入試企画部長 芳竹 良彰 先生
  建学の精神である「実学教育と人格の陶冶」、そして教育理念の「人に愛される人、信頼される人、尊敬される人の育成」は近畿大学の学園全体に共通しています。
  これらは、近畿大学の初代総長世耕弘一先生が「学びたいと思う人に教育の場を提供したい」いう想いで大学を作られた時から現在まで受け継がれています。
  建学の精神の「実学教育」でも表しているように、近畿大学では社会に役立つ研究をすることが目標になっていて、近畿大学の研究で有名になっているクロマグロの完全養殖、ホウレンソウブタ、薬学部・農学部・生物理工学部などが共同で開発した温州みかんの有用成分を丸ごと生かしたサプリメントなど、世の中に役に立つ研究が数多く行われています。
  また、近畿大学医学部では病院で直に患者さんと接して医療を行う「臨床医」を育てることが目標となっていますので、本校の医薬コースから近畿大学医学部に進学する生徒にも立派な「臨床医」目指してほしいと願っています。これも「実学教育」という建学の精神を表わすひとつの例といえます。
  英語教育では近畿大学と同様に本校も力を入れており、文法などの基礎的な勉強はもちろんのこと、英会話の授業や近畿大学内にある『英語村E3[e-cube]』という施設を利用して、社会で役立つコミュニケーションをとることができる英語力を身につけることに力を入れています。

    近畿大学では「実学教育」の名のもとに「社会で役立つ研究」、「社会に貢献できる研究」が行われているように、本校でも基礎学力の習得と並行して、社会に貢献できる人間として必要な「社会人基礎力」を身につけるためのキャリアデザイン教育に取り組んでいます。
  近年では難関大学に入学した学生でも就職する段階において、目標や夢をしっかり持てておらず、いざ社会に出ても言われたことしかできない創造性のない人間が増えているように思います。本校のキャリアデザイン教育では将来の目標を自分で見つける能力、またそれを実行できる能力など、これからの社会に必要な能力を中学校・高校の多感な時期に養っています。

  「人格の陶冶」に関しては、厳しく生活指導をするというイメージをもたれるかもしれませんが、生活指導では「ルールを守ることができる人間」ということだけでなく、自分自身の目標、誇り、責任感をもった本当の人格者を育てたいと思っています。
  本校の生活指導では悪いことを罰するということではなく、「一緒に考える」ということを徹底しています。
  すべての生徒は失敗することがあります。しかし、その失敗を懲戒という名の罰を与えるだけということではなく、この失敗をきっかけとして生徒をより良い方向に導くように日々努力しています。
  自分自身の目標、誇り、責任感をもった本当の人格者の育成ということでは、先ほどのキャリアデザイン教育をはじめとする「実学教育」にもつながっているといえます。
【芳竹先生】
近畿大学薬学部見学・体験実習
  近畿大学の研究機関を利用したさまざまな体験授業や、大学の先生方による講演会を実施しています。
  中学生の段階では、英語教育として『英語村E3[e-cube]』との連携や生徒が興味関心を持ちやすい実験系分野を利用して、学ぶことへの意欲を高めます。
  さらに、最先端の研究に携わる先生方からのお話を聞くことにより、生徒たちも自分たちが将来どんな勉強ができるのかということをリアルに思い描くことができます。
  生徒が進学する大学を選ぶときに、【できるだけ偏差値の高い大学】【世間で有名な大学】を目指してしまうと、定期試験や大学入試に向けての成績を気にするだけで、なかなか最後まで頑張りきることは難しいと思います。
  体験授業などを通して、自分の学びたい目標から志望大学を選ぶことで、最後まであきらめないモチベーションの高い学習ができると考えています。

近畿大学医学部見学・体験学習
  高校生になると理系・文系両方の分野の先生お招きして講演会を行っています。例えば「医薬コース」では、近畿大学医学部でゲノムの研究をされている先生に来ていただいて、癌遺伝子の事などいろいろな遺伝子のお話をしていただくなど、中学校とは違った高度なレベルで学問分野に触れることができます。
  「英数コース アドバンスト」は、国公立大学を目指すコースですが、国公立大学にある学部のほとんどが近畿大学にもあるため、近畿大学での体験授業を通じて将来の目標を絞って進学先を決めることも可能です。

