小林聖心女子学院中学校
注目! サッカー部・なぎなた部
「めずらしいクラブ活動だからこそ誇れます!」

小林聖心女子学院の数ある体育系クラブの中から、今回注目したのは中高のクラブ活動としてはめずらしいサッカー部となぎなた部。女子サッカー部がある学校はまだ少ない中、すでに50年近い伝統があるサッカー部と、日本の伝統的な武道のひとつでありながら「どんな競技?」と聞かれてしまうというなぎなた部ですが、親しむ部員たちからは“だからこそ”の誇りが伝わってきます。それぞれの先輩から受け継いだ練習で日々鍛錬し、目標に突き進む部員たちを取材しました。

サッカー部

部員数 9名[ 高2:2名 高1:4名
中1:3名 ]
活動日 月曜・火曜・木曜・金曜・土曜
部としての目標 年に2回の試合に全力投球。小規模なチームですが、全員で楽しくサッカーすることを大事にしています!

 

 

部活あるある 日焼け止めに詳しくなる!屋外で練習するため、日焼け止めに詳しくなります。特に詳しかった先輩は、おすすめ用、防水用、顔用などポーチがいっぱいになるくらいを持っていました(笑)。膝が日焼け!練習着のパンツとソックスの間が空いているので、膝が黒く日焼けします。だから日焼け止めも膝中心に塗っています。膝が黒いと「ああ、私、サッカー頑張った」と思います(笑)。

 

 

なぎなた部

部員数 38名[ 高2:9名 高1:8名 中3:7名 中2:9名 中1:5名 ]
活動日 月曜・火曜・金曜・土曜
部としての目標 夏、秋、冬にある大会に向け頑張っています。学院祭では防具をつけた「試合競技」や、音楽に合わせてパフォーマンスをする「リズムなぎなた」を披露します。
部活あるある 足裏がマメだらけ!裸足で練習をするので、足裏がマメだらけで何回もつぶれ、女子とは思えない足裏です。おまけに、皮がむけては治ってを繰り返すので、足の裏が固いです。だから体育祭のクラブ対抗リレーでは、裸足で走れます(笑)。冬は防寒下着と消臭剤が必須!冬は胴着だけでは寒く、中に防寒下着を何枚も着ています。ただ、防具をつけると暑くて大汗をかき寒くなるので、注意が必要です。防具は汗臭くなるため、部員は消臭剤をたくさん常備しています!

小林聖心女子学院 サッカー部

1967年に創部された歴史ある小林聖心女子学院サッカー部。中高女子サッカーの草分け的存在でもある同クラブは、現在、部員数減少が悩みだが、先輩後輩が連携してボールを追いグラウンドを元気に駆け回る姿は、女子サッカーへの憧れを抱かずにはいられない格好良さ。
PHOTO GALLERY
小林聖心女子学院 サッカー部 PHOTO GALLERY
取材日は、コーンを立ててドリブルの練習、次にディフェンスの練習であるロンド。そして3対3でオフェンスとディフェンスに分かれてシュートを決める練習。途中、先生から指示が飛び、それに応えるためにとにかく動き続ける部員たち。この激しい練習量が試合に勝つという目標達成のための底力になる。

