神戸龍谷中学校高等学校

チームで生徒に寄り添い支える!新教育ステージ

発見!私学力
神戸龍谷授業先生インタビュー中学受験私立中学兵庫関西共学校コース

チームで生徒に寄り添い支える 個を伸ばす教育は新ステージへ

明確な目標をもって学べる2コース制(エキスパートコース/アドバンスコース)を2023年度から導入し、自主自立を促す“個を伸ばす教育”を次のステージへと進化させた神戸龍谷中学校。関西の私立校として初めて「チーム担任制」を採用し、他にもテストのあり方や時間割を生徒目線でリニューアルするなど、新たな取り組みの数々が実践されています。そんな“新教育”と効果を5人の先生方に語っていただきました。

神戸龍谷の新教育

Expert course / Advanced course

Teacher’s Voice

校長補佐 信原孝彦先生

NEW START ①


チーム担任制


6人の先生が中学1年・全クラスを担任!

クラス担任を1人に固定せず、学年団の教員がチームを組んでローテーションで担任するのがチーム担任制の主な特徴。今年度から「エキスパートコース」と「アドバンスコース」で計3クラスの編成となり、中学1年は6人の教員(中学2年は2クラスで4人の教員)が担任を務める。

「チーム担任制」ココがポイント!

校長補佐 信原先生

担任が複数人いるメリットは、「勉強の相談はA先生に」「この話、B先生に聞いてもらおう」というように生徒自ら意志決定をして教員とコミュニケーションを取れることです。保護者の方も同様で、生活面、勉強、進路など相談したい内容に応じて気軽にどの教員にも接していただけます。
一方、教員側のメリットは、「全クラス=学年全員」をチームで把握できる点です。勉強面はもちろん、生徒のちょっとした心の変化なども一人の教員が何かに気づけばすぐにチーム全員で情報を共有でき、より細かなサポートや指導につなげられます。

NEW START ②


ブロックテスト


単元を学び終えるたびにテストを実施!

昨年度まで実施していた年5回の定期テストのうち中間テスト(3回)を改め、3週間に1回の割合で行うブロックテスト(年間8回)を新たに導入。単元を学び終えるたびにテストが行われるため、生徒は短い期間ごとで自らの理解度を確認でき、知識の定着も図りやすくなる。

「ブロックテスト」ココがポイント!

校長補佐 信原先生

年間で計8回実施するブロックテストの何よりの利点は、習い終えた単元の習熟・到達度を短いスパンでこまめにチェックできることです。1教科・30分を基本にテストを行い、実施したその日のうちに答案と解答を生徒たちに返却します。
これまで行っていた中間テストに比べると出題範囲が狭いため、自宅で自ら勉強する時も取り組みやすくなり、より集中して机に向かえます。もちろんブロックテストを受けて「はい、終わり」ではありません。「フォローアップ」の授業を設け、教員が親身に寄り添って苦手克服と得意伸長のサポートを行います。

NEW START ③


フォローアップ


やがて自ら学習フォローができるように!

7限目の枠に週3回「フォローアップ」の授業を実施。苦手をそのままにせず、テストの結果に応じて補講を行い、プリントも活用しながら教員は個々の生徒の学力アップに努める。理解度が高い生徒は自習時間として活用でき、英検の勉強などにも取り組める。

「フォローアップ」ココがポイント!

校長補佐 信原先生

実施したブロックテストの結果を振り返り、どこに弱点があるのかをまずは生徒自身が自覚します。そこから理解に至っていない箇所を苦手にしないよう、教員は復習に重点を置いたフォローアップの補講を行い、個々の生徒を適切かつ親身に指導します。
中1のはじめのうちは「ここを重点的に頑張ろう」と“与えるフォロー”を実践しますが、ブロックテストを重ね、学期が進むと「この単元は復習が必要だ!」と生徒が自ら気づけるように導き、自分で“学習のフォロー”ができるように自主自立の姿勢も育みます。

NEW START ④


朝の体育 & 新時間割


授業に集中できる環境を新たに構築!

朝の本鈴が鳴る8時30分になると生徒たちはグランドへ。火・水・木・金曜日はランニングで眠っている体を目覚めさせる。また午前の授業は、他校ではあまり見られない午前3コマ・午後4コマによる新時間割を導入。既成概念に捉われない独自の取り組みが今年度から数々実践されている。

「朝の体育&新時間割」ココがポイント!

