- 近畿中学校総合体育大会 軟式野球競技大会 3位
- 夏季私立8中学校野球大会 優勝
- 兵庫県中学校軟式野球競技大会 準優勝
- 阪神中学校軟式野球競技大会 優勝
- 西宮市中学校軟式野球競技大会 優勝
- 春季私立8中学校野球大会 優勝
- 全国中学生大会 団体出場
- 中学生近畿大会 団体優勝
- 兵庫県民スポーツ大会 個人優勝 個人準優勝
弓道部 足立くん(副部長・中学3年Ⅰ進選抜コース)
弓道部の良さや楽しさ
技術面と精神面を鍛え成長できる
西川くん
弓道は、矢を射て的にあてることを目指します。あたると楽しいのですが、外れると落ち込みあたりにも影響しますから、技術面でも精神面でも鍛えることが大事で、そこで成長できることが良さだと思います。矢を放つ前やあたったときには矢声という大きな掛け声を部員全員でかけます。励まされ、元気にもなる掛け声です。
足立くん
弓道部の部員間はとてもフランクで、「今日、なん本あたった」「僕はこれだけしかあたらなかった」と、言い合っています。先輩も後輩も話しやすく、あたってもあたらなくても仲間同士で支え合える部活だと思います。僕は弓道を個人競技だと思っていたのですが、全国大会に団体で出場する経験を得て、1人だけでやる競技ではないと気づきました。仲間と共に戦う団体競技の良さを感じています。
弓道部の厳しさ、個人的な努力
基礎練習が肝心。的に矢をあてるために日々努力
西川くん
僕は中学の部活で弓道をやり始めて3年間続けています。弓道部は最初、ずっと同じ基礎練習をやるので退屈でやめてしまう人もいるのですが、やっぱり基礎が肝心で、それを乗り越えられたら弓を的にあてられるようになり、部活が楽しくなっていきます。弓道では正しい射を引くことが一番大事で、射形を磨くことが一番の目標なんです。個人的には朝練を頑張っていて、毎朝7時に道場へ行き、先輩と一緒に練習しています。そういう日々の努力が、あたりには出やすい競技です。
足立くん
弓道はあてるスポーツなので、できるだけあたるように、日々努力しています。自分の射形の未熟なところを自分で探してそこを直す、その繰り返しです。弓道部は、毎日活動しているので継続はしんどいですが、矢があたり始めたら毎日が楽しく、朝練にも進んで行けるようになると思います。
弓道部の先輩後輩
普段は仲良く、練習中はけじめをつけて
西川くん
弓道部は、弓道場で中高が一緒に練習しているので、初心者として中学で入部したら高2の先輩が教えてくれるのが基本です。部活が終わると先輩も一緒に部員で喋り、部活以外でも先輩と食事や映画に行くことがありますが、仲良くしていても、練習中はけじめをつけ、集中してきっちり練習しています。先輩がアドバイスしてくれることもありますし、中学生がうるさくしていて軽く怒られることもあります。全体的にはみんな仲が良くて、雰囲気の良さから高校生になっても続ける部員が多いです。
弓道部“あるある”
弓道着で弓をもって電車移動
西川くん
大会へは家で袴を着て弓と矢を持って電車に乗って行くので、「弓道部かな」と思われていると思います。大会の道場が狭いところが多くて着替える場所がないこと、大会前に巻藁(まきわら)を使って練習できる場所で1本でも多く弓を引いた方が感覚をつかめるから準備していくのですが、往復の移動時に周囲からの視線は感じます(笑)。
足立くん
周囲からの視線には、慣れてしまいました(笑)。待ち合わせ場所までは1人ですが、その後は固まって集団で行動しますから平気です。
勉強と部活動の両立のコツ
切り替えと集中力で乗り切る!
