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清泉女学院中学高等学校
清泉女学院中学高等学校
SEISEN JUNIOR AND SENIOR HIGH SCHOOL
清泉女学院中学高等学校は、神奈川県鎌倉市に立地する私立の完全中高一貫女子校です。創立は1947年。
「永遠の真理であり愛の源である神を敬い、キリストの生き方に基づいて、神から愛された者として愛し合うこと」という建学の精神の下、平和の種を蒔く人を育てます。
「ライフオリエンテーション」「グローバル」「ライフナビゲーション」「サイエンス・ICT」の4つのスペシャルプログラムと充実したカリキュラム、きめ細やかな指導で、主体的な生徒を育てます。
ココロコミュでは、清泉女学院の教育の魅力を取材記事で紹介します。

清泉女学院中学高等学校の通学の最寄り駅は、長い歴史をもった由緒ある大船駅(神奈川県鎌倉市・横浜市)。5路線のJRやモノレールが利用でき、東京・川崎・横浜方面や小田原・横須賀方面からの通学生徒にも便利な駅です。また、その駅周辺は自然豊かで、歴史や文化が継承されたスポットやエピソードに事欠きません。学校自体も堅城として知られる玉縄城跡に立地しています。しかし、意外にもそうした学校周辺環境の充実を生徒は知りません。
そこでココロコミュでは清泉女学院の中学2年生と大船周辺スポットを探訪。学校がある町“大船”がどういう場所なのか理解を深めました。受験生も知りたい、清泉女学院の周辺環境の魅力を紹介します。
豊富な教育プログラムで、生徒を輝く未来へ導く清泉女学院中学高等学校。
生徒の成長を願って、それぞれの理念を反映した個性あふれる授業を行う先生は、生徒にとって何よりも味方であり、多大な影響力を持つ人生の先輩です。清泉女学院での6年間を支え、充実した学校生活にしてくれる先生は、どのような人たちなのでしょうか。
学生時代のエピソードから、授業でのモットー、人がわかる長所・短所や好きな作品まで、清泉女学院の10名の先生に迫りました。
清泉女学院中学高等学校では、中学3年間を通じて探究心を育む『My Story Project』という取り組みを行っています。そのゴールは、中学3年生が自分で選んだ探究テーマを、担当の先生のアドバイスをうけながら1年間かけて掘り下げ、スライド発表や作品・論文展示で発表する「My Story Project発表会(以下MSP発表会)」。3月に行われた探究学習の集大成は、枠にとらわれない「未来を切り拓く学び」を体現する充実したものになりました。
※学年は取材時(2022年3月)です。
清泉女学院中学高等学校では2021年度から学習体制を大きく変革、さらに充実させました。なかでも、土曜日に行うライフナビゲーションプログラム「My Story Project」は、中学3年間を通じて探究心を育む活動です。「My Story Project」のゴールは最終的に中学3年生で、興味・関心がある探究テーマを自身で見つけ、全員が自由な表現でプレゼンテーションすること。
今回ココロコミュでは、そのスタートである中学1年生の「My Story Project準備講座-問いを創る-」を取材しました。独自のプログラムから、未来を切り拓くために清泉女学院が伸ばす力と同校で学ぶ価値が見えてきます。
清泉女学院中学高等学校は、1512(永正9)年に築城された玉縄城跡の高台にあります。展望の良さだけでなく、自然の豊かさも随一で、この環境を活かした教育が積極的に取り入れられています。最たる科目は、実験・観察を重視した理科。理科野外学習は中学1年から校内でスタートします。身近な自然に触れ、本物を見ることを通しての学びを修得する清泉女学院中学高等学校独自の理科教育を、担当の先生に教えていただきました。
様々な価値観や文化を理解し、共感し、共に生きる人こそが、平和の礎を築く。その原点を育むのが、清泉女学院中学高等学校の「Connect the World―グローバルプログラム―」(以下、グローバルプログラム)です。その根幹にある考えや方針、生徒の多様性を活かすための充実したプログラムについて話をうかがいました。



清泉女学院中学高等学校の教育


理科野外学習
伝統的に体験学習を重視し、本物を見せ、触れさせることを大切にしています。たとえば「理科野外学習」は、現地に足を運んで「自然との共生」を肌で感じる学びで、同校が大切にするリベラルアーツの1つです。環境問題を意識する機会でもあり、グローバル教育の一環を担っています。中1では自然豊かな校内で桜やたんぽぽを観察します。中2では箱根で生きた火山にふれ、中3では神奈川県の三浦半島で珍しい地層を、高1では真鶴・箱根で照葉樹林と夏緑樹林の観察をします。


自分のためだけでなく、他者のために生きるという大きな望みを育むため、全学年に毎週1~2時間の倫理科の授業が設置されています。キリストの教えだけでなく、他の宗教にもふれ、幅広い倫理観を養います。グループワーク・プレゼンテーションを通してコミュニケーション力や課題解決力も身につけます。これらの日々の学びは、高2生の有志が主体となって開催した「AI倫理会議」や「清泉ピースプロジェクト」など、様々な課外活動につながっています。


創立以来、福祉活動を大切にしてきた清泉女学院は、今では多くの学校が行っている老人ホームをはじめとする福祉体験のパイオニア。今も中1から高3までの各学年にいる福祉委員が中心となって、募金活動やバザーの開催、障がい者地域作業所との交流会など、様々な活動を積極的に行っています。他者と時間を共にし、心をかよわせる体験を通して、生徒たちの心は豊かに育っていきます。


緑豊かな自然に囲まれた7万㎡の敷地にある本校は、1512年に北条早雲が築城した鎌倉・玉縄城跡に建っています。玉縄城の遺構の一部が校門横にあるなど歴史を身近に感じられ、自然観察も校内で十分にできる恵まれた環境です。玉縄城は、上杉謙信さえも落とせなかった、落城したことがない縁起の良い城です。見学希望者も多くいらっしゃいます(見学は許可制)。


世界中の姉妹校の多くが採用している歴史と伝統ある制服は、創立以来変わらず、ひと目で清泉生とわかります。季節に合わせて様々な制服を選ぶことができますが、入学式や卒業式、創立記念日は、正装であるベージュのブラウスと紺のジャンパースカートでミサに参列します。なかでも7~9月に着用できるさわやかな盛夏服(ワンピースでギンガムチェックとストライプの2種類)は人気です。2023年度冬よりスラックスが導入されます。


かけがえのない仲間と出会う場所として大切にされているクラブ活動には、90%以上の生徒が所属しています。合唱コンクールの全国大会出場の常連でありながら、ミュージカルなど幅広く音楽を追求する音楽部、ボランティア活動にも積極的で、中高ではめずらしいフルオーケストラを響かせる管弦楽部、高校演劇大会と清泉祭、定期公演で迫真の演技を披露する演劇部、地区大会で活躍するバスケットボール部やソフトボール部など、それぞれの部活が多彩な活躍を見せてくれます。

清泉女学院中学高等学校のクラブ活動
- 器械体操部
- ソフトテニス部
- ソフトボール部
- 卓球部
- ダンス部
- テニス部
- バスケットボール部
- バレーボール部
- 陸上競技部
- ESS(英語部)
- 演劇部
- 音楽部
- 化学部
- 華道部
- 管弦楽部
- 軽音学部
- 写真部
- 手工芸部
- 書道部
- 生物部
- 美術部
- 文芸部
- 料理部
2025年度 清泉女学院中学高等学校
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