【帝塚山学院泉ヶ丘中学校・高等学校】
生徒会が活躍!
生徒の主体性で作るより良い学校

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近年、主体的な活躍が目立ってきた帝塚山学院泉ヶ丘生徒会。昨年はコロナ禍ではあっても、オンライン朝礼や挨拶運動、意見箱の設置、感染症対策に徹した体育祭など、様々な活動に積極的に取り組みました。今年も新生徒会のメンバーが先輩の思いや行動力を受け継ぎ、新たな活動を始めています。今回は、新旧の生徒会メンバーに集合してもらい、帝塚山学院泉ヶ丘中学の生徒会の活動について語ってもらいました。そこからは「自分たちの学校を良くしたい」という熱い思いが伝わってきます。
集合写真
生徒会
  • 岩間くん[生徒会長・中3]
  • 宮川くん[副会長・中3]
  • 河合さん[執行委員・中3]
  • 山口さん[執行委員・中3]
  • 山本さん[執行委員・中2]

内藤先生(生徒会担当)

生徒会
  • 山本くん[生徒会長・高1]
  • 窪田さん[副会長・高1]
  • 橋本さん[執行委員・高1]
  • 伊藤くん[執行委員・中3]

Talk Session 旧生徒会メンバー×新生徒会メンバー

意見を募り回答する
より良い学校づくりを全員で

― 昨年、旧役員の皆さんが生徒会に立候補した理由、やりたかったことを教えてください。

山本くん:自分から立候補は考えていませんでしたが、周りから薦められました。コロナ禍で制限が多い中で「そういえば学校をもっと明るくしたいな」「挨拶がもっと飛び交うようになればいいな」「みんなを元気づけられたらいいな」と思って会長に立候補しました。

窪田さん:私は中2でも執行役員として1年間務めたので、中学最後の節目にもう一度副会長で立候補したいと考えました。生徒会活動で、私が主に目標としていたのが、挨拶の向上です。中2では挨拶をするだけでしたが、中3では「挨拶」と表示したり、生徒会ジャケットも作ったりして、挨拶運動を大きくアピールすることができました。

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挨拶運動

橋本さん:私が生徒会に入りたいと思ったきっかけは、先輩方の生徒会での活躍によって、学校がとても良くなっていったと感じたからです。去年は、例年通りにはできなかった行事も多かったのですが、その中でも生徒会で最大限のことをやって、みんなが楽しくなってほしいと思いました。

伊藤くん:僕は、小学校の時にやっていた児童会が楽しく、学校を自分たちの力で変えることができたので、それをもう一度中学校で実現したいと思ったからです。学校全体を知れたことは大きな経験でしたし、意見箱を設置して反映する取り組みは頑張りました。

― 新生徒会からは、会長と副会長の立候補理由を教えてもらえますか。

岩間くん:僕は中2で執行委員に落選しまして、中学最後の中3で生徒会長に再チャレンジしました。去年の生徒会の先輩たちがコロナ禍の苦しい状況の中で最大限のことをされていたのを見てきました。今年は去年より制限が緩くなっている部分もあると思うので、全力でやっていきたいと思っています。

宮川くん:中学1・2年生の時に学級委員をやっていて、学校を良くすることや変化させることは楽しそうだし生徒会をやってみたいと思っていました。中2の時に執行委員で落選したので、今年こそやりたいと思って立候補しました。去年の先輩たちは大変そうでしたが、それでも頑張っていて「すごい!」という印象が強かったです。

― 確かに去年は予想できないことばかりで大変だったと思います。その中で山本くんは、生徒会長としてどのように先導してきましたか。

山本くん:表に立つ活動以外にも、朝礼用の動画を作るなど裏方でやることも増え、大変さはありました。ただ、動画を見た生徒のみんなの反応が良かったら、学校を引っ張っていけていることが実感できたので嬉しかったです。他にも生徒会だけのアイデアでは学校全体は良くならないと考え、今まで1つしかなかった意見箱を、いろんな場所に設置して、みんなが思いついた時に意見を入れられるようにしました。そこから意見を集めて、今変えなければいけない問題を把握していけるシステムを作りました。

