしています。
今年100周年を迎え、新校舎になり、事業改革を行います。今後は全教科をしっかり鍛えていきたいと考えています。強い数学に加えて英語や国語の力をもっと伸ばせば、さらに可能性も広がると思うのです。また質の高い良い授業を提供して、全員の学習定着率や最終的な進路実績の底上げを目標にしていきたいです。
2014年12月24日 更新
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