大阪青凌中学校・高等学校
校舎移転特集 Next Rising! Vol.02

大阪青凌中学校・高等学校 校舎移転特集 Next Rising! Vol.02
大阪青凌中学校・高等学校 校舎移転特集 Next Rising! Vol.02
大阪青凌中学校・高等学校は、2020年4月に、今の高槻市から隣の島本町への校舎移転が決定している。学校が、どのような環境を選び、どのような校舎を建てるのかという、校舎移転のタイミングにしか見えない学校の景色を「校舎移転特集Next Rising!」として、数回に渡ってお届けする。

大阪青凌らしさを加速させる
「思い」と「仕掛け」

校舎移転特集の第2回は、設計を担当した類設計室の建築士の本田真吾さん、松井英仁さんに、完成予想パースを使って、新校舎のポイントの解説をしていただいた。大阪青凌らしさを一段と加速させていく、「思い」と「仕掛け」をご覧ください。
大阪青凌中学校 教頭 向忠彦

類設計室 建築士 本田真吾

解説:株式会社類設計室 本田真吾さん・松井英仁さん
中庭を取り囲み、一体感を感じる配置計画
解説01

中庭を取り囲み、一体感を感じる配置計画

設計担当者コメント
大阪青凌の新校舎は、「ライジングヒル」と名付けた玄関を通り抜けて、教室棟に入ります。教室棟は、中庭を取り囲むように普通教室と特別教室を配置しており、ガラス越しに各階の様子を見渡すことができるため、仲間との一体感を感じる計画にしています。
職員室のあるフロアーは、グラウンドより一段高くなっていて、グラウンドの様子が見えるようになっています。体育祭の時は、職員室の前に広いバルコニーを設けているので、保護者のみなさまが来たとき、見てもらえるようにしています。
尚、中庭を取り囲む教室棟は、外側と内側の柱を「ロの字型」に配置することで、専門用語で「ダブルチューブ構造」という地震に強い耐震構造を取り入れています。この構造は、高層の事務所ビルやマンションなどで使うような仕組みを応用しています。

一つ上の自分をめざす「ライジングヒル」
解説02

一つ上の自分をめざす「ライジングヒル」

設計担当者コメント
大阪青凌には、一つ上の自分をめざす「ライジング」というコンセプトが掲げられ、受験力・成長力・人間力をUPさせるプログラムや体制が整備されています。この想いを建築計画に反映させるべく、玄関から教室棟に向かう階段スペースに「ライジングヒル」という名前をつけました。階段の途中にミーティングや展示のできるスペースを設け、観客席とステージにもなる構成にしています。使い方は自由で、帰宅前にここに座って、仲間と議論してもいいし、ダンスの発表や研究成果の発表もできます。

島本の自然を感じ、多目的に使える「エクセルホール」
解説03

島本の自然を感じ、多目的に使える「エクセルホール」

設計担当者コメント
玄関の上がエクセルホールです。入試説明会などにも使えますが、イスを全部収納すると、小さな体育館としても使えます。ステージの背面はガラス張りになっており、島本町の豊かな自然が見渡せるようにしています。
今回の設計では、ありとあらゆるスペースが、ひとつの用途だけではなく別の用途でも使われることを考えています。それは、効率がよくなるだけではなく、一定の時間だけ使う場所を極力少なくすることで、学校の活気が伝わるようにする狙いがあります。

仲間との憩いの場になる「ランチルーム・中庭テラス」
解説04

仲間との憩いの場になる「ランチルーム・中庭テラス」

設計担当者コメント
2階のランチルームでは、焼きたてパンを売るコーナーを設ける予定です。ランチルームには、ファミレス風のボックス席を設置するなど、ランチタイム以外に勉強やクラブのミーティングなどで使えるように工夫しています。
ランチルームと一体で利用することができる中庭テラスは、人工芝やウッドデッキを設置し、仲間と語らう「憩いの場」になります。また、中庭テラスは、周囲の廊下から見下ろすことができるため、クラブ活動の発表など、様々なイベントでも利用できる仕掛けになっています。

解説05

職員室と自習室(1階)

設計担当者コメント
職員室のカウンター越しに自習スペースがあります。生徒が帰りに自習していたら、先生が出てきて声をかけることができる活気のある空間になっています。奥にある自習室は、集中して勉強したい人たちにお勧めです。食堂を使うことも可能なので、その日の気持ちや状況に合わせて、自習の場を選んでほしいと思います。

【2018年8月1日現在の状況】
工事は予定通り進んでいます。年内まで建物を支える柱や床等の構造体(骨組み)を作る工事が続きますが、少しずつ建物の形状(ボリューム)が見え始めています。
エクセルホール棟は昇降口に繋がる大階段の形状が前面道路から見られる所まで工事が進んで来ました。
教室棟は1階の柱・壁や2階の床の構造体を、体育館棟は基礎部分の構造体を作っています。
敷地は高低差が大きいですが、各棟とグランドや駐車場のレベルや大きさが分かる所まで造成工事も進んで来ました。

 

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