窪田さん:意見がきたら、ホワイトボードに返答を貼るSQ&Aというシステムを作ったんです。これは、会長のアイデアです。

山本くん:自分は生徒会長という立場なので生徒会運営のことばかり考えがちですが、生徒側の立場なら「自分たちが楽しくメリハリのある学校生活を送れるように、生徒会がこうしてくれたらいいな」と考えると思うんです。それに、意見箱というシステムに意見を書いたところで反映されているかがわからないと、不安だし不満に感じるだろうと思いました。それで、意見が校風にそぐわないなら、「こういう理由で無理でした」と正直に返答し、改善できそうな良い意見だったら「これからこうやって改善していきます」ときっちり伝えていくようにしたんです。



生徒会掲示板

― 新生徒会の執行委員の河合さんや山口さんは、意見箱をどういう風に見ていましたか。

河合さん:意見箱での意見に対してしっかり返答しててすごくいいなと思っていました。それを続けていくことで学校がより良くなることが実感できたので、今年の生徒会でも続けていきたいと思います。

山口さん:最初は意見箱が反映されているかわからなかったのですが、ホワイトボードに掲示され始めてから、「これはこうなんだ」と状況が目に見えてわかるようになったんです。それはいいなと思いました。

― 生徒会の方針がしっかりと伝わっていたんですね。旧生徒会の橋本さんは去年の活動で印象的だったことはありますか。

橋本さん:体育祭では例年できていた競技ができなくなって、生徒会と体育委員で意見を出し合って、できるだけ密にならない新しい競技を考え、その競技に使う小道具を協力して作ったことは印象的です。また、声を出せないため、各団で違う手拍子で応援しようということになりました。

― 新生徒会の山本さんは、去年は1年生ですが、体育祭をどのように見ていましたか。

山本さん:体育祭でいろいろ工夫してくださったことは、私もクラスの人たちもと感激しました。手拍子での応援も、他の団の手拍子と被らないのかなと思っていましたが、そんなことは全くなく、体育祭を思い切り楽しめました。

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新競技ひっくり返し競争
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― 旧生徒会の伊藤くんが活動を通して印象的だったことは?

伊藤くん:個人的なことになりますが、「ココロの学校」で桂福点さんをお招きして落語や人生のエピソードを聞かせていただいた時に、司会をさせてもらったんです。その時に初めて生徒会をやっていると実感しました。自分は部活もあってなかなか生徒会活動ができず、先輩方が頑張ってくれているからこそ何かやらんとあかん!という使命感があった中で、貴重な経験ができたことはとても印象的でした。

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桂福点さんの「ココロの学校」

― 生徒会担当の内藤先生は、どのようなサポートをされたのでしょうか。

内藤先生:僕が生徒会にきちんと関わったのは去年からです。彼らの一代上の生徒会から「もっと生徒会主体にしていこう」「生徒が主体的に動けるように教師はバックアップしていこう」というスタンスになってきました。今、話を聞いていて、生徒会という誇りと使命感をもって、週に1回の全校朝礼でみんなの前に立って話をしたり、動画を作ったりと頑張ってきたことで、ここまで学び、成長してくれたのかなと感動しています。これからも前向きに主体的に、生徒会活動を進めてほしいと思います。

新生徒会

新生徒会 先輩の工夫を残して自分たちで新しいことにチャレンジ

― 新生徒会の皆さんは、去年の先輩たちの活動を見て、今年はどのように頑張ろうと思っていますか。

岩間くん:今年も挨拶運動を毎日続けているのですが、生徒の皆さんが慣れてきて、挨拶を返してもらえないようになるのではないかと心配しています。もっと挨拶を返してもらえるように策を練っていきたいです。

