金蘭会中学校 中学校バレーボール部 インタビュー

現在、32名の部員が在籍する金蘭会中学校バレーボール部。2014年度は、全日本中学校バレーボール選手権大会で初の全国優勝を果たし、大阪私立中学校総合体育大会、大阪市秋季総合体育大会でも優勝を成し遂げました。それは日々の厳しい練習だけでなく、人間としての成長を大切にする部活だからこそ結びついた結果。技術優先ではたどり着けないものだったようです。今回は、集中力と緊張感にあふれた練習の模様と、部員そして佐藤監督のインタビューをお届けします。
スタートと同時に全員が素早く行動。息つく間もなく進む基礎練習。
貴重な練習時間だからこそ、やるべきことを考え一丸となって取り組む。
練習とは思えない緊張感が漂うコート。ボールに向かう全員の真剣な表情が印象的。
技術を磨くだけでなく意識を高く持つ練習が、金蘭会バレーボール部を作る。

試合を楽しみ、自分たちの力を出し切れるチーム

3人は以前からバレーボールの経験があったのですか。
【廣田さん】
はい、小学4年生からやっています。バレーボール部に入ろうと思って金蘭会中学校に入りました。

【井上さん】
私は小学校3年生からです。私もバレーボール部が目的で来ました。

【呉本さん】
私は小学校4年生からです。初心者はいないと思います。たぶん練習についていくのが大変です。
確かに練習はかなりスピードが早いですね。
【廣田さん】
日によって順番が違うので、最初はついていくのが大変でした。次に何をやって、どこに行けばいいのかもわからなかったです。

【井上さん】
私は最初、2日目で辞めようと思いました。練習の展開の速さについていけず、先輩がとても上手だったので自信をなくしてしまったんです。でも、レギュラーになって日本一になれて、続けてきて良かったと思います。
8月の全国大会で初優勝されましたが、大きな目標を達成する貴重な体験をしたことで得たものはありますか。
【呉本さん】
去年は、ものすごく上手な先輩がいて、絶対に1位を獲ろうとみんなで言っていたのですが、優勝はできなかったんです。それで今年は試合で勝つことではなく、みんなで楽しんでバレーボールをやっていくことを大切にしようということになりました。
勝ち進んでいくとプレッシャーや緊張で大変そうですが、試合を楽しめたわけですか。
【呉本さん】
まずは自分たちができることをやっていこうという意識で試合をやったんです。そうするとすごく楽しめました。

【井上さん】
府大会や近畿大会では、緊張したまま決勝戦を迎えて、あまり楽しむこともなく終わってしまったんです。でも、全国大会に行って、毎回先生から「楽しむ」ということを言われていたら、緊張はするのですが、試合が始まったら楽しさに変わっていて、自分たちの力を出し切れる試合ができました。

【廣田さん】
私は、初めて出た試合では、何もできずに先輩方を見ていただけだったので、しっかり練習からプレーをして、それを試合に出せるようにしながら楽しくやろうと思いました。
楽しんでバレーボールができ、全国優勝にも結びついた金蘭会中学バレーボール部の強みは何だと思いますか。
校内に掲示されていた
バレーボール部の活躍
【呉本さん】
試合になれば、試合に出ている子も出ていない子も一緒になって戦えるところです。部活の帰りはみんなで一緒に帰っていますし、休み時間も敬語は使っていますが、学年に関係なく話をしています。部員全員の仲がいいことが、試合や練習などいろいろなところにつながっているように思います。

【井上さん】
私は、全員で一緒に喜べることが強みだと思います。全員の仲がすごく良くて、コートの中でも先輩後輩に関係なく、励まし合ったり、一緒に泣いたりもできるんです。

【廣田さん】
私は、練習と勉強のスイッチのオンオフがきっちりとできているところも、強みになっているのかなと思います。練習の時は厳しい練習に集中して、勉強のときは勉強に集中しています。わからない内容は3年生の先輩に教えてもらうので、そういう面でも支えてもらっています。

