総合グラウンドは、野球部とサッカー部が同時に練習できる広さを持っています。しかも、敷地は全面天然芝！ １年を通してメンテナンスされているので、芝の緑はいつも美しく映えています。また、夜間照明があるので、部活を頑張る生徒は日の入りが早い冬でも放課後まで練習することができます。

中学と高校の体育大会は、もちろんこの総合グラウンドで開催。さらに、ナラトミにはもう一つ、学園の幼稚園・小学校・中学校・高校が一緒に行う合同運動会があります。集まる園児と児童、生徒の総数は1,000人を超える規模。全員が集合してもなおグラウンドにゆとりがあるので、「やっぱり、この広さはスゴい！」と毎年感心させられます！

天体が好きな生徒も、まだ興味がない生徒も、天体観測ドームの巨大な望遠鏡で星を眺めれば、神秘的な夜空とそのスケール感に誰もが魅了されます。私が初めてここで星を観たのは小学４年の時。望遠鏡を通すと、地球から遠く離れた月も本当に手が届きそうなくらい間近に感じられます。

ナラトミでは、空気が澄む秋の時期に「天体観望会」を開催しています。今年度は奈良学園大学の教授による解説もしていただけることになりました。観望会を楽しみに入学してきた人もたくさんいるので、在校生は皆ワクワクしています。ナラトミの一員になれば、皆さんもぜひ参加してください！

吹き抜けの空間が広がるサイエンスホールは、季節の光が降り注ぐ本当に気持ちの良い場所。壁面には世界の偉人の肖像画や写真が掲げられ、正面には偉人たちの名言が散りばめられた「言万葉（ことのよろずは）の絵樹」があります。その壮観さは、ナラトミを初めて訪れた人なら誰しも足を止めて見入ってしまうほどです。

私は「少し休憩したいな」と思った時にここに来ます。今年から１階に椅子とテーブルが置かれたので、そこに座って偉人の写真をぼんやり見上げる機会が増えました。さらに、上の階から絵樹を眺めたり、後輩を見かけたら「おーい！」と声をかけたりして手を振ることも。そうして一息つくのが、疲れた時に行うルーティンです。

先生に質問しに行きたいけど、職員室はちょっと入りづらい――。そう感じて躊躇してしまう生徒は、きっとどの学校にもいるはずです。でも、ナラトミには職員室とは別に、各学年の担任の先生が授業の準備などで利用する「教員ステーション」があるので、そこにはどの生徒も気軽に足を運んでいます。

僕も実際に、これまで何度もここで先生といろいろな話をしてきました。定期考査が終わったタイミングであれば勉強のことを中心に話し、それ以外でも、先生のほうから普段の生活や趣味のことなど、気軽に尋ねてくれます。教員ステーションがあるおかげで、先生との距離がとても近く感じられます。

校内の数ある施設の中でお気に入りの場所を一つ挙げるなら、やっぱりライブラリー。入ってすぐのところにファブリック生地の椅子があり、カフェテリアのようにくつろげるスペースが広がっています。蔵書数は４万冊に迫る勢い。様々なジャンルの小説やノンフィクション、専門書があり、音楽・科学・スポーツ・料理・鉄道などの雑誌も揃っています。

ここに足を運ぶのは本や雑誌を読みたいと思った時ですが、教室でちょっとモヤっとすることがあった時もよく利用します。わずかな時間でも落ち着いた雰囲気の中に身を置けば、気持ちをリフレッシュさせられます。ライブラリーは、私に癒しを与えてくれる大切な場所です。

部活動も活発！“ならとみファイティングスピリッツ”をスローガンに、運動部も文化部も好きなことを全力で！

高2になると、待ちに待ったオーストラリア語学研修が！英語漬けの2週間は、不安より期待のほうが大きいです！

理科の実験室は、生物・物理・地学・化学×2の合計5つ！生物実験室には双眼タイプの光学顕微鏡が1人1台あります！

宿泊研修は毎年ワクワクして現地へ！中1は兵庫のハチ高原、中2は和歌山の白浜、中3は沖縄に行き、体験学習を通じて学びを深めました！

制服は夏・冬のどちらもかわいいです！マスコットキャラの“なとみん”もかわいくてお気に入りです！