  体験授業のご指導をいただいた大学の先生から「子どもたちに夢を与えることが学びの原点」とおっしゃっていただいたことがあり、とても感銘をうけたのを覚えています。そのように夢を与えられる学問や研究が豊富にある近畿大学と連携した体験授業は、総合大学の附属校として最も魅力的なプログラムだと思います。
【芳竹先生】
英語村E3[e-cube]
ホームページ
近畿大学英語村実習
(E-Challenge)
  中学校には3人のネイティブの教員がおり、中学校1年生から、総合学習の時間を利用して英会話の授業を行っています。ネイティブ教員と日本人教員による、クラスを半分に分けた少人数での授業です。
  高校1年生では希望制でオーストラリアでの2週間のホームステイを実施しています。さらに生徒の希望のあわせた長期・短期の留学制度もあります。
  さらに希望者を募り、春休み・夏休みの時期を利用して『英語村E3[e-cube]』での英会話学習を行っています。定員は施設の関係で1回あたり40人ほどなのですが、非常に人気が高く1度利用した生徒の多くが2回目も希望を出してくれています。昨年までは高学年と低学年で2日に分けて行っていましたが、今年は希望者が倍以上になり全部で4日間行われ、生徒たちの英語への関心がさらに高まっていることが感じられます。
  『英語村E3[e-cube]』では、全く日本語を使えません。置いている雑誌はもちろん、中で放映されている日本のアニメも海外で放送された英語で吹き替えされたもので、環境は外国そのものです。ここでの英会話学習はネイティブの方と自己紹介から始まり、トランプやバスケットボールなどの遊びを通じてたのしく英会話を学ぶことができます。
  大学入試には英語が非常に重要で、文法などの勉強も大切なのですが、それだけでは英語を話すことはできません。英会話の学習への興味は、こういった英会話実習の中から「しゃべれたらかっこいい」というシンプルな考えで始まってもいいかなと思います。
  英会話の授業で使用する教材ビデオは市販のものではなく、ネイティブの教員と日本人の教員が協力して撮影したものを使用しています。生徒たちが、より関心をもって学ぶことができるように、英語科の教員もさまざまな工夫を行っています。
【芳竹先生】
生徒必携①
生徒必携②
  本校創立時から続いている伝統ある生徒必携ノートは、中学校の3年間通じて使用し、学校が休みの日でも毎日記入し担任に提出します。記録帳や連絡帳としての役割をもっており、特に低学年のうちは保護者もチェックしてくださっていることが多く、保護者が相談や連絡を書く場合もあります。
  日々のページには1日の感想を3行でまとめる欄があり、自分の感じたことをまとめて表現する力をつけるなど、キャリアデザイン教育の一環にもなっています。
  また、担任は、毎日クラス全員分のノートに目を通し、メッセージを書いて返却します。書かれていることは勉強の事やクラブ活動の事、普段のなにげないことですが、生徒の些細な変化に気づくことができます。
  毎日の生活をノートに記入するということは、生徒にとって習慣となっていないことが多いようですが、慣れると記入する時間もそれほどかからず、自分を振り返るのに役に立てています。返却する時は、担任がどんなメッセージを書いているかとても楽しみにしてくれているようです。
【芳竹先生】
サッカー部
吹奏楽部
  ほとんどのクラブは基本的に中高別に活動をしており、中学校では全コースで均等にクラブに所属しています。高校になると全国レベルのクラブも多数有り、大学受験への学習にシフトする「医薬コース」や「英数コース アドバンスト」では、入部率が低くなっています。
  どのクラブも非常に活発に活動をしていますが、最近のトピックスでは、高校サッカー部が大阪大会で優勝し、全国高校サッカー選手権大会に出場することが決定しました。
  中学校でもサッカー部は大阪でトップレベルのクラブになっています。大阪代表として近畿大会に出場を果たしました。陸上部は、中・高共にハイレベルな練習を行い、毎年全国大会に出場しています。2010年には、中高6年間陸上部に所属していた生徒が、インターハイで全国優勝したこともあります。
  文化部では吹奏楽部が活発に活動しています。中学校は、7年連続で大阪府吹奏楽コンクールのB組にて金賞を受賞し、高校は、大阪代表として関西大会に出場しています。また、将棋部は、中高共に西日本代表で全校大会に出場しています。

  本校のクラブ活動は、大会の結果だけにこだわるのではなく、建学の精神である「人格の陶冶」を具現化するために、大きな役割を果たしているといえます。
【芳竹先生】
<a href=http://cocorocom.com/labo/school/49.php>近畿大学附属中学校</a>
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