合間の時間を見つけて勉強
時間の使い方や大切さを大事に

練習は基本2、3時間ということですが、部活で体力を使って、家で勉強、翌日は授業となるとハードな毎日ですね。
【廣田さん】
時間の使い方を考えて、学校の休憩時間に授業でわからなかったところを復習したり、電車の中で授業でやった内容を復習したりしています。1年生のときに比べたら、それも少しはうまくなってきたかなと思うのですが、まだまだできていないことがたくさんあるので、今後よりよく時間を使えるようになりたいです。

【井上さん】
私も電車の中や休み時間など合間の時間をみつけて、なるべく宿題を終わらせるように工夫しています。夜遅くまでやってしまうと、次の日の練習で動けなくなってしまうので、なるべく短い時間で集中して勉強を終わらせて、睡眠時間をとれるようにしています。時間の使い方は大切です。

【呉本さん】
私は家が近い方なのですが、やはり合間の時間を使って授業の内容を全部理解できるようにしています。授業のときは授業のことに集中して、練習のことは考えないようにしています。
両立するためには、時間の使い方やけじめをつけたやり方が大切なわけですね。
【井上さん】
時間の使い方や大切さについては、佐藤先生からもよく話があります。夏休みや冬休みには宿題が多く出ますが、それをバレーボール部内で何日までに終わらせるという目標を決めたりして、みんなで守るように努力しています。

より良くするために
どうすればいいかを話し合う

チームプレーということで難しいこともあると思いますが、その意味で心がけていることはありますか。
【呉本さん】
練習のときに一緒にコートに入ってミスをしたら、すぐに謝って、次に切り替えていけるようにしています。

【井上さん】
私は、自分の意見を突き通すのではなく、周りの意見を聞くように心がけています。

【廣田さん】
たまに喧嘩もするんですが、まわりのケンカをしている以外の人が両方の意見を聞いて話し合います。プレーだけでなく、人間関係が大切だということも先生からよく言われます。

【井上さん】
部内のミーティングで、練習とか勉強面で最近できていないことやできていることを出し合って、より良くするためにどうすればいいかを話し合う機会もあります。
そうやって指導してくださる佐藤先生は、どんな監督ですか。
痛々しくも、
バレーボール部員らしい
廣田さんの手
【井上さん】
バレーボールだけではなく、生活面も細かく指導してもらえるし、練習中はすごく厳しいのですが、終わったときには話もします。先生と話すことで何をするべきかをいろいろ考えることが多いです。

【呉本さん】
怪我をして練習に出ていない時期があったのですが、そのときに、逆にいい機会だから自分のことだけでなく、周りを見て学びなさいと言われました。その後、いろいろ思うことがあって、返事の仕方が柔らかくなったかなと自分では思います。

【廣田さん】
バレーボールだけではなく、人として何が大切だとか、何をどうしていったら成長できるかを自分たちに教えてくれます。
3年生の2人は、高校バレーボール部での目標は見えていますか。
【呉本さん】
高校になったらネットが高くなるんです。私は背が低いので、それでもコートの中で動いていけるような存在になっていきたいと思います。

【井上さん】
高校の先輩はすごく上手な人ばかりなので、中学のときに教えてもらった基礎をもう一度大事にして、早く先輩方に追いつけるようになりたいです。
廣田さんは、3年生ですね。
【廣田さん】
今の3年生の先輩たちは、自分たち2年生のことをよく見てくれて、すごく優しかったので、自分たちも先輩にしてもらったように後輩に優しく接することができるようにしたいと思っています。
では、最後に金蘭会中学校の魅力をお願いします。
【呉本さん】
バレーボール部だけでなく、クラス全員も仲が良くて、とても良い雰囲気です。グループみたいなものはあるのですが、お互いが話して、結局はクラスの仲がいいんです。

【井上さん】
授業で茶道や華道、琴を触る時間があって、そういう時間で女性らしさとか大人になってから活用できるようなことも教えてもらえる学校です。

【廣田さん】
朝、学校に入ってくるときに、先生や警備員の方とみんな笑顔で挨拶ができます。マナーや礼儀正しさも学べる学校かなと思います。
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