知りたい!小林聖心女子学院 サッカー部

部員インタビュー
Fさん[ 高校2年・フォワード / ゴールキーパー ] Nさん[ 高校2年・部長・ディフェンス ]
Q
サッカー部入部のきっかけは?
A
Fさん 私は高校1年から入部しました。もともと小学2年からサッカーをしていて、中学生のときは神戸FCというサッカークラブに所属していたのですが、高校生になって勉強を頑張るためにクラブチームを辞めました。でもサッカーは続けたくて、学校の部活でやって勉強と両立しています。サッカー部はサッカーを楽しむことが部のモットーで、勝ち負けにはあまりこだわらず楽しんでいるところがいいなと思っています。
A
Nさん 中学受験前に母から「小林聖心にはサッカー部があるよ」と聞いていて、サッカー部の練習を見に行ったら、すごくかっこ良かったんです。それでサッカー部入部を目標に受験したので、中学1年からずっとサッカー部です。当時は部員数が今より多かったのですが、やはり規模は小さめでした。でも、和気あいあいとしていて、サッカーをしていても楽しく、居心地もよかったです。
Q
サッカー部の苦労と魅力
A
Nさん 部員数が少ないところは苦労しています。今は全員で9人だから、練習では各ポジションに人が足りないことがあるんです。試合では校内から運動の好きな子やサッカーをしている子を助っ人に呼んできたり、相手チームから何人かを借りてきたりということもあります。
でも、少人数だとサッカーをやったことがない人も、苦手な人も一緒に打ち込めるし、後輩と先輩の距離も近くて、その中でサッカーができるのはすごく楽しいです。共学ならサッカー部といえば男子ですが、この学校のサッカー部は歴史があり、女子でも全力でサッカーができるところは誇りです。
A
Fさん サッカーはチーム競技なので、先輩と後輩とで壁や距離があると、プレー中も困るのですが、私たちの部活は初心者にも先輩がちゃんと教え、仲良くプレーができています。サッカーをやっているとルールもわかり、日本代表やJリーグの試合を見るときも、もっとサッカーを楽しめると思います。
Fさん
Nさん
Q
歓迎! サッカー部
A
Nさん サッカーがうまくて大好きな人ももちろん大歓迎ですが、運動系の部活で仲の良い先輩や後輩と楽しくチーム競技がしたいとか、ちょっとボールを蹴ってみようかなとか、それくらいの気持ちで入部してくれても楽しいと思ってもらえるような部活です。
A
Fさん 私のようにずっとサッカーをやってきた人は試合数が少ないことを残念に感じるかもしれませんが、サッカーという競技を楽しむのであれば、十分満足できる部活だと思います。授業が終わってから一生懸命みんなで練習して、一緒に行動する時間もすごく多くなります。それはクラブチームとは違う良さです。練習日は週5日ですが、活動時間は圧倒的に少ないので、その分勉強に費やせる時間も多いと思います。
Q
今後の目標
A
Nさん 10月に行われる練習試合に勝つことと、新しい後輩を入れることです。小学生が学校見学でグラウンドを通りかかるたびに、「サッカー部だよ! ボール蹴らない?」と全力で呼びかけています(笑)。とにかく今、中学生が少ないのでアピールしたいです!
A
Fさん 今いるのが高校生と中学1年生のため、レベルに差がある中で、下級生のモチベーションが下がってしまわないように工夫したいです。顧問の先生と協力しながら少しでも早く成長して、早く先輩のレベルに追い付いてもらえるようにサポートしていきたいなと思っています。
Nさん
Nさん
Nさん
Students Voice
サッカーー部→なぎなた部
Nさん なぎなた部は、袴もかっこいいし、華があるように思います。
毎年多くの新入生がなぎなた部の見学に行っている姿を見ると、にぎやかでいいなと思います。サッカー部もなぎなた部を見習って、華を出さないといけませんね(笑)。

小林聖心女子学院 なぎなた部

体育館で中高合同の練習を行っている小林聖心女子学院なぎなた部。全員が持つなぎなたは、210~225cmと身長以上の長さで、刃部は竹、柄部は樫の木で作られている。防具をつけて打突の練習が何度も繰り返され、館内には竹の打ち合う音が響き、面の中からは荒い息遣いが聞こえる。なぎなたには、防具をつけて相手の定められた部位を打突して勝負する競技と、二人一組で形や技を演技する競技があり、部員たちはそれぞれの個性を生かして練習に励む。
PHOTO GALLERY
小林聖心女子学院 なぎなた部 PHOTO GALLERY
防具をつけての試合は3分。練習もコーチに時間をはかってもらい、集中した真剣な打ち合いを繰り返す。舞台上では、まだ袴を着られない体操着の中学1年生に、先輩が基本である演技を指導。緊張感があふれる練習場を出ると、玄関に制靴がきれいに揃えられていて、なぎなた部が礼儀や作法を大切にしていることが伝わってきた。

