様々な工夫が凝らされた園田学園中学校自慢の図書室を写真で解説

図書館入り口にある、図書委員が一人ずつ制作した「図書委員会 私たちの大好きな本 POPで紹介」。文化祭でも展示されました。
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図書館入り口にある、図書委員が一人ずつ制作した「図書委員会 私たちの大好きな本 POPで紹介」。文化祭でも展示されました。
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川端康成の手紙が見つかったニュースをきっかけに、川端康成を紹介。関連付けてわかりやすくすると、生徒の興味は一気に増します。
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数ヶ月ごとに変わる図書館入り口に設置された「特集」コーナー。訪問時は「本屋大賞」受賞本の特集でした。
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図書館、書店、出版社を舞台にしたさまざまな書籍を、紹介プリントとともに展示。ほかにもSF特集、アニメ原作特集、ミステリー特集、クリスマス特集など興味がわく企画でコーナーが設置されます。
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校長先生からの提案で作られた「女性学コーナー」よりオススメ本を展示。「女性学コーナー」コーナーには、華道、茶道、着付、書の作法など多くの本が揃い、授業で気になった生徒が借りに来るとか。
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棚にはアルファベットが振り分けられ、記号を見ながら本を探せるように工夫されています。「W」はウーマンで女性学コーナーなど。
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保育士や看護師を目指す生徒が多く、コーナーも充実。高校生には幼児体育という授業があり、実習前の準備に活用する生徒たちが借りていきます。
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閲覧席に近く、見やすい場所に配置された推理小説のコーナー。東野圭吾、伊坂幸太郎、有川浩が人気です。
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洋画、邦画、ディズニー、ジブリなど豊富に揃うDVDコーナー。生徒には恋愛やホラー映画が人気です。書籍が原作になった映画を充実させ、書籍への興味を持たせることが、図書館の願いです。
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高校3年生が勉強のために多く利用する新聞コーナー。「天声人語」などをしっかりチェック。
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新聞社から寄贈される写真付きニュース記事を掲示。社会やニュースへの関心を高め、生徒の話も盛り上がるとか。サッカーや野球の試合の写真は、希望者へ配布されることも。
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雑誌コーナー。高校3年生は時事問題を経済本で勉強したり、料理好きな生徒は料理本を読んだり、多彩な興味や好みに対応してくれる雑誌コーナー。人気は、セブンティーンとnon-no。
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生徒たちが大好きな「空想科学読本」の空想科学図書館通信。
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月1回更新される新着図書コーナー。国語、数学、英語、社会、理科、家庭科、女性学の関連本が必ず1冊は入ります。
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生徒からの希望図書を募るリクエストボックス。リクエストの返事は掲示板にはり出され、返事がもらえることを楽しんでいる生徒も多いとか。
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閲覧席・自習席は、放課後になると生徒たちで埋まります。静かで落ち着けるスペースは、テスト前には席が取り合いになるそうです。
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初版と同じ形で復刻された書籍など、貴重本を展示。授業で習う夏目漱石の『こころ』も、「当時はこんな形や内容で出版された」と説明することで、生徒たちもさらに興味を持つそうです。
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阪神大震災後、援助により1997年に再建された現在の図書館。それらを踏まえ、地域の事を知るための郷土資料を設置しています。本棚やカウンターも震災時の国庫補助金により援助を受けています。
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人気の名作間違い探し。本に興味を持つきっかけ作りのために、毎月、少年新聞社からの資料を印刷して生徒たちを楽しませています。
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充実の絵本コーナー。幼児体育の授業でも利用されます。
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軽音部が利用するほか、コーラス大会や音楽の授業での演奏のために、多くの生徒が利用。学校図書館ではめずらしい豊富なラインナップ。
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女子校ならではの人気コーナーは、料理本コーナー。過去の雑誌から切り抜いたレシピのスクラップまで並んでいます。
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冬は暖かく見晴らしが良く明るい図書館。眺めは抜群! オープンキャンバスの説明会や大学の授業でも利用されます。
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放課後になるとそれまで静かだった図書館が一気に活気づきます。生徒たちが、見やすく配置された棚を回り、気になる本を探して次々借りていきました。