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報徳学園中学校
吹奏楽部インタビュー

報徳学園中学校高等学校 吹奏楽部 インタビュー

部長 橋本くん 高校2年<特進コース>・サックス 副部長 池内くん 高校2年<Ⅰ進コース>・クラリネット

誕生日会など日々の交流が
チームワークを大事にした音楽へ向かわせる

報徳学園吹奏楽部への入部動機を教えてください。

橋本くん

橋本くん

【橋本くん】
僕は高校からの入部です。もともと他の中学の吹奏楽部でサックスをやっていて、クラブ紹介で「ルパン三世」の演奏を聴いてかっこいいなと思って入部しました。

【池内くん】
僕は中学の入学式後の歓迎演奏で演奏されたワンピースの曲がかっこいいなと思い、自分もやってみたいなと思って入部しました。クラリネットは中学で入部してから始めて、最初は全く譜面が読めなかったのですが、先輩や顧問の先生に教えてもらって早い時期に読めるようになりました。初心者でも大丈夫でした。

2人が感じる吹奏楽部の魅力は何でしょうか。

【橋本くん】
吹奏楽は1人ではできない。周りと協力して1つの音楽ができるんです。だから協力し合う力をお互いに高めていくことが、吹奏楽部の魅力だなと思います。

【池内くん】
吹奏楽は演奏技術を磨くことだけがすべてではないところが良さだと思います。僕自身、吹奏楽部に入ってからいろいろな音楽作品に触れ、世界観や表現の仕方を知りました。みんなで曲を作りあげていくときも、作品を聴いたり読んだりもしていくので、いろいろな作品に触れられます。そこが魅力だと思います。

今、部員は30名とのことですが、部長・副部長として、部をまとめるときに気を付けていることは?

池内くん

池内くん

【橋本くん】
人数が多いと伝わらないことが多くなってくるので、まずはわかっている人にちゃんと伝えて、そこから枝分かれしていってくれたらいいなと思っています。伝えることはやっぱり難しいです。小編成とは言え、目が行き届かなくて、部員間の問題をあとで聞くこともあるので、そういう細かいところに部長として気付いていけたらいいなと思います。

【池内くん】
僕は部長を補佐する副部長なので、部長がもっと伝えやすくなるように部員をまとめていきたいと思います。楽器がなかなかうまくいかずに悩む後輩も多いのですが、自分が最初のころずっと先輩に言われていた「練習の時間は、失敗してもいいからとりあえず吹こう。そして本番までにはしっかり間違わないようにしよう」を、よく言っています。

報徳吹奏楽部の珍しい取り組みとして、部員の誕生日会をしているとお聞きしました。そういったコミュニケーションは演奏にいい影響を与えていますか。

【橋本くん】
そうですね。他の部活だと上下関係が強い部もあると思うのですが、吹奏楽部は誕生会や新入生歓迎会などみんなで一緒に遊べる機会があるので、全員が仲良く同じ土台に立って、チームワークを大事にしながら音楽に向かえていると思います。

【池内くん】
練習では先輩後輩ということで緊張やけじめも必要になりますが、誕生日会を開くことで先輩後輩の枠を越えた友情をしっかりと築けて、それが音楽面にも出ています。誕生日会は、中高生が一つになって、部員の誕生日を祝うためにいろいろ考えるので、先輩後輩が近づける良いきっかけになっているし、チームワークという意味ではすごくいいと思います。

やはり部の雰囲気が良くないと、音の乱れを実感しますか。

橋本くん / 池内くん

橋本くん / 池内くん

【橋本くん】
そうですね。やっぱり気持ちが暗いと音も暗くなっている感じがします。先生に叱られっぱなしで全員の気分が下がっているときは、聴いていても重たい音楽になっています。そういうときは部員同士励まし合いたいのですが、全員が暗い気持ちなのでみんな落ち込んだまま帰ります(笑)。その意味では誕生日会はアクセントになっていますね。最初は驚きましたが、やっぱりお祝いをしてもらえたら嬉しいんです。

基礎練習が大事。
スランプにぶつかったときも助けは基礎練習。

反対に2人が感じる吹奏楽部の大変さや苦労は?

