研修旅行信州コース
研修旅行 信州コース 行程抜粋
- 体験
- 諏訪そば打ち道場
- 観光
- 諏訪湖遊覧汽船
- 見学
- 松本城
- 見学
- 安曇野ちひろ美術館
- 参拝・自由昼食
- 善光寺
- 見学
- サントリー天然水北アルプス信濃の森工場
- 体験
- 中込農園(りんご狩り)
- 見学
- ハイジの村
研修旅行実現までの流れ16コースから6コースを選抜!
旅の内容を参加生徒で考える研修旅行
Iさん最初は、中2の12月に冬休みの宿題として出された探究の課題「自分が企画する学校の旅を作ってみよう」でした。私はコロナ前に毎年家族で信州に旅行をしていたので、「学校の皆と行ったらどんな旅になるか」を考えて企画しました。その後、クラス内発表で4名(4コース)が選ばれ、中学2年4クラスの各4名ずつ計16名(16コース)が学年全体に向けたコース発表を3月に行いました。そこで「信州コース」「神奈川コース」「福岡コース」「長崎コース」「東北東京コース」「山梨コース」の6コースに確定して、中3の探究の授業からは希望コースごとに分かれて内容を考えていきました。
Tさん私が最初に希望した長崎コースは40人ほどの希望者がいて、私は団体行動が嫌いなので悩んでいたところ、Iさんが「信州コースは人数が少ないよ」と誘ってくれて、14人だった信州コースに変更しました。
内容のこだわり・工夫人数の少なさも魅力!
水についての探究場所を盛り込んだ信州コース
Iさん長野といえば善光寺や松本城が思い浮かぶと思いますが、この研修旅行でしか行けない場所にも行きたいと考え、安曇野ちひろ美術館やリンゴ狩り体験、ハイジの村の見学もコースに入れました。また、この研修旅行で水について探究することを決めていて、長野県にあったサントリー天然水北アルプス信濃の森工場を水について学ぶための行き先に加えました。諏訪湖やアルプスの雪解け水からワサビを作っているワサビ農園を選んだのも水を探究するためです。
Tさんやはり雲雀とサントリーは縁が深いと感じていたので、信濃の森工場は推しの一つでした(笑)。他にも信州コースに勧誘するときに一番の強みになったのは人数の少なさで、見学するにしても、体験するにしても、自由行動するにしても、人数が少ないからこそできたことがたくさんありました。
研修旅行の感想と自身の成長研修旅行を通して知った
「探究する楽しさ」「自分から楽しむ面白さ」
Iさん信州コースは少人数だったので、先生から1日1人のリーダーを決めたらどうかという提案をいただき、各日でリーダーが違ったので負担も減り、自分も楽しむことができました。印象的だったのは皆で協力できたカヤック体験。2日目の夜の美鈴湖での天体観測会では、暗闇の中で12人の女子で天体観測後に「だるまさんが転んだ」をしたことも忘れられない思い出です。最初は探究の授業で一つ一つ調べることに面倒さを感じましたが、この授業や旅を通して「探究する楽しさ」がわかりました。
Tさん私はこの旅で「自分から楽しむ面白さ」を知りました。今までは与えられたものを楽しんでいましたが、今回の旅はバスの中で歌うことも、皆で寝ることも、「だるまさんが転んだ」も自分から楽しみに行くからこそ楽しいと思えました。
雲雀丘学園の魅力探究ゼミ・プロジェクトで得られる成果!
