豊島岡女子学園の伝統行事である『桃李祭』が、コロナ禍でのオフシーズンを経て本格再始動。多くの受験生や卒業生などを歓迎するために、かつての『桃李祭』を継承しつつも、今の自分たちらしい多くのチャレンジを採用した『桃李祭』を作り上げていました。リスタートした『桃李祭』で魅せた豊島岡生らしさ。その3日間の一部を紹介します。
「American Diner」に装飾された校舎
豊島岡生が全力で届ける『桃李祭』
地下1階から8階まで校内のほぼすべての施設を使って行われる豊島岡女子学園の文化祭『桃李祭』。1日目は校内の生徒対象の前夜祭、2・3日目を受験生、卒業生、保護者などを迎えました。受験生とその保護者の来場時間は予約制。食堂のスペシャルメニュー販売も、受験生限定の完全事前予約制で、利用時間も生徒たちが作ったカードによって案内されました。
パンフレットに記載されている参加団体は展示部門が42団体、演劇部門が22団体、自由参加団体が6団体、他にもバザーやお菓子販売などの4団体があり、計74団体に及びます。来場者が色々なことを楽しめるように、生徒が立ち上げた桃李祭専用のWEBページでも事前案内されました。
オープン前からグラウンドには入場待ちの列ができ、開場時間になると一気に人が校内へ。始まった各公演や展示教室には多くの人が集まります。廊下などが人で混雑することもありましたが、生徒スタッフが声をかけてスムーズに誘導する姿もあちこちで見られ、高いホスピタリティも感じられました。
講堂や体育館では次々と公演が行われ、各教室では文化系クラブを中心とした展示やゲーム、楽器体験や模擬裁判、運針ネクタイ体験など、豊島岡らしさにあふれる時間が届けられます。在校生たちを見て憧れを胸に抱き帰っていく受験生、思い出話に花を咲かせる卒業生、我が子の充実した学校生活を実感されたであろう保護者……。さまざまな思いが行き交う『桃李祭』でした。
桃李祭 運営委員&部活メンバーコメント