校長補佐 信原先生

週4日の朝のランニングは強制ではありません。体育の授業の一環ですが成績の評価対象にもなりません。その日の天候や自らの体調に鑑み、「①体操服に着替えて走る・歩く ②制服のまま歩く ③見学する」などの選択肢から生徒は自由に判断します。
午前3コマ・午後4コマの新しい時間割は、遠方から通学する生徒、成長・発達期にある生徒への配慮です。特に遠方の生徒は早起きをして通学していますから、午前に4限目まで行うと空腹に耐えられません。3限目は11:50に終わるため、生徒もしっかり集中して授業に臨めます。

Teacher’s Interview


新しい取り組みの数々は、
生徒の「自主性」を
促す効果あり

中学1年・2年チーフ 加納 毅 先生(社会) /
中学2年担任 中村優花 先生(英語) /
中学2年担任 宮本亜由美 先生(英語) /
中学1年担任 Randy Rymer 先生(英語)

今年度からチーム担任制が始まりました。1学期を終えて感じる手応えは?

加納先生

やはり複数の教員で学年全員の生徒を見るので、教壇に立つ私たちからするとより多角的な視点で個々に目を向けることができます。生徒の立場に立つと、「この内容のことは、この先生に!」と自分で判断して質問や相談ができるので、中学生なりに大人とどうコミュニケーションを取ればよいかを自ら考えて行動できるようになります。

中村先生

最初は正直不安もありましたが、1クラスではなく複数のクラスを担任するほうが生徒全員に目を向ける意識がより高まると実感できました。生徒に関する情報共有は他の先生方と密に行えますし、教員間で話し合い、協力し合うことも増えたので昨年度よりもプラスに感じることのほうが多いです。

ブロックテストやフォローアップの授業についてはいかがでしょう?

Rymer先生

単元を終えるたびにテストを行うので、学習範囲が広かった以前の中間テストより生徒は勉強しやすくなったのではないでしょうか。「できた」「できなかった」の振り返りがしやすくなり、私たち教員も細かく生徒の学力や学習状況をデータで蓄積できるため、フォローアップの指導もより効果的に取り組むことができます。

宮本先生

ブロックテストを通じて、例えば英語なら、「習い終えた助動詞のcanをどこまで理解できているか」というようにピンポイントで理解度のチェックができます。だからこそ弱点を見つけやすく、それを年8回もの回数で行うので、生徒にとっても教員にとってもメリットに感じることが多いと思います。

生徒の情報を共有する上で、先生方が日々気をつけていることは?

加納先生

チーム担任が集まるミーティングは定期的に実施しますが、その場を待たずとも生徒のことで何か気づきがあれば、どんなに小さなことでも朝礼の後や昼休み、終礼の後などの時間に教員同士で共有するように努めています。

中村先生

チーム担任制は、生徒にも保護者の方にも“オープンさ”を感じてもらえるものです。だからこそ日頃から生徒個々に目を向け、どんな質問や相談を受けても確かな受け答えができるようにしなければと思っています。保護者の方から相談を受ける時は、一応窓口となる担任はいますが、気軽にどの先生と話をしてもらっても構いませんし、お聞きしたことは必ず教員間で共有します。

最後に貴校を目指す児童・保護者にメッセージをお願いします。

Rymer先生

自分の未来を考え、目標や夢に向かって前進するには「自ら学ぶ」姿勢を早い時期から培うことが大切です。今年度からスタートした新たな教育の取り組みは、未来に向かう生徒の成長を第一に考えて導入しているものばかりです。「なりたい自分」になれるように、私たち教員はベストを尽くしてサポートしますので、ぜひ一緒に頑張りましょう。

宮本先生

生きていく上で大切な“人とのつながり”を築くために、コミュニケーション力は欠かせないものです。新しく始まったチーム担任制は、学校内で大人の教員とより多く関われるシステムでもあるので、壁をなくしてオープンに接することができます。学力以外のプラスアルファの力も養えますから、そこへの成長も期待して入学していただけると嬉しいです。

中村先生

本校は「1 DAY(ワン・デイ)」という体験型の学習の場が数多くあり、新しく始まった課題探究では中1~高2の5年間で自分の興味関心を高められます。ガチガチに勉強をするというより、自分の好きなものを探しながら学びを深めていけるのが本校ですので、入学後は私たちと一緒に“楽しむ学び”を実践していきましょう。

加納先生

1クラスだけ担任すると、どうしても自分が受け持つクラスの生徒を優先して見てしまいがちですが、チーム担任制は全クラス、すべての生徒に対して意識が働きます。本校では“育つ! 育てる!”をモットーに一人ひとりの「個」を伸ばす教育を行ってきましたが、チーム担任制をはじめとする新しい取り組みは、より細かいアプローチで生徒を導くことがきます。そこに期待して本校に入学していただけると嬉しく思います。