宮川くん:先輩たちがやっていた質問箱の意見や要望に回答していくことは、今後も続けたいです。「意見が採用された」と参加が実感できる良い取り組みだと思います。

山口さん:実際に生徒会をやってみて、わかっていなかった大変さには驚きましたが、それ以上にやりがいのある仕事だなと思っています。先輩方の工夫なども残しつつ、自分たちで新しいことを考えてチャレンジしていきたいと思います。

河合さん:去年はコロナ禍でのオンライン朝礼を見る立場でしたが、いざ自分たちがやると、見ている人に伝わるように話すにはどうすればいいかで悩んでしまいます。先輩たちの話はすごく伝わりやすかったので、私たちも頑張っていきたいです。

― 旧生徒会から、何かアドバイスはありますか。

山本くん:伝わりやすくするには、作っている側が自分で満足してしまわないことです。「今回伝えることは何か」を把握して、発言にテロップを入れるなど、見る側の目線を意識してわかりやすさを心がけると、伝わりやすくなると思います。

旧生徒会

旧生徒会 生徒の自発的な動きを手助けするのが生徒会

― 主体的な活動を行う帝塚山学院泉ヶ丘の生徒会は、学校でどのような役割を担っていると思いますか。またそれを経験したことでの自身の成長があれば教えてください。

山本くん:去年、僕自身が作ったスローガンを「一人ひとりが自発的に 笑顔、挨拶、思いやり」です。その中で特に「一人ひとりが自発的に」というのが一番大事だと思っていました。生徒会は生徒の代表なので、生徒一人ひとりが自発的に動けるような助けをするのが役目だと思います。それが全うできるように、半年間頑張りました。生徒会をやるまでの僕は、自分の考えをみんなの前で話すことができなかったのですが、人前に立って話すことが多くなり、相手に伝えるための話し方がわかってきました。人との言葉のキャッチボールがスムーズになったことは成長だと思います。

窪田さん:私が思う生徒会は、生徒と先生のちょうど真ん中です。生徒の意見を先生に伝える立場なので、生徒の意見を学校全体に広げていく手助けをしたいという思いをもってやってきました。私の中では「挨拶と笑顔」が目標で、挨拶運動を頑張ってきましたが、反応が悪くて悲しい時もあるし、良い反応があって嬉しい時もありました。それを繰り返しながらも笑顔を増やしていこうとするところに、生徒会の意味があると思いますし、新しい生徒会にも受け継いでいってほしいです。

橋本さん:生徒会は、生徒のみんなの頑張りを知り、学校の良さを発見することができます。だからこそ、大変なことがあっても、「みんなのために何かしたい」「学校を良くしたい」と、楽しくやりがいをもって頑張れます。多くの人の要望に応えるために何をすればいいかと考えたことは、生徒会に入らないと出来なかったことです。この貴重な経験を今後にも活かしていきたいです。

伊藤くん:生徒会での活動は中学・高校生活の一部にすぎないのですが、とても大きな経験です。生徒会をやったからこそ、話し方や伝え方もうまくなり、生徒の皆さんが思っていることを汲み取ってどうやって行動すれば良いかを考えられるようになりました。社会に出ても活かせる経験だったと思っています。

― 内藤先生は、生徒会の皆さんの話を聞いてどういうご感想ですか。

内藤先生:生徒会に入る時は学校を変えたい、これを変えたいという気持ちをもって入ってきますが、今、話を聞いていて思うのは、一番変わるのは彼ら自身なんだということです。生徒会を通して、一番成長したのは様々な努力や工夫をした生徒たちです。学校を変えようと行動したように、今度は自分を良くするためにも行動してもらえたらと思います。

― では、最後に、新生徒会長の岩間くんに5人を代表して、今年の生徒会の抱負をお願いします。

岩間くん:先輩方がいろいろなことに挑戦して、この学校はだいぶ変わってきました。だから、僕たちもさらに新しいことに挑戦して、学校をより良く変えていけたらと思います。今の対談を聞いていても先輩方は伝え方が本当に上手だと思ったので、僕たちも生徒の皆さんにもっと伝えていけるように頑張ります。

 

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