授業は男女別、クラブや行事は男女が協力し合うという男女別学教育を、
最大限に活かせる充実した施設が揃っています。
正門から男子部校舎前を通って女子部校舎へ続く約80メートルの「学びの道」。インターロッキングブロックで美しいデザインの歩道が、けやき並木と共にまっすぐ伸びる。「学びの道」の途中には「未完成の若さ」を象徴したモニュメント<天球>があり、男子部校舎入口の壁画<青春の詩>と共に、美術教諭だった前島隆宇先生のデザイン。
正門を入ると左手に広がる人工芝グラウンド。このグラウンドで複数のクラブが分け合った時間の中で練習し、全国を目指している。放課後はサッカー部と野球部が半分ずつ使用。女子部は授業での利用がメイン。体育館が2つあり、授業では併用されている。
1964(昭和39)年に完成して50年以上の歴史を誇る男子部校舎。一般教室や男子部の職員室があり、学習センターへも廊下で続く5階建ての校舎。正面入り口横には壁画<青春の詩>が広がり、階段を上ると同校らしい多くの表彰状やトロフィーが迎えてくれる。
英語科、中学生の技術授業、高校の情報科授業などで利用するCALL教室。1人に1台のコンピュータが用意され、スクリーンで映像を見たり、各自が作業をしたりと多様な学びを実践できる。
創立60周年記念事業で建てられた学習センター。その1階には、ガラス張りのカフェテリアがある。学習センターは、男子部・女子部共用で、多くの生徒が食事以外にも自習や談話など様々に活用している姿が見られる。
書架が低く、開放感のある明るい図書館は、学習センターの3階にある。2クラス同時に図書館授業もできる広さで、調べ学習もでき、男子部・女子部ともによく利用されている。学習センター内には自習室もあるが、図書館でも自習可能で、落ち着いた空間を好む生徒も親しまれている。
「自然との共生」がコンセプトの憩い空間。ツタの木が光が射し込む天窓に向かって伸びるフリースペースで、生徒たちが自由に楽しく過ごせる場所。学習センターは、木材やガラスが多用され温かくスタイリッシュな印象で、学習センターの名にふさわしい。
4階建ての理科会館は、学校の中心にありベランダに出れば校内のグラウンド側を一望できる。実験室は、中学実験室、生物実験室、物理実験室、化学実験室、地学教室の5つの実験室を完備。
理科会館の屋上にある天体望遠鏡ドームには、30年前に設置された高性能の大型天体望遠鏡がある。授業や部活動を支えてきたほか、天体ショーが開催されることもある。外に出れば学校周辺が一望でき、天気が良い日は富士山も見える。
1階が女子の部室、2階が和室になっている女子錬成館。障子に畳、ふすまの和室は、茶道部や華道部などの部活動、茶道や日本舞踊などの授業、海外からの訪問生との交流など日本文化に触れる際に活用される。