木々の緑に映えるクールでモダンな外観
共用の広いエントランスや食堂、
職員室がある1F
明るく開放的な学習空間
日本の伝統色を配色した落ち着きある空間
関西大倉の新校舎第1弾「高校教室棟」では、内装デザインに日本の伝統色を使用。
各階に優雅かつ個性ある印象を漂わせています。
飴色 - あめいろ -
利久白茶 - りきゅうしらちゃ -
芥子色 - からしいろ -
蝋色 - ろういろ -
松村 健司 先生
自然に囲まれた新校舎で
季節を感じながら伸び伸びと優しく育ってほしい
新校舎や改築は、創立120周年になる2022年の4月にすべてが完成予定です。
現段階では、高校教室棟が完成。これから中央共用棟を作っていきます。中央共用棟は共通の学習センターで、図書館や理科の各実験室からなるサイエンスラウンジを新たに整備し充実させます。
新校舎の全体のコンセプトは、「自然との調和」。在校生、保護者、教職員、卒業生にも学校への思いを幅広くヒアリングした結果、周囲の緑や山の斜面を活かし、校舎はガラス面を多くした自然の中にある開放的な空間を作ってもらうことになりました。
今まで学年ごとに3棟あった校舎を1棟にまとめたわけですが、吹き抜けを中心に教室を配置し、ガラスを多く使った演出は広々と感じます。学年ごとだった職員室も、一つにまとまりました。
新校舎での生徒たちは、学校に残って勉強していることが多くなった印象です。もともとよく学校に残る生徒たちなので、新校舎には自習スペースやコミュニケーションラウンジを作ったので活用してくれています。今後は、進学校としてさらに環境を整備していきたいと考えています。
また、新校舎は「全熱交換器による機械換気システム」を導入していて、教室の窓を閉めた状態でも1時間あたり5回~6回の換気を行い、10分程度で教室内の空気が入れ替わるようになっています。
中学教室棟は全体のレイアウトを見ながら、従来ある校舎の中を改築していきます。今夏から中学生全員がタブレットを持ちますから、ICT環境をしっかり整備していきます。
生徒たちには、自然に囲まれた新校舎で季節を感じながら伸び伸びと優しく育ってほしいですね。「まなざしをこころざしへ」が120周年を迎える本校の次へ向けてのブランドスローガンなのですが、そういった思いの中で6年、3年としっかり学び、目的を持って社会へ出て活躍・貢献してほしいですね。