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田園調布学園中等部・高等部
田園調布学園中等部・高等部
DEN-EN CHOFU GAKUEN JUNIOR AND SENIOR HIGH SCHOOL
田園調布学園中等部・高等部は、東京都世田谷区に立地する私立の中高一貫女子校です。創立は1926年で、2026年に創立100周年を迎えます。
建学の精神である「捨我精進」に基づき、これからの社会で自分らしく生きていくための「必要な力」と、その「土台となる姿勢」を学校ルーブリックに示し、それらを身につけるための授業が行われています。
体験を重視した教育活動を通して、生徒たちが自信をつけて自らの力で未来を切り拓くことができるよう、6年間を3期に分け、発達段階に応じた6カ年一貫教育を実施しています。
ココロコミュでは、田園調布学園の教育の魅力を取材記事で紹介します。

田園調布学園では、中等部1年生から高等部2年生までの5年間をかけて、探究学習に取り組みます。中等部では基礎となるデザイン思考を学び、そのステップを様々な課題解決で実践。高等部では自ら課題を発見し、外部の企業や大学の協力を得ながらより深い課題解決を目指して探究を進めます。ココロコミュでは、年度末に行われる1年間の探究学習の集大成『探究発表会』を取材。試行錯誤した探究内容を発表した生徒たちの声、中等部1年から段階を追ってていねいに探究を指導し続ける探究係の先生の言葉から、田園調布学園だけの「探究」をご紹介します。
田園調布学園の個性あふれる教育の一つが、2002年から続く「土曜プログラム」。5分野・約170講座から生徒が自身の興味・関心に合わせて選択、年間8回にわたり専門的に広く深く学ぶプログラムで、全学年が参加します。ココロコミュでは2023年度2回目の「土曜プログラム」講座を写真レポート。プロジェクトを統括する先生方には、充実のプログラム内容と生徒の成長についてお話をうかがいました。
1926年に創立以来、体験を重視した教育を実践してきた田園調布学園中等部・高等部。学校ルーブリックにある力と姿勢を育てるため、授業、土曜プログラム、学習体験旅行など、生徒の可能性を広げる教育活動が活発に行われています。ICT教育にも力を入れる同校では、2018年度から1人1台端末(Chromebook)整備を進め、2021年度より、高等部でBYOD(端末の自由化)を実現。授業のみならず、部活動、委員会活動、その他学校行事などさまざまな場面で使われています。情報科教諭の村山達哉先生に、学園の情報・ICT教育の方針や独自の取り組みについて取材しました。
「探究学習」が「新学習指導要領」のキーワードになったことでその実践の場としての「図書館」に注目が集まっています。と同時に、図書館は「読書の喜びを知る場」であり「リラックスできる場」でありと学校生活における役割は多岐にわたります。今回は、やさしい光に包まれた居心地のよさと学校の心臓としての躍動を両立している田園調布学園の図書館を、司書教諭と司書へのインタビューで紹介します。
「協同型探求授業」「教科横断型授業」など様々な形で生徒の学びの意欲を伸ばしていく田園調布学園中等部・高等部。そうした授業によって、生徒が特に興味・関心を高め、学力をつけていく科目が理科と数学です。2021年度の大学入試において理系志望者は約45%にのぼった同校。具体的にどのような教育や指導が、理系における学びの意欲を向上させ、進路にも結び付けていくのでしょうか。今回は理科教育に絞り、卒業生と、彼女を指導した先生に話を伺いました。
田園調布学園では第二校舎「創造探究棟」が新築され、2018年10月より授業が開始されました。実技系教科を1ヶ所に集めることで、本校舎にある様々なコンテンツとのコラボレーションが容易となることが特徴で、横断型授業のスムーズな進行も期待されています。 ココロコミュEASTは「創造探究棟」で行われた美術と理科の教科横断型授業を取材し、田園調布学園が目指す新しい教育を探りました。
2017年に行われた「東京理科大学第10回<算数/数学・授業の達人>大賞」において、二度目の優秀賞を受賞された田園調布学園中等部・高等部の細野智之先生。算数/数学・授業の達人大賞は、「小・中・高等学校において、意欲的な実践・研究や創意あふれる指導により、優れた授業を実践した数学科の教員を顕彰」するというものです。細野先生は、いったいどのような数学授業で生徒たちに数学への興味をふくらませているのでしょうか。細野先生が目指す数学教育、数学科教諭としての目標など、数学に対する既存の意識を打ち砕くような意欲あふれる想いをうかがいました。
体験を重視した様々な教育活動を通して、能動的に学び、社会と関わり、目標に向かって生き生きと進んでいく女性を育成する田園調布学園中等部・高等部。「国際交流」「土曜プログラム」「体験学習・学習体験旅行」など多様な取り組みを行うことで知られている同学園は今年、国際交流プログラムとして新たにニュージーランドでのターム留学を高等部に設置。当初予定していた参加人数を大きくオーバーするほどの人気を集めている。今回はターム留学を体験した高校1年生3人と、設置に携わった清水豊教頭に詳しい話をうかがった。


田園調布学園中等部・高等部の教育


約170講座から自由に選択し、興味・関心を深め、視野を広げることを目的としています。5つの分野があり、学年ごとに推奨講座を設け、体験・知識をより深められるようになっています。他学年の生徒との協働を通して刺激を受けるのも特長です。


教科横断型授業
複数の教科の視点で考え、一つの滋養を多角的・複眼的に見る姿勢を養います。数学と音楽、国語と美術、情報と倫理、物理と数学と地理のように、全学年で約40の教科横断型授業を実施しています。


中1から高2までの5年間を通して、身近な課題から世界的な課題まで自分事として考えながら、「これだけできたんだ」という自己肯定感をもてるような活動を行います。高1の春休みには希望者が参加する海外実地研修も行います。


31団体のクラブ活動
田園調布学園には、運動部13・文化部14・同好会4の計31のクラブ活動と4つの課外活動があります。これだけクラブの種類があれば、そもそもやってみたいクラブだけでなく、あるならチャレンジしたいと思うクラブとの出会いもあるかもしれません。


校内の中央にある図書館は、高い天井に大きなガラス窓で開放感いっぱい。ベストセラーから様々な資料まで約36000冊の多彩な蔵書が魅力で、探究学習やレポート課題などで活用されます。展示も豊富で、生徒が読みたい本に出会えるきっかけにあふれています。
https://cocorocom.com/school/article/46


冬服のセーラー服は創立以来変わらないデザインで伝統を重んじつつも、夏服は、有志生徒がデザイン提案したものを2018年度から導入。今の学生生活に柔軟に対応されています。そんな中、夏服ではスラックスの選択が可能になりました。2023年度からは冬服でもスラックスが選べるそうです。ちなみに、スラックスも有志生徒がデザインを提案したとのこと。

田園調布学園中等部・高等部の
クラブ活動
- 弓道部
- 剣道部
- ソフトテニス部
- ソフトボール部
- 体操部
- 卓球部
- ダンス部
- テニス部
- バスケットボール部
- バドミントン部
- バトン部
- バレーボール部
- 陸上競技部
- E.S.S.
- 演劇部
- 音楽部
- 家庭部
- 管弦楽部
- 競技かるた部
- 軽音学部
- 写真部
- 手話・点字部
- 書道部
- 美術部
- 文芸部
- ミュージカル研究部
- 理化部
- 囲碁・将棋研究会
- イラストレーション研究同好会
- 模擬国連同好会
- SDGs同好会
2025年度 田園調布学園中等部・
高等部デジタルパンフレット
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