西川くん
どちらを頑張るのかを決めて集中するのがいいと思います。僕の場合は、「この大会が終わったら勉強に切り替える」というように自分で区切りをつけるようにしていて、大会までは部活を全力で頑張り、大会が終わったら勉強を全力で頑張るように心がけています。
足立くん
僕も、区切るしかないと思っています。定期テスト1週間前になったら部活が休みになるので、定期テストの勉強はそのときに全部詰め込むしかありません(笑)。やっぱり集中力と切り替えで乗り切ることが大切ですね。
報徳学園の頑張る仲間、先輩・後輩からの影響
刺激をくれる、頑張ろうと思わせてくれる先輩
西川くん
自習室に行くと、受験を控えた高校生がものすごく集中して勉強している姿を見かけます。それを見て「僕も頑張らなあかん!」と刺激を受けます。 部活では毎日朝練に来ている先輩がいて、その人を見ていると「僕も頑張らないといけないな」と良い刺激を受けています。
足立くん
部活で「今日はしんどい」と思う時があるのですが、練習が始まる前から弓を引いている先輩を見ると「かっこいい!僕もあんな風になりたい!」と思って、頑張ろうという気持ちになります。弓道部にはそう思わせてくれる先輩がいっぱいいます!
中学受験生へのメッセージ
放課後学習もフォローあり。部活と両立できる楽しい学校
西川くん
報徳学園は中高一貫校なので、高校生と中学生が関係を築きやすく、部活でも勉強面でもお互いに影響を受け、励まし合えます。部活では、高校生を見習って「こうなりたい!」と思いますし、部活の先輩が頑張っているから「僕も頑張らないと!」と思えるような良い刺激をたくさん受けられます。そういう学校生活が送れる報徳学園は良い学校だと思います。
足立くん
男子しかいないので、みんなでバカなことをやったり、ふざけたりするがとても楽しいです。勉強面では、報徳には「金次郎STUDEO」「金次郎SEMINAR」という放課後学習があり、フォローも充実していますから、部活との両立も可能です。部活では、弓道部は高校生と一緒に練習しているので、幅広い年齢の人と話す経験ができ、今後も大学や社会に出ても役立つ学びができると思います。
- 阪神中学校新人大会 優勝
- 全国U-15バスケットボール選手権兵庫県予選出場
- 西宮市中学校新人大会 優勝
- 兵庫県中学校総合体育大会 準優勝
- 阪神中学校総合体育大会 優勝
- 西宮市中学校総合体育大会 優勝
- 西宮市民育大会・バスケットボール大会 準優勝
バスケットボール部 藤原くん(副キャプテン・中学2年Ⅰ進コース)
バスケットボール部の良さや楽しさ
フレンドリーな仲間と何回も同じ練習を続けて切磋琢磨
飯島くん
バスケットボールは習慣のスポーツなので、1回で上手くなるわけではないのですが、何回も同じ練習を続けて上達していくのが楽しいです。飽きやすい人は苦手なスポーツだと思われがちですが、練習すればのめり込める楽しいスポーツです。中学のバスケットボール部では、中3は僕1人で、他は全員後輩でした。上下関係はなく全員が同級生のように協力し合ってやってきて、近畿大会まで行けたことが良かったです。
藤原くん
バスケットボール部はフレンドリーさが良さです。その中で同程度の実力だったライバルがうまくなっていったら、自分も頑張ろうと思え、いい意味での競い合いが楽しいです。
バスケットボール部の厳しさ、個人的な努力
ラン・メニューとボールに触っての練習を継続
飯島くん
部としては、ダッシュするラン・メニューが大変です。「2.25」と言って、バスケットコートを2往復とハーフラインまで、24秒のうちに走り切ります。試合前は特に多く10本は走ります。バスケットボールは試合中ずっとダッシュをしているようなものなので、必要なメニューなんです。個人的に努力していることは、体が細いのでいっぱい食事を摂って、体づくりをしています。
藤原くん