知りたい!小林聖心女子学院 なぎなた部

部員インタビュー
Aさん[ 高校2年・部長 ] Nさん[ 高校2年・防具ヘッド ]
Q
入部のきっかけ
A
Aさん 小学校の時に、中高の先輩方がなぎなたの練習をしていらっしゃるのを初めて見て、他の学校にはないクラブでびっくりしたんです。礼儀なども学べると聞いて入部しました。袴に憧れていたので、中2になって初めて袴を着た時は自分がなぎなた部員なんだと実感できて嬉しかったです。
A
Nさん 私は小学生の時に見ていた大河ドラマでなぎなたを知り、当時はかっこいいと思わず“叫ぶもの”だと思っていたんです。それが、中1の学院祭でリズムなぎなたを見て、「こういうこともするんだ」と驚いて、入部を決めました。入部当初は、思った以上に長いなぎなたを操るのが難しかったですね。高2になった今でもよく注意を受けるので、簡単ではないと思っています。
Q
なぎなた部の苦労と魅力
A
Nさん なぎなたは、学年や人数に関係なく練習することができ、学年を超えた縦のつながりを大事にして互いに教え合えます。数少ないなぎなたの大会では、みんなで勝利を喜べるのが嬉しいです。
めずらしいクラブだけに初めての試合がいきなり県大会で他のクラブに羨ましいと言われますが、試合に向けて頑張って、勝った時や1本取れた時はやはり達成感が大きく、このクラブをやっていて本当に良かったなと思います。
A
Aさん なぎなたは、コーチに挨拶する時もちゃんと並んで正座してお辞儀をします。なぎなたや防具は神聖なものなので、大切に扱わなければなりません。そういうたくさんの礼儀作法が身についた時に、本当になぎなたが自分のものになるのかなと思います。
練習日数が多く、夏休みや春休みも練習で、コーチからは厳しく指導いただくことも多いですが、いっぱい練習することで、試合に勝てたり、良いところまで進めたりしたときは嬉しくて、続けていて良かったなと思えます。私は入っているクラブを「なぎなた部」と答えると、「何それ?」と興味を持たれることで、誇らしい気持ちになります。
Nさん
Aさん
Q
歓迎! なぎなた部
A
Aさん 普段の練習は、代々受け継がれてきた先輩方から教えてもらった練習を続けています。部室には昔の先輩の防具やなぎなたもありますが、なぎなたは1人ずつ購入します。背が低い私の倍くらいの長さで、中1の時は回すとよく当たっていましたが、練習していくと長さを感じなくなり、重さも気にならなくなっていきますから大丈夫です。
A
Nさん 私が今使っている防具も昔の先輩のものです。壊れたら購入しないといけませんが、一式8万円くらいして高価なものなのでちょっと大変です。防具をつける3分間の試合は激しく、本当にしんどいです。なぎなたでは気合いが大事と言われていますが、その気合いがある人、負けず嫌いで意欲がある人に向いていると思います。
Q
今後の目標
A
Aさん まずは秋に本校で開催される試合での勝利が目標です。自分の出る種目だけではなく、運営面でも頑張りたいです。
A
Nさん 私たちが中1の時はもっと部員数が多くて、試合に出る人も限られ、私自身も初めて試合に出たのは中3の夏でした。今は人数が少なくなっていますが、後輩に自分が教えられることは最大限教えて、部活を継続してもらいながら、「みんなで1本取りたい」という気持ちを伝えていきたいと思います。
Nさん
Nさん
Nさん
Students Voice
なぎなた部→サッカー部
Nさん 屋外での練習が大変そうな印象が強いですが、みんなで日陰に入って美味しそうにお茶を飲んでいるところやみんなで日焼け止めを塗っているのを見ると、女子校ならではのサッカー部でいいなと思います。

 

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