先生の個性の豊かさも他にはない
Iさん私が思う雲雀丘学園の良さは「探究ゼミ」・「探究プロジェクト」があることです。私は今まで4つの「探究ゼミ」や「探究プロジェクト」を受けていますが、先生ごとに専門分野が違って、例えばマーケティングや歴史など各分野について詳しく学ぶことができます。それを短期なら1か月、長期なら1学期分を使って探究することができ、頑張れば結果が出て大きな学びが得られます。将来の夢が決まってないときも「探究ゼミ」・「探究プロジェクト」を受けることで、自分が興味のあることに気づけます。
Tさん雲雀丘学園の良さは先生の個性の豊かさ、いい意味でのクセの強さです。授業での先生の教え方が独特で、教えるためにトランプが出てきたり、授業の途中でラジオ体操をしたりすることもあります。先生の前の職業や持っている資格も影響しているのかもしれませんが個性が強い先生ばかりで、他校と学ぶことが同じであっても、雲雀丘ではそれ以上のことが学べている気がします。簡単には巡り合えない先生がたくさんいます。
研修旅行神奈川コース
研修旅行 神奈川コース 行程抜粋
- 自由昼食・見学
- 八景島シーパラダイス
- 夜景クルーズ
- ハンマーヘッド
- 探検ツアー・バーベキュー
- 猿島
- レクリエーション
- たきがしろ会館
- 参拝・自由昼食
- 善光寺
- 自由散策
- 江ノ島
- 散策・自由昼食
- 赤レンガ倉庫周辺
- 体験・見学
- 新横浜ラーメン博物館
研修旅行実現までの流れ難しかった大人数での旅行計画
検討が進めば想像が膨らんだ
Tさん神奈川コースを考えたのは、江ノ島にあるガラスの指輪が欲しくて、小学校の時に行き方を調べたことがあったからです。それを思い出して、今回神奈川コースでチャレンジしてみました。ただ、旅行は大好きですが、旅の計画を立てたのは初めての経験で、30~40人規模の移動時間や大人数での食事場所など考えることは山積みでした。冬休みの宿題では行程表を書くことさえつらかったです。旅行計画を立てることの難しさをずっと感じていましたが、具体的に計画が出来上がってきたら旅行時の楽しさを想像ができる余裕が出てきました。
内容のこだわり・工夫45名の人気コースは自由時間の多さが魅力
神戸と横浜の港町の比較や共通点を探究
Tさん私たちは45名と人数が多かったので、担当してくださった先生から「人数が多いコースは全員の意見を反映させることはできないから、そこは全員が理解しておこう」と言われていました。それで行きたい場所を挙げてもらってその魅力を説明して多数決で決めましたが、より良いプランに変えていくのは大変でした。探究のテーマが旅の魅力の大きな要素になると考え、自分が住んでいる神戸の港と調べているうちに似ていると感じた横浜の港の比較や共通点を探すことをテーマにしました。
Oさん横浜は都会なので、大人数での移動方法にはとても悩みましたが、結局はバスになり、バスからじっくりと見た横浜の町から神戸との違いや共通点がたくさん発見出来ました。また、神奈川コースは自由行動が多いこともアピールポイントでした。江ノ島で6時間ほどの自由時間があり、安全対策から2回くらいポイント地点に集合という決め事を作りました。
Tさん他にも苦労したのは、猿島での探検ツアーやバーベキューです。雨の場合、キャンセル料がかかるうえ、島への船が出ないので別プランを考えないといけませんでした。反対に晴れの場合は、雨天用のプランにキャンセル料がかかりますから、キャンセル料がかからない場所をみんなで探しました。最終的にお台場の東京ジョイポリスという室内型の遊園地を見つけた時には、みんなで大いに盛り上がりました。
研修旅行の感想と自身の成長あっという間の4日間
団体行動での時間の重要性を実感
Tさん1年ほどかけて一緒に行く40人で行き先を決めてきたので、今までの宿泊行事よりも一生懸命になり、旅の楽しみの大きさも違いました。だからこそ「予定と違ったらどうしよう」とプレッシャーも大きかったのですが、旅行は最高に楽しく3泊4日はあっという間でした。4日目に新大阪駅にそれぞれのコースが帰ってきた時に、「ただいま!」と別コースの友達や先生と言い合ったのも感動的で、最後も含めて1つの旅行に行ってきた実感がわきました。大変ではありましたが、参加したみんなに「楽しかったよ!」と言ってもらえたことも、自分にとっての大きな自信になったと思います。
Oさん中2の終わり頃からずっと考えてきた旅行企画ですが、いざ行ってみると本当に楽しかったです。神奈川コースは大人数だから断念した場所もありましたが、結果的には大人数だからこそ楽しめたことが多くて、それが良かったです。細かいところもしっかり決めながら行動したからこそ成功したと思いますから、団体行動における時間の重要性を痛感しました。
雲雀丘学園の魅力自由な雲雀丘学園
高い志でたえまぬ努力 自立心を育む
Tさん雲雀丘では、何でも自由に自分で選択する機会が多いので、自立心をつけることに繋がります。自由に何でもやっていいと言われたら最初は不安ですが、漠然としたイメージから目標を決めて、それを突き詰めていき、最後までやり遂げることで自信もつきます。「探究応用」の授業で私は「アカデミック」を取っているのですが、広範囲に学ぶ中で自分の将来像を育んでいける良さを感じています。そして、何より食堂がとても美味しいです!