バスケットボールは、2、3日ボールに触れなかったらその倍は触らないと感覚を忘れてしまうので、毎日、家の前でボールを触って練習しています。継続すると実力もついてきます。
バスケットボール部の先輩後輩
全員が同級生のような仲の良さ。中学から高校生とも練習できる
飯島くん
バスケットボール部は、3分の1程度が未経験者です。先輩後輩の厳しい関係はなく全員が同級生のような雰囲気は今年が特別ではなく、毎年似たようなものです。みんなで一緒に遊びに行ったり、後輩が先輩をからかったりもしますし、笑いが絶えません。バスケットボール部は、中学3年の最後の引退試合が終わったら同じ体育館で練習している高校の練習に入れてもらえます。今、僕は中学の部を引退して、高校生と一緒に練習しています。
藤原くん
部内ではみんなでよく喋っています。僕も後輩からよく話しかけられ、「恐い」というイメージはないと思います。仲は良いです。
バスケットボール部“あるある”
全員にジャンプ力があるわけでも、背が高いわけでもない(笑)
飯島くん
バスケットボール部の部員は、ジャンプ力があって高く飛べると思われがちですが、そんなことはないです(笑)。全員の背が高いとも思われますが、背が高い部員が多いからで、そんなことはないです。部員がついやってしまうのは、練習の時にプロバスケットボール選手のプレーを真似してしまうこと。それぞれに好きなバスケットボール選手がいます。
勉強と部活動の両立のコツ
少しずつでも努力すれば両立できる
飯島くん
両立ができているとは言えませんが、バスケットボールをやるために、最低でも欠点は取らないように、進学できるように頑張っています。やはり最低限の勉強の努力は必要だと思います。
藤原くん
電車通学の人は電車に乗っている時間に勉強したら、意外と時間が有効に使えます。細かいところで少しずつでも努力すると部活との両立は可能です。僕もそうやって頑張っています。
報徳学園の頑張る仲間、先輩・後輩からの影響
高校生の先輩が目標!恥ずかしくないように練習
飯島くん
バスケットボール部の高校生は、全国大会の常連です。中学生はそのチームの横で練習するので、市内大会、阪神大会で負けたら恥ずかしいという思いになりますし、大きい大会出られるように頑張らないといけないとは、常に思っています。
藤原くん
たまに高校生と練習試合をする時があって、その時に全くうまくプレーできなかったら落ち込みますし、反対にすごくうまいプレーをされたら、「あの先輩みたいになりたい!」と目標が立てられます。部活の先輩からは、たくさん刺激を受けますね。
中学受験生へのメッセージ
全員男子のノリの良さ、高校生とできる部活が魅力
飯島くん
学校の良さは、全員男子なのでノリが良いところです。気を遣わない関係もラクです。部活は、どのクラブも良い環境でできていて、バスケットボール部は中学生でも高校生の練習に参加できて、より上のレベルの中で上達できる。そんな体験がいろいろできる学校です。
藤原くん
勉強を頑張る必要がある時期は絶対に来るから、そこでしっかり頑張れば部活と勉強と両立できます。部活では、初心者でも1年が経過すると試合に出ている部員もいるので、どっちも気合さえあればきっとやれると思います。
軟式野球部 信免くん(副主将・中学3年Ⅰ進選抜コース)
軟式野球部の良さや楽しさ
柔軟でいいと知った将来の選択
宮下くん
野球は団体競技なので、みんなで勝ち取った勝利が嬉しいです。挨拶とか返事をきちんとする礼儀正しさも、野球部の良いところだと思います。最初は知らない子ばかりなので恥ずかしさもあるのですが、監督が優しい声かけをしてくれて、しっかり返事ができるようになっていきます。
信免くん
入部時は、先生や先輩が怖いのかなと考え、不安要素が大きかったのですが、練習や試合をしていく中で、メンバーみんなの考えがわかるようになり、気持ちを分かち合える部分も増えて、ひとつになれることを心の支えにして頑張ることができます。
軟式野球部の厳しさ、個人的な努力
ボールを触れない冬練がつらい…!