【橋本くん】
吹奏楽部は運動部みたいな文化部と言われるのですが、練習時間がすごく長いので、勉強とか、クラスの友達と遊ぶことがなかなかしにくくなります。僕の場合は部活が終わって居残り練習をしたあと家に帰るのですが、そのあとに予習復習だけはしておくとテストでだいぶん違うなと思っています。大変ですが、けじめをつけるのが大切かなと。

【池内くん】
僕はパート練習のときに説明を理解してもらうことが一番の苦労です。そのときは個人で話をして、特に中学生には理解してもらえるまで徹底的に伝え、それからパート全員でやるようにしています。勉強との両立においては、時間を区切って部活する時間と勉強する時間をきっちりと分けています。そうするとだらけることがなくなるし、今日の目標が立てやすいので、勉強と部活でやることが明確になります。

【橋本くん】
平日は補習もあってなかなか部員が揃いにくいので、平日に個人やパートで練習を積み重ねて、休日に全体で合わせます。休みの日はたっぷり練習します。

最近は、関西大会で金賞の受賞が続いていますが、その理由は何でしょうか。

橋本くん

橋本くん

【橋本くん】
基礎練習ですね。ずっと練習しているとスランプにぶつかるのですが、そういうときに助けになるのが基礎練習の音色で、結局曲を演奏していても全体的に良い音色でないといい曲にはならないんです。だから基礎練習は大事だなと思っています。

大変な練習が全部吹き飛ぶコンクールの金賞

吹奏楽部の活動で、印象的なことやそれらを通して成長できたことはありますか。

池内くん

池内くん

【池内くん】
やはりコンクールですね。中学のときは地区大会止まりが多かったのですが、高校に入ってからは2年連続小編成の部で関西大会まで行かせてもらったので、この2年間は特に印象的です。練習は大変ですが、それが全部吹き飛ぶ感じです。
僕は入部したころはあまり人とも話せなくて、自分から発信することもなかったのですが、高校1年でパートリーダーをさせてもらって、高校2年で副部長をさせてもらって、人に発信したり、物事を伝えたりすることを恥ずかしがらずにできるようになったかなと思います。

【橋本くん】
大会に行くと他校の歓声は女子の声も混ざって華やかなのですが、僕ら男子校の吹奏楽部が金賞を獲ると地響きみたいな声になるんです(笑)。でも、その喜びのために厳しい練習ができます。人数は少ないですが大会の舞台は大きいので、達成感はしっかりと得られると思います。
僕は中学校のときも基礎練習をやっていたのですが、そこまでしっかりとはやってなかったので音色がよくなるにも限度があったと思うんです。でも、高校に入ってやり方が変わって基礎重点的になったので、楽器はずいぶん上達したなと思っています。手応えがありますね。

これから部長、副部長として頑張っていくわけですが、自分たちの吹奏楽部をどうしていきたいですか。

【橋本くん】
自分たちの個性をしっかりと音にしていって、伝統を守りつつ、新しい風を入れていければいいなと思っています。うちの学年は僕と一緒で高校から報徳に来た子が多いんです。練習の中に他の中学校で培った良さも取り入れていければいいかなと思います。

【池内くん】
僕は中学から報徳でやってきましたが、ちょうど僕たちが変わるチャンスの時期かなと思うので、外部からの良さを取り入れながら今までの内部の良さもミックスして、新しい報徳吹奏楽部のサウンドを作っていきたいです。

【橋本くん】
学園祭の曲は、クラシックだけでなく流行っている曲も候補に入れて投票で決めます。ディズニーのメドレーやアニメの曲をやろうと思っています。やっぱり吹奏楽部はお客様が楽しめてなんぼ! まずは自分が楽しみ、それを共有できる形で演奏したいと思います。

 

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