Oさん私の選択している「探究応用」の授業は「サイエンス」で自由に実験ができます。自由に何かができるというのは、なかなかないことで、最初はそれが大変なのですがやり終わった後の達成感はかなり大きいです。ぜひ雲雀丘に入学してこの体験を味わってほしいです。
研修旅行福岡コース
研修旅行 福岡コース 行程抜粋
- 散策
- 海の中道海浜公園/シードラグーン
- 水郷めぐり
- 水郷柳川
- 散策
- 大宰府天満宮周辺
- 体験
- 梅ケ枝餅作り
- ケイビングツアー
- 目白鍾乳洞
- 散策・自由昼食
- 門司港
- 夜景観賞
- 皿倉山
- 登山
- 立石山
研修旅行実現までの流れ探究テーマは食と自然
冬に夏の旅行を検討することの難しさ
Oさん私は「いろいろなものを食べたい!美味しいものといえば福岡!」と考え、福岡コースを企画しました。探究のテーマは「食と自然」。福岡県は観光の中心に「食」を置いて人を呼び込めている、その理由を探りました。最初は、コースの参加人数が確定していなかったため団体料金を場合に分け、何人以上いたら何円アップになるかなど細かな想定をするのが難しかったです。計画を立てる時期と旅行時期が1年くらいずれて季節が違い、実施シーズンのイベントはないかを調べる必要もありました。
内容のこだわり・工夫盛り込んだ「食」と「アクティビティ」
考えに考えた結果大満足の旅に
Oさん工夫した点は、「食」だけではなく、「アクティビティ体験」も盛り込んだことです。「おいしく食べるには動かないと!それも含めて福岡に行こう」とアピールしました。ただ、アクティビティは時期が関係するものが多く、予定していた先に行けなくなって丸2日分の計画に穴が開いてゼロから考えたこともあります。また、福岡コースは人数が27人と適度な人数だったので、全員で計画を立てて、全員が行きたいところに行けて、その場所に行った時に「自分が計画を立てた場所だ」と思える楽しみを味わってもらえるようにと検討したので、それらをまとめるのは大変でした。でも結果的には、考えに考えた内容が良かったと思っています。思い切り動いて、苦しいくらい食べる旅になりました。
Kさん福岡県が意外に広くて、私たちの行き先も一部ではなくて広範囲にわたっています。移動距離を考えると、時間も考慮しなければならず、白地図に行き先を書き出して位置関係を確認しながら効率良く行けるコースを考えました。
研修旅行の感想と自身の成長自分→皆で作り上げた旅へ
感謝してもらえたのは最高の贅沢
Oさん福岡の旅は体験を多く入れたので、思った以上に楽しい旅になりました。特に「目白鍾乳洞」での洞窟探検は、這いつくばってしか進めないほどの洞窟の隙間を進み、写真で見ただけではわからないことを体験できたのが良かったです。夜景も夕日が沈む時間帯を計算していたところ、まさにその時間に行けて想像以上の美しさに感動しました。体験を盛り込んだからこその楽しみがたくさんありました。 これだけの大人数を引き連れて企画者として参加する旅はこの先ないと思いますが、帰りのバスに乗った後に「まだ帰りたくない」「ものすごく楽しかった」と皆に言ってもらえたことが本当に嬉しかったです。自分が中心となって皆で作り上げた旅でそう言ってもらえることは最高に贅沢な良い体験でした。
Kさんこれまでも宿泊研修はありましたが、今回はイチから自分たちで考えて決めた内容なので、旅行中も次の行き先が楽しみでした。行き先の事前学習もしているから何を楽しむべきか、見るべきかもわかります。楽しすぎて時間の経過が早く感じました。
雲雀丘学園の魅力「やってみなはれ」の雲雀丘学園
先生の親身なフォローでやりたいことをやれる
Oさん雲雀丘学園には「やってみなはれ」の精神があり、学校はまさにその通りの雰囲気です。どの学年の生徒も数学検定や漢字検定を受検し、英語のスピーチコンテストに出場、自分で選択して参加できる「探究ゼミ」・「探究プロジェクト」では鳥取や岡山まで探究に行くなどとても活動的。自分がやりたいことを「やりたい」と言い出しやすい雰囲気があります。それを先生方が積極的にサポートしてくださいます。以前私が大会に出たときも、数え切れないくらいの先生方が応援してくださり、発表を聞いてアドバイスをくださったりもしました。だからこそ「やってみたい」と思ったことを絶対に無駄にすることはありません。何でもやれて、経験にかえてくれる学校が雲雀丘学園です。何かをやってみたい人はもちろん、そうではない人も雲雀丘に入ったら大きく成長できると思います。
Kさん雲雀丘学園は自由度が高いので、自分でテーマ決めから行うことが多いです。私も探究のテーマ決めや調べても欲しい情報が出てこないことに苦労しましたが、悩めば必ず先生がフォローしてくださいます。自由には不安も付いて回りますが、先生たちが親身になって一人ひとりを助けてくれる安心感があるので雲雀丘では勉強面でも探究でも自分のやりたいことに向かえます。それが良さだと私は思います。