宮下くん
対外試合禁止ルールによって12月を過ぎると試合ができなくなり、その時期は冬練(冬期練習)で筋トレや大量の走り込みをします。部員のみんなも「つらい…」と言うほどかなりハードで、野球部の一番の厳しさですね。その時期に体力をつけることは大切なのですが、試合ができずに体力づくりばかりが続く時期はつらいです。ただ、軟式野球部には初心者もいますが、冬練でやめてしまう部員はいないですね。みんなで乗り切ります。
信免くん
試合がある時は気が張っているのですが、大会が年間に3つなので早くに試合に負けてしまうと、次の大会までが長く空いてしまい、練習に気持ちが入らなくなってしまうんです。でも、チームスポーツなので、一番に考えるのはメンバーに迷惑がかからないようにすること。試合に出たら、できるだけ役に立ちたいと思うので、帰ってから自主レをして、技術も気持ちも落ちないように努力しています。みんながいるから頑張ろうというのはよく思います。 僕も一番の厳しさは冬練です。ボールを全く触らなくて、バットを振るか、走るか、筋トレかの3つしかやらない時期もあり、走るときは外周を4周します。冬練の時期に入ったら全く練習メニューが変わりますから、「この時期が来た。これからしばらくはこれだな」とわかり、気合いと共に気持ちは沈みます(笑)。
軟式野球部の先輩後輩
仲の良い3学年。練習では注意をして反省も大切。
宮下くん
報徳は歴史がある学校で野球部の名門なので、僕も入部するときには「野球も強いから、やっぱり先輩は怖そうだな」とか「指導者の先生も怖そうだな」と思っていました。でも、実際に入ってみたら優しく喋りかけ、教えてくださって安心しました。今も上下関係はあまりなくて、中学3学年ともに仲が良いです。高校の先輩とは(高野連の決まりがあり)交流はありませんが、僕らも報徳の硬式野球部を目指していますから、練習を隣で見られるのは嬉しいです。
信免くん
入部時は、先生や先輩が怖いのかなと考え、不安要素が大きかったのですが、練習や試合をしていく中で、メンバーみんなの考えがわかるようになり、気持ちを分かち合える部分も増えて、ひとつになれることを心の支えにして頑張ることができます。
軟式野球部“あるある”
坊主頭とあいさつの仕方で野球部員と判明!
宮下くん
野球部はやっぱり坊主頭ですね。絶対の決まりではないのですが、自然とやっている野球部の伝統です(笑)。「もう嫌や!」という気持ちは、3年の大会が終わると出てきますが、結局はまた坊主になってしまいます。
信免くん
学校生活や部活が始まる前までは仲良く話して笑っていますが、部活が始まるとしっかり練習をしないといけないので、エラーをしたり協調できないことをしたりしたらお互いに注意します。でも、信頼関係ができているので、反省をして、次に生かす機会につなげています。それも大切だと思います。
勉強と部活動の両立のコツ
練習や試合に出られるように勉強も頑張る!
宮下くん
野球部も1週間前になったら部活が休みになって勉強に集中できる環境を作ってもらっているので、そこで頑張ります。赤点を取って補習に引っかかると、練習に出られず、試合にも出られなくなるので、そうならないようにみんな勉強もやっています。普段は野球に集中しています。
信免くん
僕はなるべく宿題を残さないようにしています。授業中に「ワークをやれ」と言われると残りが宿題になる可能性があるので、そこで1ページでも多くやっとけば宿題を減らせると思い、授業中に必死でやります。そうしたら帰ってからも自分のしたいことができるし、野球の練習もできます。試合に出られない状態になると練習がつらいだけなので、僕は試合に出るためにもテストを頑張ろうと思ってやっています。
報徳学園の頑張る仲間、先輩・後輩からの影響
目指す人が近くにいると頑張りがいがある
宮下くん
大会にもよく出られている高校生が隣で熱心に練習していて、格好いいと思うし、目指したいと思うので、よく見ています。目指す人が近くにいると、自分も頑張りがいがあります。
信免くん
野球部の先生方も、刺激を与えてくれます。先生から軽くちょっかいをかけるように「でけへんのか?」と言われると、思わず「できる!」と受けて立ってしまうので、乗せられて上達していくんです(笑)。
中学受験生へのメッセージ
生き生きと楽しく学園生活が送れる学校
宮下くん
野球部は初心者もいますが、初心者でも頑張れば試合に出られて、上手下に手関係なく、みんなで頑張っています。男子校の良いノリがあり、恥ずかしがることもないので、生き生きと楽しく学園生活が送れる学校です。
信免くん
中学で入部後に一番驚くのは高校生が隣で練習していることですが、高校生も礼儀が正しく、通りがかった1人1人に対して全員が挨拶しています。学校生活だけでなく、今後、社会に出ても礼儀は絶対に必要だと思いますし、そういう部分も養える学校だと思います。